天国のお友達のページ( 9 )

1999/08/15.

ftyさんの
ペットロスに対する
一考察

いま、ネクタイ掛けの裏で遊んでいる白文鳥は、正確に言うとうちのペットではありません。

週末だけ預かる「里子」みたいなもんです。

でも、いくら叱っても食事時は私のお茶碗に座って温かいご飯をがっつき、夜は私の首のくぼみで眠るような人懐こい子です。

この子との出会いで、私の人生は変わりました。

この子がいなくなったらと考えると「ペットロス」を他人事とは思えません。

でも、今のうちから、自分を見失うほど愛しすぎないように、気持ちのどこかを引き締めています。

ペットを飼うからには最後まで責任を持ちましょう、とはよく聞く言葉ですが、最初から別れを覚悟しましょう、ということも必要だと思います。

もちろん、自分の方が先に死んだときのことも考えて。


kobayashiさんちの
ドバとの
ピーちゃん

まだ涙が止まらないとメールをくださいました

「先日、ある会社の花壇の植え込みの中に、コンビニの袋に空の缶ジュースと一緒に入っている土鳩の雛を見つけました。可哀相に思い、ある区に電話をしたのですが、鳥は引き取らないと、言われ自宅に連れてかえりました。

ピーピー口を開けて餌をねだる姿がとても可愛く何をあげて良いかわからず、取りあえず食パンを細かく千切って水に浸し、大きく開けたくちばしの中に入れてやりました。そうして可愛がっているうち、三日目に自分でパンを突っつく様になり、ヨチヨチ歩く姿がとてもユーモラスで家族の一員になりました。そして、だんだんと成長してくにつれ、ヨチヨチ歩く姿が痛々しく感じられました。

実は、拾った時すでに左足の前三本の中指、よく専門家ではないのでわかりませんが折れていたのです。これでは、だんだん大きくなる体を支えるのが大変と思い近所の動物病院へ連れてくように母に言いました。そして母は病院に連れていき診察をしてもらい、母の話によると小さな雛では手の施しようがなく自然に固まるから大丈夫。餌をちゃんと食べているのなら心配ありません。時々ミミズを食べさせると良いと言われたそうです。私も安心し、毎日家に帰るのガ楽しみになり、昼間は電話で、ピーちゃん元気!(私の母がつけた雛の名前です)。うん元気だよ今電話を取っている私の足元でじゃれてるよ!私の後をヨチヨチ後を追ってくるよ。とても可愛いよと嬉しそうに応えていました。

そして二週間たち、母が最近パンを食べなくなった。魚の白身は喜んで食べるよ。私は病院で時々ミミズを食べさせると良い。と聞いていたので何も気にとめず、パンが飽きて動物性蛋白質欲しいのかとしぐらにしかと思いませんでした。

後になってみれば、なんと無知だったのだろうと自分を責めても、責めても、責めきれません。そして雛はだんだんと餌をあまり食べなくなりました。お腹を見るとプックリと膨らんでも、ヨチヨチ重そうに歩いている雛を見てこれは大変だ!早く病院に連れて行かなきゃ死んでしまう!早速先日の病院にと母は急いで連れて行きました。

診察すると食べ過ぎです。何を食べさしていますか?すると母は食パンを千切ってと応え、新しいパンはお腹に溜まって膨れるから駄目です。古い二三日、たったパンが良いと言われ、レントゲンを撮り嘴からバリュームを飲まされて、今日は何も食べさせないで暖かくしてくださいと言われて帰ってきました。そして母はペットボトルにお湯を入れて、その上にタオルを巻き雛を座布団に乗せ、お湯の入ったペットボトルに寄りかかせ、その上にタオルケットをかぶせました。

雛は苦しそうに喉を動かして目をつぶって羽を膨らませていました。私はこんな小さな雛にバリュームなんて飲ませて良いのだろうかと思いました。そしてその日の晩にタオルケットから、ヨチヨチ這い出してきて元気になったかのように、餌をねだるように私の指の間に嘴を入れてきました。これも今とはなっては遅いのですが鳥の空元気だったのですね。私がもう少し早くこのホームページを見ていたならと悔やまれてなりません。

次の日も昼間は目を閉じてじっとして、夜になると元気になったかのように餌をねだります。与えていた餌は、やってはいけない湿ったニンジンとジャガイモをすりつぶしたものでした。その晩はいつもより、遊ばせて歩かせてしまい翌朝段ボールを開けると、いつもなら立っているのに、その日はベタットしゃがんでいると母が言いました。私が見ると毛ガ膨らんでいかにも衰弱しきっていました。

私はその日は会社を休みペットやを探して薬を買いに行きました。するとペットやでは今は薬は扱えなくなったと言われ、しかたなく家に戻り、するといち早く買い物から帰った母のドアの音を聞いた雛は羽をばたつかせながらタオルケットから出てきたけど足が後ろに伸びきっていました。私はあまり頼りになる病院ではないと思いつつも母は病院に行き雛を見せると、かなり衰弱していますねとスポイトで何か栄養剤を飲ませたそうです。そして牛乳に砂糖を入れてちょくちょく飲ませ、暖かくしてください病院から帰ってくると雛は嘴の先を少し開けて息をしていました。

そしてだんだんと、頭を下げて嘴の先から、赤い栄養剤の何かわかりませんが、嘴の先から滴り落とし私の指濡らしました。私は思わず心の中で「ピーちゃん許してくれ」!私がもっと早く鳩の飼育の勉強をしていたら、君を苦しませずに済んだに。そうしてる間に分刻みで雛の様子ガ変わりはじめ、タオルケットから何と形容して良いのか、もんどりうって羽をばたつかせ嘴を左右にのけぞらせました。私はおもわず手のひらの上にピーちゃんを乗せました。そして静かになり突然がくんと頭が手のひらに落ち私が「ピーちゃんと」!叫ぶと頭をもとに戻し目をあけました。

私はしばらく何がなんだかわかりませんでした。そうですピーちゃんは私の手のひらの中で絶命したのです。そして私は何回も心の中で無知な私を許してくれ、勘弁してくれ、と謝り続けました。そして、病院がもっと鳥類に詳しい病院だったら適切な鳩の餌の与えかたや、飼育の仕方が早くわかっただろうにとホームページに出ていたように直に病院に連れて行ったのだから。

六月二十九日午後2時55分逝去六月八日の朝に出会って二十一日間余ピーちゃん楽しかった事もアッタヨネ!ありがとう。何もできなくて御免。君のことを考えるとああすれば、良かった、こうすれば良かったと胸が張り裂けそうです。

今日の朝も母が庭に埋めた君の墓前にお線香をかたむけていました。いきなり思うがままの、突然へのメールに返事をくれ有り難うございます。そして慰め励ましてくれ、おまけにピーちゃんのご冥福をいただき、ピーちゃんも天国で感謝していると私に伝えてきました。それはというのは今日の朝、普段は鳩の声などしないのですが、鳩、独特のクウック クという声が、ピーちゃんの眠っている裏の庭から二三かい、有り難うと聞こえてきたのです。

朝、会社への出掛けに母がピーちゃんがピーちゃんが、いなくなって寂しいよ。また昼間一人になっちゃうよ又雛が捨てられていたら、拾ってきておくれと、私に言いました。私はこんなことは滅多にある事じゃないよと言って胸が詰まるおもいで会社に出かけました。

それから、母がメールを出しておくれというので、母の書いた文をメールに出します。

『箱の中のピーちゃん朝おきて呼ぶのが、たのしみでした。元気でえさを、たべて大きくなって毎日が楽しく頭のよいピーちゃんになって、ひざの上にのせては遊んでいました。私がお勝手に行くと のこのこと、あと着いきて待っていました。そのしぐさが かわいくて なんとも忘れられなくて泣いてしまいます楽しい思出ありがとう母より』原文のまま。

ほんとうに、なんていったらいいかわかりませんが、ピーちゃんが天国でお友達と安らかで居てくれることを祈っています。

どれくらい可愛がられていたか本当に、家族の一員だったんだと思います。せっかく病院にもつれていってもらったピーちゃんだけど、天国に旅立ってしまったんですね。

でも、今は、天国でお友達に囲まれているのではないでしょうか。安らいでいると思います。

ピーちゃんのご冥福をお祈りするとともに、自分で判断できない患蓄が運ばれてきたときには、専門医を紹介する度量を持つ動物のお医者さんが増えることを願ってやみません。


柏原さんちの
犬(雑種)の
パプちゃん

まだ涙が止まらないと、アンケートを送ってくださいました。

「愛犬が突然死んでまだ十日。最期をみとることができなかったのが残念です。早く立ち直らなければ行けないと思うのですが、せめてもう一度会いたくてしかたありません。私にとってあのこは姉妹でした。」

パプちゃんは、天国に逝ってしまったんですね。

まだまだ最後の別れのときばかりを、思い出してしまうと思いますが、パプちゃんと兄弟のように過ごされたのなら、今パプチャンが何を考えているかわかると思いますよ。

「さっさと天国にきて、寂しい思いをさせてごめんね。だけど、わざと意地悪でこうしたんじゃないんだよ、いつでも楽しかったね。ここからいつまでも見守っているからね、だから、悲しい思い出ばかりを思い出さないで、楽しかったことやうれしかったことをたくさんたくさん思い出してね。」

本当にどれくらいたくさんの楽しい思い出を、パプチャンがくれたのか、想像もつかないくらいです。

兄弟のような存在が、もういなくなってしまうということは、とても悲しくて恐ろしいことですね。だけど、パプちゃんは、あなたを悲しみのどん底に突き落とそうとして、天国に逝ったのではないですよ。

できることならまだまだいっしょに居たかったと思いますよ。だから、パプちゃんのことを思い浮かべて、

「楽しいことがたくさんあったね。とても仲良くできてうれしかったよ」って、言ってあげて下さいね。その思いがとてもうれしいと思いますよ。

パプちゃんには。楽しい思い出は残してきたけど、今、とても悲しませているって、どうしたらいんだろうって、天国のパプちゃんを悲しませないためにも、できるだけ楽しかったうれしかった可愛かった思い出を、たくさん思い出してあげてくださいね。

まだまだ身近にパプちゃんの生々しい思い出があふれていて、苦しいでしょうが、もう少し時間がたったら、楽しい思い出をたくさん思い出せるようになると思いますよ。

パプちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。

天国のパプちゃんが今は安らかな思いで居てくれますように。


佐々木さんちの
ビーグル犬の
チャコちゃん 8歳11ヶ月

まだ、涙が止まらないと、アンケートを送ってくださいました。もう、ペットロスが嫌だから、ペットは飼わないそうです。

「先週の月曜日に愛犬チャコが亡くなりました。家族の一員になって、8年11ヶ月。どこに行くのも一緒についてきて、まだまだ立ち直れそうにはありません。」

可愛いチャコちゃんは、生まれたときから家族の一員になったんですね。その可愛いチャコちゃんを失ってしまったら、どうして良いか判らなくなりますよね。そこにいるのが当たり前の存在だったのに、もういないという事は、なかなか受け入れられるものではないと思います。どんなに寂しい事でしょうか。

天国に逝ってしまって、寂しいよ、悲しいよって、どんどん感情を表わしてください。そうしないと、胸の中にだけためておいたら、苦しくなるばかりですから、そばに理解してくれる人がいれば、その人にうちあけてください。いなくても、天国のお友達にうちあけてください。

だけど、楽しい思いでもたくさん思い出してあげてくださいね。天国で、チャコちゃんが寂しがるかもしれません。楽しい思い出をたくさん作ってきたのに、悲しみだけを残してきた様で、どうしたら良いんだろうって。

可愛いチャコちゃんの事を私たちも忘れません。

チャコちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。チャコちゃん、天国のお友達と楽しく遊んでね。


takaさんちの
文鳥の
しろちゃん

まだ涙が止まらないと、アンケートを送ってくださいました。

「これからもかわいい文鳥をかわいがって行きます。」

文鳥のしろちゃんは、とても可愛い文鳥ちゃんだったんですね。良い思い出をたくさん作ってくれたんですね。まだ涙は止まらなくても、もう文鳥は飼わないという悲しい言葉ではなく、これからも可愛がっていくと言うお言葉で、とても良い関係だったんだなぁっていう事がうかがえます。しろちゃんは天国で喜んでくれていると思いますよ。「とても悲しませてしまったけれど、でも、大好きだって言う気持ちがちゃんと伝わっていたから、これからも、仲間の文鳥を可愛がってくれるんだね。」って。天国には文鳥ちゃんのお友達がいますから、仲良く遊んでね。何時までも忘れないよ。良い思い出をありがとう。大好きよ。

しろちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。

ペットロスのアンケート

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