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女の子のための性知識
□ 大人が教えてくれないSEXへのアプローチ □
2002.3.28 Vol.023
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≪性教育のゆくえは?≫
STD(性感染症)のこと、もういくつか、お伝えしたいことはあるのですが、
続けて書いても「本当に言いたいこと」からやや遠ざかるようで、一息つくために
も、一時別内容に移らせてください。
内容がちょっとばかり硬くなるのを承知で、STDの怖さを医学知識的にならべ
てきたのですが、怖いのは「無防備」なSEX――その結果の無制限な感染という
ことなのです。
でもいってみれば、危険はどんなことにもついて回ります。突発的な交通事故を
恐れるあまり、一歩も家を出ないのはどこか変ですね。
また食品添加物は体にイケナイのは確かですが、私たちが日常手に入れることの
出来る食べ物には、法律にもとづいて添加物がしこたま加えてあります。危険だと
いって断食しても飲料水までナニヤラ発ガン性がどうしたと言われる始末。
わたしたちは、危険なところで、危険なものを摂取しながら、危険なことをして
暮らしていることになりますね。
これも現代のヒズミなんでしょうが、解決策はヒズミに気づいた人が増えるにし
たがって発見されるもんだと、わたしは鷹揚に構えております。そういった点、人
間はじつにマメだと思いますもの。
STDは、性に関する危険のなかでは、対策の立て易いものだといえます。
それはつまり、明らかに症状という結果が出ますので、そこから目をそらさない
限り、対処の方法はあるからです。
もっと日常や現実のなかに、SEXの危険が潜んでいませんか?
SEXは、ふつう人目にはふれませんが、ごく日常的な行為です。しかし、人間
関係として見れば、かなり特殊な関係だとは言えます。ん〜、つまり裸のおつきあ
い。ふつう1対1の最小単位。互いの隠しているところを見せ合う。でも、本音の
底ではわからないことだらけという、そんな人間関係。
ひとは言葉や態度ひとつで、互いの関係を左右させますね。まして性行為という
デリケートな関係においてはなおさら。
SEXは、このうえなく楽しい関係なんですが、肉体的にも精神的にも、ふたり
が成熟していないと本当に楽しむまでには至らないでしょう。それどころか、心に
も身体にも傷を残しかねないものです。ここが危険。…
見るからに未熟な性関係、いくらでも見聞きするこの頃です。せめて知識なりと
一通りは持ってくれているのかって、こころある親なら案じていると信じたいんで
すけれども。そして、親も社会も学校も、やきもきはするんですが、うまく教える
自信がありません。
無理もない。SEXがここまで日常性を獲得してくるとは、ここ100年程の間
には予想もできなかった事態ですから。ましてヘアー解禁(マスコミ用語)からの
十数年の異常な加速度に、現状、いまの時代のリーダー達ではついて行けなくなっ
ているのです。
判断に困れば先送り。これは行政のお約束でありますヨ。
だから、教育とか政府発言からは、SEXのにおいを細心の注意で除いてありま
すね。無味乾燥な部分だけは、とってつけたような『性教育』として実施をはかっ
ていますけど。お若い読者のお便りからは、共通の声として「学校の性教育では、
SEXのことがわからない」という意見が届きます。
教えられていることの内容が、わからない教育なんて。ねえ…
公(おおやけ)には、いまだに閉ざされたままの『性』。やはり、比較的自由な
在野の私人から発信され、次第に性解放の潮流をつくっていくのが「遠い近道」な
のかもしれません。案外、時の行政も、そんな風潮を待っているのかも。
編集者:竹沢 輝美
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≪性教育・わたしのプログラム≫
生徒に性を教えようとして、最初につまづくとしたら性行為の描写でしょうね。
その原因の多くが、教える側の教材が不足していることです。今の現役教諭たち
は、年齢も若いし当然経験的にも(失礼ながら)たいしたことはないのでは?
性行為を自分の言葉で語りにくいとすると、次は参考書をさがしますが、生徒が
発見するのとおんなじようなものしか見当たりません。女性週刊誌の特集記事か、
ポルノ小説。AV(アダルトビデオ)に家庭用性医学の事典。くらいのところ。
これらに共通するのは、専門的な表現か、刺激をかきたてる表現の、いずれか両
極端で、学校教育にふさわしい言葉遣いではないということですね。
サア先生は困ってしまいます。
創意工夫の時間的猶予もないままに、カリキュラムの消化だけは求められますか
ら、結果はツギハギだらけの当たり障りのないものになりがち。義務をはたして学
校側は安堵の胸をなでおろしたとしても、とりのこされた生徒たちは、何もわから
ないまま独自に実践へと進んでいってしまいます。
これは、形の上では学校に責任はないのです。
私は都内の高3です。今、1つ年下の彼と付き合っています。
登録したのは最近なのですが
メルマガ、本当に参考になっています。
私たちはまだお互いSEXの経験がありません。
彼は愛撫等をしてくれるのですがコンドーム
を持っている様子もないし、やはり避妊面が
かなり心配なので私がOKを出せないのです。
彼にこのメルマガ読んでもらおうかな?
彼は本当に私のことを思ってくれています。
だから、避妊等の安全面がもっとしっかりしたら
彼と一つになってもいいかな・・って思います。
私自身もコンドームの使い方とか全然知らないし^^;
安全で、後悔のないようなSEXがしたいです。
だから、これからもいろんなこと教えてください!
これからも応援していますね☆
こうしたナマの声を、現場の教育関係者はどう聞くのでしょうか。
第1部で、このメルマガでSEXの行為を取り上げていた頃に頂いたメールのう
ちの一通です。同じような内容のメールは、ほかにも沢山あるのです。
で、この頃、内容にアダルトな表現が含まれている、との裁定で配信停止の騒動
が起こり、対策として<『えっち』突入、新人用マニュアル>の最終回を希望者へ
の個別配信にして切り抜けたのは、古くからの読者かたがたはご存知のとおりです。
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≪はじめの目論見は?≫
わたし自身は性教育の手順を次のように模していました。
性教育の実施には、彼ら生徒たちはSEXを知っているし実践もしていることを
前提におく必要がある。
SEXは人間関係のひとつで、日常にとても近いところにあるのに、人は知らな
いふりをする。それはなぜかを考えさせるのは効果的な導入になるだろう。
SEXを語る言葉は、教壇に立つ教師自身で見つけ出すのがいちばん無理がない。
体験をことばに集約するのは、教師にもっとも求められる能力ではないか。
そのうえで、SEXをある程度具体的に生徒に聞かせてあげたい。
SEXは、本気で好きになった男の子と女の子が、おたがいをもっと
知りたいと思う気持ちが最高に高まったとき、その気持ちを身体で形
に表現したものです。
もともとの目的は子供をつくるための行為ですから、中心になる器官
は生殖器(性器)で、ふたりの性器は、肉体的につながれることにな
ります。
SEXのとき、男の子の性器は硬く長くなり、潤いをまして柔らかく
なった女の子の性器に挿しいれられます。
そして精子を注ぎいれることで、SEXはひとつの終わりを迎えるの
ですが、このとき快感をともなうことは、みなさん、もう知っていま
すね。
ではこれから順番に、男女の生殖器のことから説明していきましょう。
という風に前置きして、この「性知識1」〜「性知識12」を説明していけばいい。
そのように書いたつもりでした。「つもりでした」というのは、今はHPなどへの
公開をしていないため、内容をご存知の方は限られているものですから。
世の中に、言いたいことがあって、出版のツテも費用も持たない者にとっては、
メールマガジンという出版形態は天佑でしたね。お金かかりませんもの。
ところが、あの前述の騒ぎでした。かなり制約を受けて、これからどういう形で
広く世の中に訴えていったらいいのかと、ちょっと途方にくれていたのでした。
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≪打開策になるか?≫
こうしてマガジンを発行してきた目的の大半が行き詰まりかけたのですが、捨て
る神あれば拾う神、とはよく言ったもの。ある出版社が、この原稿に目をつけて下
さったんです。書物として書店にならんでもいいだけの内容はあると評価してくれ
たわけです。
ただし、いま提示されている共同出版の分担金は、そうそう簡単に工面できる額
ではありませんので、事は即決とはまいりません。話ははじまったばかりなんです
が、おかげさまで、ゆくての閉塞感はなくなりました。
可能性としての「出版」が考えられるということ。仮に、それが実現したら、こ
れまでに有料で総集編のレポートを取って頂いた方々に、まっさきに差し上げなけ
ればなりませんね。素人のメルマガが少なくとも出版うんぬんの話に進んでくるま
でには、こうした方たちの応援が、どれほど力になっていることでしょう。
本当に、こころから感謝を申しあげます。
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出版推奨のお話には驚きましたが、快挙ですね。ふぅ〜ん。へぇ〜。と
感心しっぱなしです。
出版社からの所見も頂戴しましたが、お世辞半分としても好意的でした。
「思春期の子を持つ家庭で親子そろって読める爽やかさがあります。語り
口が医学書的でも教科書的でもなく、素直に『なるほど』と思える温か
い視点で書かれているのも、評価されるでしょう。」
「筆者の軽妙な文体とユーモアのある語り口… マイナス要素を一切感じ
させない文章力…。柔らかい春の陽射しが包む中、思わず口元がゆるん
でしまう質の高いエッセーを読んでいるかのような気持ち良さ」
「第2章は『えっち突入 新人用マニュアル』と題して、初心者の男の子
へのアドバイス形式で話が進められています。サインの読み方、気分の
高め方、服の脱がせ方からタッチのし方までのHOW TOが詳述され、
ひじょうに優しい筆致で女性に心地よい状況や心遣いが具体的に描写さ
れています。
初心者だけでなく、多くの BOYS & MEN に読んでほしい内容です。」
その他まだあるんですが、いや輝さん、あらためて大したもんだと尊敬
しました。脱帽!
発行人: 安見 国輝
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『今週の声』
Yukko さん 初めから読みたいと思います...!
happy-* さん 毎回楽しく読ませてもらってます☆これからも
メルマガ発行頑張ってください☆
high school☆ さん 毎回すごく楽しみにしてます☆そして週の楽しみ
の一つです!!
くぅ さん とってもためになります。こんな勉強してみたい
と思っていたので…。こんなMMが学校の性教育の
教科書だったらいいのになぁって思います。
とっとこ公太郎 さん 朧気にしか知らなかった下り物について知ること
が出来た。
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マガジン名 女の子のための性知識
□大人が教えてくれないSEXへのアプローチ□
週刊予定 毎週水曜日配信・若干のズレはご容赦ください。
編集者 竹沢 輝美(たけざわ てるみ)
発行人 安見 国輝(やすみ くにあき)
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