五十歳酒

例によって近所のお散歩。

佐竹商店街にある韓国料理屋が、土曜日は三段腹(さむぎょぷさる)を2000円で食い放題をやっている。いつも日曜日に行く度に「ああ、昨日行けば良かった」と後悔しているのだが、今日は他の用があって佐竹商店街に行ったので行けた。

普段は一人前が1300円と結構いい値段なのだが、食い放題で2000円だ。しかも、いわゆる「韓国風」の店なので、キムチは食い放題だし、御飯もチゲもついて来る。三段腹も肉だけじゃなくて、サンチュや葱の切ったもの、ニンニク等々までセットでついて来る。まぁそればかりを食うのもナニだと思ったので、ナムルも頼んだわけだけど。

2順目くらいでいい加減満腹するが、3順に行こうと頼むのだが、なかなか来ない。待っているうちに腹が太って来たので、結局そこで「計算」とゆーことで帰る。店の人は3順目を出さなかったのが申し訳なかったらしく、ナムルの分は負けてくれた。

壁のメニューを見ていると、ハングルだけの品があった。テーブルに置かれるメニューは日本語も書いてあるのだが、その品だけ書いてない。「ポンテギ」なんぞ韓国語のさっぱりの連れを騙して食わせたいところだったのだが、しっかり「さなぎ」とか説明まで書いてあったくせに、「問題の品」だけはハングルだけだ。

帰り際店員に「よむやたんいっすむにか?」と聞くと、驚いたような顔をして「いっすむにだ」と答えたので、「じゃ、次また来るね」と伝えておいた。うちから佐竹商店街は秋葉よりも実は近いので、いつでも行ける。

メニュー

画像はその店に堂々と貼ってあった「裏メニュー」の案内。確かにこの辺の韓国料理屋で「五十歳酒」と注文すると、多少渋られることはあってもたいていは出て来るし、表のメニューには出てないので、「裏メニュー」であることは確かだ。しかし、店に堂々と「裏メニュー新登場」と書くあたりが、裏なのか表なのか。

「五十歳酒」とは、韓国の薬酒として売られている「百歳酒」を真露で1:1で割って飲むもの。100/2 = 50という、ヒネったのかヒネってないのかよくわからないものだ。まー、あまり日本人が注文するものではないので、これを注文すると店員は怯む。

「よむやたん」は「栄養鍋」とか書かれていることもあるが、要するに「補身湯」、つまり「犬鍋」だ。大久保や上野にもあるのだが、こんなに近所にあるとは思わなかった。

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