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December 22, 2004

秋に読んだ本

図書館で何冊か借りた本。

まず読むときに、先入観を捨てて読むことをこころがけたのだけれど、なかなか難しい。どうしてもあのかわいい綿矢りさの顔が浮かんでしまう。読みやすい若者っぽい文体。特に乱れているということではない。独特のリズム、なのだけれど、変わりすぎていることもない。後味も悪くないし、そんなに悪くないと思う。（でも蹴りたい背中 のほうが良かった。） 丁寧できれいな文章の中に身を沈めている時間の幸福。このエッセイ集は前にも読んだことがあることを忘れていて、途中で思い出したのだけれど、何度でも楽しめる味わいぶかさ。文庫も出ているようなので買おう。 恋愛エッセイ集。すんなりと荷物を持ってもらえる女の子（人）に、わたしもなりたいとずっと思っている。

December 22, 2004 10:43 PM

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