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女の子のための性知識  

□ 大人が教えてくれないSEXへのアプローチ □


                   2002.3.10 Vol.022

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 STDというのは、英語で性病を意味する Sexually Transmissible Diseases
(セクシュアリィ トランスミッシブル ディズィーズ)の頭文字です。その意味
は、性的な交わりに媒介される病気―「性行為感染症」。一般に「性感染症」です。
 これらの実態と予防、合わせて避妊についても一緒に触れていく心算です。

                  Transmissibleは、あるいは Transmitted

                 *


 増刊号の訂正を見て、以下のように記述した方がより正確である旨、Takeshi氏
より再度ご指摘を頂戴しました。掲載させていただきます。


 細胞分裂のときの22対の染色体は、生命体としての諸情報や、親から受け継ぐ
形質などを記録したものとして、同質の分裂をおこないます。45.46番目の染
色体は、分裂すると男(精子)の因子はXとYに分裂します。女(卵子)の因子は、
XとXに分裂するのです。

                 *

 予告致しましたように、性感染症の章はまもなく終了します。取り上げていない
STDは、もう幾つもないのですが、重たいものほど後になっていますから、書く
側からすると息が切れてしまって。…

 とりあえず、まとまりがつくまで、もう少こ〜し、おつきあい下さいな。

                           編集者:竹沢 輝美

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§4.STD(性感染症)
 
(7)HIV感染症〜自覚症状と感染



  HIVとは<ヒト免疫不全ウィルス>のことで、感染者が免疫力や抵抗力を
 失って、いろいろな菌や病気に複合的に冒されている状態を『後天性免疫不全
 症候群』と言い、頭文字をならべてAIDS(エイズ)と呼んでいます。

           *エイズ(AIDS=Acquired Immuno Deficiency Syndrome)


 HIVの感染初期は、風邪に似た自覚症状だというのが、どの参考書にも書か
れています。微熱、リンパ腺の腫れ、喉の痛み(炎症)など、とのことですが…

 その後これという治療をしなくても症状は治まり、その後7年から10年もの
長い潜伏期に入り、体内の免疫力を徐々に蝕んでいくのです。感染から発病まで
の間をキャリアといって、HIVを媒介するのです。これがこわいですね。


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 感染後2週間〜2ヶ月、自覚症状が現われる時期ですが、風邪気味かなと思う
くらいで過ぎてしまい、大抵は感染には気づかない。本人も知らないでHIVの
キャリアになっているのではないかという恐れが、現代にはついて回ります。

 キレイごとを言えば、ステディな相手以外とのSEXはおよしなさい、という
ことですヮ。

 でも、それは殆ど寝言になってしまいそうな今日の有り様ですものね。予防に
関しては無闇なナマSEXを避けようと強調しておくことしか出来ません。

 それと、ほんの僅かでも心当たりがあれば、自分をごまかす前に検査を受ける
ことだと思います。検査は血液検査のみの簡単なものです。保健所へ行けば匿名、
無料で受けられますし、献血などのとき申し出れば、簡単に検査してもらうこと
ができます。

 ただし、体内に抗体が生まれていないと検査は陰性になりますね。確実な結果
を出すには、感染から3ヶ月以上、ときには6ヶ月が必要なので注意が必要です。

 検査に必要なのは血液の採取だけですから、所要時間は5分から10分。2週
間後には結果が出ます。陽性の場合、確認検査のお知らせが届きます。

 仮にHIV感染が明らかになったとしても、今では、病気の進行を遅らせるさ
まざまな方法が生まれています。HIVに感染したから即発病、ということでは
ありません。自暴自棄になったり、誤った復讐心におちいったりしないよう、気
持ちを切り替えることが大事です。
 
 今後人間はエイズ発症を押える手段を、きっと発見します。HIV感染は、一
度かかったら治らないものであることは間違いありませんが、死亡率ということ
を思えば人は誰も100%死ぬのです。交通事故や自殺といった、避け得る筈の
突然の“死”の方が、本当は無残なのだと、わたしは思います。

 死ぬ覚悟すら固められない不意のサヨナラは、わたし嫌ですから。


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 HIVは、人の免疫機能をつかさどっているTリンパ球に感染し、その機能を
破壊します。その性格から「ヒト免疫不全ウィルス」と名づけられたんですが、
こうして、感染した人は、免疫機能の低下により、ふつうでは病気を起こさない
微生物やカビなどによって発病し、抵抗力をなくしている故に死にいたるのです。

 一連の症状を総称してエイズ(AIDS=Acquired Immuno Deficiency Syndrome)
というのですが、緩慢な死、逃れられない死、というイメージに対して、最初は
ひどく恐怖を覚えたことを記憶しています。

 その恐怖感は、わたしひとりのものではなかったらしく、いたずらに感染者を
差別する風潮につながってしまったのは残念なことでした。非加熱の血液製剤な
どで、不慮の感染をしたひとたちにとって、悲劇の二重奏のような現実を差し出
すことになってしまったのです。

 人間のおもいやりなんて、自分が安全な所にいない限りモロイものなんですね。
前にも述べましたように、わたし自身、身近な人がHIVに感染したと聞いて、
平静に通常にあたり前に、いつものように接することができるか、自信がありま
せん。

 まだその実例がないもので尚更なんですが、これはわたし自身にとって、とて
も重たい問いかけになっています。みなさん考えてみたことがおありですか?


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           お勉強のためのHP紹介

   詳しいことを知っておきたい方のために、この頁をお知らせして
   おきます。“いろいろエイズ”というサイトの一部ですが、情報
   の量には圧倒されるかも。整理されているのが嬉しいテキスト型。

          『HIV・エイズの基礎知識』
    http://www.platz.jp/~iroiro/naka01-bin/naka01.html 

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             ≪女の子の諸症状≫

     女の子には、病気じゃないけどチョットという、いろいろな
     症状があります。うん、直接病気ではなくても病気のサイン
     という場合も含めて簡単な知識は持っておいた方がいいもの
     が、かなり沢山あります。ポケット知識的にご紹介します。

                 *

 【おりもの】

 漢字では「下り物」となります。体内から下りてくる分泌物だからという
ことでしょうね。他にも「帯下」と書いて<たいげ><こしけ>とも言いま
す。若い人はコシケなんてことば知らないかもね。

 おりものの正体は(って大袈裟ですが)じつは色々まざっています。

 子宮内膜の再生時に分泌される粘液。生理のとき毎回はがれ落ちるのを、
女性の体は修復するのですが、その時粘液を分泌しながら細胞が増殖します。

 排卵期に子宮頸管から分泌される粘液。たまごの白身状に粘り気の強いも
のです。

 膣壁の古い細胞が落剥したもの。頭ならフケにあたるんでしょうか。

 外陰部のバルトリン腺、皮脂腺、汗腺からの分泌液。

 おりものは、女性の健康のバロメータです。ホルモンの状態、病気の有無、
妊娠の確認、出産の時期や年齢の推定、排卵の有無、みんな判るんですから
たいしたものでしょう。

 おりものは多少あって正常です。正常なおりものは透明ないし乳白色で無
臭です。ただし、下着について乾いた状態はやや黄色味がかっています。 
 量は個人差があって、多いから異常、少ないから平常は一概に言えません。
目安としては、一日に何度も下着を替えなければならないようなら、病院で
検査を受ければよいでしょう。

 異常の兆候は、簡単に以下のとおり。


 白いカッテージチーズ状のぽろぽろしたものがまざる。
 水っぽい。このふたつはカンジダ膣炎の疑いがあります。

 黄色い膿状のもの。トリコモナス膣炎、子宮頸管炎など。

 茶褐色のもの。クラミジア頸管炎、子宮筋腫、ガン、ポリープ、
        その他諸々が原因の性器内出血が疑われます。
        またはタンポンの出し忘れ腐敗かも。

 臭いがきついのは上に準じます。


 これらを自覚したら、とりあえず病院へ直行しましょう。

 
                       (取材協力:安見 国輝)

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マガジン名      女の子のための性知識  
           □大人が教えてくれないSEXへのアプローチ□

週刊予定       毎週水曜日配信・若干のズレはご容赦ください。      
編集者            竹沢 輝美(たけざわ てるみ)
発行人          安見 国輝(やすみくにあき) 

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