【わ】

ワークエリア (work area)
作業領域のこと。以前からノートPCの類を買って使いたいと思っていた。 これがあれば、どこでも原稿が書ける。新幹線に乗っていても、あるいは国際便の 旅客機に乗っていても、蕎麦屋でも宿屋でも、ディズニーランドでも北アイルランド でもニュージーランドでもソープランドでも、電池の充電ができて電話が通じる ところなら、どこでも作業領域にして、バリバリ仕事ができるというものでは ないか。単行本の印税で買えるといいなぁ... そう、思っていたのである。 単行本の印税で、めでたくThinkPad 535を購入した。壊すといけないので、家の中で 大事に使っている。

ワークシート (work sheet)
作業用シートのこと。どういうわけか青か緑色のシートが多い。たまにグレーや 銀色のものもみかけるが。色のヴァリエーションが少ないのは材質による制限だろう か。色が決まっているもの、というのは現在ではごく少数だ。自動車やオートバイの タイヤ、ヒマワリの花、高速道路のトンネルの照明、牛丼屋の看板、アメリカの 紙幣、岩波文庫の表紙、碁石、コーヒー、血、マヨネーズ。

ワークステーション (workstation)
さまざまなプラットホームで作業ができるようになったのはありがたいが、 白線の内側から出られなくなったのは情けない。

ワードプロセッサ (word processor)
言葉を書き並べて原稿にするための道具。似ているが、 フードプロセッサでは原稿は書けないと思う。

ワーム (worm)
ミミズなどの環形動物や、節足動物である昆虫の幼虫(ウジや芋虫、毛虫の類) などの古い呼び名であり、もっと昔は蛇や竜のこともワームと言ったらしい。
「たいていの動物は、基本的に細長くて左右相称である。そのため、そういう 形状を示す生物で、その正体がわからない場合、それは蠕虫(ワーム)と呼ばれる」
-スティーヴン・ジェイ・グールド 『ワンダフル・ライフ』 渡辺政隆訳


「毛虫の歌」

おれらは食う。食う食う食う。
食うのがおれらの仕事だぜ。
おれらは食(は)む。食む食む食む。
食むのがおれらの人生だ。
人生楽ありゃクモもある。
地獄もあるさアリジゴク。
だけどおれらはくじけない。
泣くヒマあったら食ってやらぁ。
おれらは食う。食う食う食う。
食ってサナギになってやる。
それから羽化して交尾する。
可愛い毛虫を産むために。

ワールドワイドウエブ (World Wide Web)
インターネットに張られているクモの巣。 これに乗って遊ぶ「ウエブ・サーフィン」が人気を博したが、帰ってこない人も いるらしい。

ワイヤフレーム (wire frame)
針金細工(JIS)。

ワイヤレス (wireless)
無線。わかりやすいですね。

ワイルドカード (wild card)
野生動物の札。猪、鹿、蝶ですね。

割込み (interrupt)
「すみません、急いでるんです」などと言いながら じゃんがららあめんカリブの海賊待ち行列に割込んだりしてはいかんな (^^;

ワンチップ (one-chip)
犬の鳴き声を録音したLSI。


【ゐ】

居留守 (日本語)
留守番電話を常に「留守」の状態にしておくこと。


【ゑ】

ヱビス (YEBISU)
日本国産ハッカーの宴会に欠かすことの できない御用達銘柄。でも私は英国風の上面発酵ビール の濃い奴も好きです。寒い季節はとくに。


【を】

終はり (end)
やれやれ。これで終はりですね。


【ん】

ん? (日本語)
ま、気にしないでください。


【目次】

Copyright(c) 1996 Kunio Yoshikawa

無目的コンピュータ用語辞典 / 吉川邦夫 / kneo@mix.or.jp