[2008年3月15日(土)] 大山〜伊良湖岬 (おおやま〜いらごみさき)

≪後半≫

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コ−ス=≪前半≫
06:36(名鉄)新安城 発−07:05豊橋 着−07:26(豊鉄)新豊橋 発−
−08:07三河田原 着−08:19(豊鉄バス)三河田原 発−08:47大山下 着−
−08:50大山下スタ−ト−09:10白山神社入口−09:20同 発−
−09:50鉄塔下−10:00大山頂上 着−10:15頂上 発−10:45白山神社−
-10:50(車)白山神社 発−11:00(車)菜の花畑公園−(車にて移動)-
コ−ス=≪後半≫
-11:15(下車,以後徒歩)日出の石門−11:30椰子の実公園 発−
-12:00伊良湖岬灯台−12:30フェリ−乗場−12:35レストランにて昼食−
-(豊鉄バス)14:33伊良湖岬,道の駅 発−16:32豊橋 着−
-16:45(名鉄)豊橋 発−17:12新安城 着

《時刻で発着表示のないものは到着時刻です》

参考資料=コ−ス略図全体図

≪後半概要≫
“大山”下山後、親切なお父さんの車に乗せてもらって“菜の花畑”も見物させて頂き、さらに車で“伊良湖岬”まで送って頂く途中、“伊良湖”手前の“日の出の石門”と云う名所で車を下車、「ここから歩いた方がいろいろ見物できるよ!」と、このお父さんは良く気を利かしてくれて大変有り難かった! 彼らとはそこでお別れ、6年生の女の子が寂しそうにしていたのが印象的だった! “日の出の石門”は海に面した穴の開いた大岩、そしてその上には“島崎藤村”の詩で知られる“椰子の実”海岸、それらを見物した後、美しい海岸線を眺めながら遊歩道を歩いて“伊良湖”まで。

さらに“恋路ヶ浜”からいよいよ渥美半島最西端の岬の灯台まで、太平洋の荒波海岸に突き出た灯台と、その近くの多くの石に刻まれた万葉の歌集などを見学しながら岬を廻り込んで“道の駅”と云われるフェリ−埠頭へ。そして元の“伊良湖”へ戻ってここでやっとランチタイム! 今日もいつものとおり弁当持参だったが、せっかく海の幸豊かな“伊良湖”へ来たのだから、とレストランで名物の“大アサリ”を奮発! 食後店の前の“恋路ヶ浜”で大昔の恋人としばし日向ぼっこ! そしてフェリ−乗場近くのバス停まで戻って午後2時半過ぎの最終バスで2時間も掛かって“豊橋”まで帰り着いた。総歩行距離は全部で約11kmの楽しい歩きでした。

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↓11:15、国道42号線、登り坂の途中にある“日出の石門”、“椰子の実記念碑”【写真No.01】、ここで親切な親子連れの車から降ろしてもらう。別れが惜しい!(涙)、、、この右手の崖の上は“大山”山頂からも微かに見えた“伊良湖ビュ−ホテル”。そしてこの国道上から振り返り見ると一直線に伸びる美しい海岸線【02】とその先には先ほど登った“大山”も、、、さらに階段下りの途中からズ−ムアップして見る【03】、、、この下が“日出の石門”、長い海岸線は“片浜13里”【04】。即ち静岡県の浜名湖まで、遠州灘沿いの長い海岸線! 先ずは階段途中右手の“椰子の実”公園へ【05】、そこにはこんな説明も【06、07】。♪名も知らぬ、遠き島より、流れ寄る椰子の実ひとつ、、、♪あの懐かしい“島崎藤村”の唱歌!

↓ここ“椰子の実”公園の海側に立つ石碑【08】には唱歌の旋律と詩も刻まれていた。さらに階段を下って“日出の石門”を見下ろす岩の上へ【09】、太平洋の荒波の浸食によって真ん中が洞穴となった石門は二つ有って、海の中に立つのが“沖の石門”、角度によっては年に二回、日の出が石門の穴から荘厳に見えるとか! しかしこの角度からは穴が良く見えない。右手の様子【10】、遠くの三角錐の島が“神島”。逆光の岩の上でポ−ズ【11、12】、その後ろは断崖絶壁【13】、もう一度この岩の上から右手を見ると二つ目の“岸の石門”【14】

↓後ろを見上げると“伊良湖ビュ−ホテル”【15】。階段を途中まで戻って左手が有名な“恋路ヶ浜”や灯台へ向かう遊歩道【16】。11:30、ここを出発して遊歩道を行くと、、、正面に広がる“恋路ヶ浜”の美観【17】、あの遠くの集落が“伊良湖”だ!、、、この綺麗な海岸線を眺めながらの遊歩道歩きが続く【18】、、、左手、紺碧の海と“神島”【19】、、、遊歩道は間もなく隣の42号線車道と接近し“伊良湖ビュ−ホテル”への入口近く【20】と、この位置から見た“恋路ヶ浜”の海岸線【21】

↓遊歩道の歩きが続く、、、隣の車道の右手は菜の花畑【22】、、、間もなく灯台と岬方面への三叉路【23】、、、先ずは灯台方面へ、と左手の道を下って行く【24】、、、そして着きました、ここが“伊良湖”【25】、駐車場の右手にはレストランや土産物屋が並んでいる。左手は“恋路ヶ浜”、昔の恋人とロマンティックに砂浜散策を! と思ったけど近くに来たら流木が多くてあまり綺麗でもないので止〜めた!【26】、、、さらに直進【27】、、、フト振り返ると海岸の先、先ほどの“伊良湖ビュ−ホテル”【28】、ホテルの両サイドとも海が見えるあんな絶好の地に立つホテルは高いだろうな〜?(^_^)

↓今度は右手に太平洋戦争での戦没者慰霊碑【29】、太平洋を一望の下に見渡すこの地を招魂の地としている。ちょっと目礼してさらに前進【30】、、、すると左手にこの標識【31】、つまり灯台の方から来た人の為の標識だ。この先から階段を下って行ったら【32】、、、コンクリ−トブロックと目前に広がる海は三河湾から太平洋に抜ける“伊良湖水道”【33】、ちょうど“神島”の手前を大型タンカ−が通っていた。右手に進んだら、、、ちょうど正午に着きました、“伊良湖岬の灯台”【34】、ここが愛知県の最南端、渥美半島の最先端だ! ここでハイ・ポ−ズ!【35】

↓もう一回ハイ・ポ−ズ!【36】。説明によるとこの白亜の灯台【37】は1929年(昭和4年)に建てられて以来、海の安全を見守っているとか。また前方の“神島”【38】は学生時代に読んだ三島由紀夫作『潮騒』の舞台になった島で映画も見た。紺碧の海と白亜の灯台、そして『潮騒』の話と合わせ、ここは絶好のデ−ト・スポットらしい! 灯台の近くの石には一般の人が詠んだ詩や、万葉の歌集が彫り刻まれている【39,40】。灯台を過ぎて更に右に廻り込んで行く【41】、、、今度はこんな石碑も【42】、御影石に自分の影!

↓岬の灯台を右回りに廻って来たら、12:30左手の“道の駅・伊良湖クルスタルポルト”フエリ−埠頭【43】に到着。ここから三重県の“鳥羽”や知多半島の“師崎”などへのフェリ−が通っている。また“道の駅”の前には“豊橋”方面へのバス停も。ここで帰りのバス時間を調べたら“豊橋”行きの最終が14:32、これがダメなら“三河田原”まで行くバスはその後もあるので、“三河田原”経由電車としても良い。もう今日は一通り見物も終わったし、後は腹も減ったし昼食するのみ! “道の駅”の右手の道を行くと【44】、この交差点【45】右側が“伊良湖”だ、、、“月の渚”ホテル【46】の前を通り、、、岬を一周して最初の“伊良湖”へ戻り着いた【47】。数件あるレストランの中で客が多かった“灯台茶屋”【47】へ入ってみる。ここは中日ドラゴンズの落合監督も来たとか? 店前で名物アサリを焼くお姉さん【48】、こちらは天然岩牡蠣(岩ガキ)【49】

↓12:35、この店で昼食、刺し身定食とカキフライ定食【50】、それに各々大アサリ【51】、、、海の物はあまり好きではないが、刺し身も新鮮、アサリも美味かった! 昼食後しばらく“恋路ヶ浜”の前でで日向ぼっこ【52】、、、ここから右手に観る“神島”はなかなか風情があるな〜!【53】、、、近くにはこんな案内も【54】、、、恋人同士が鐘を打つ【55】、、、菜の花の向こうに“伊良湖ビュ−ホテル”【56】

↓そろそろ出発! 先の“道の駅”まで戻りしばらく待って14:33発の“豊橋”行きバス【57】に乗り込む。結局、総歩行距離は約11kmだった! 途中バスの車窓から見た“伊良湖国民休暇村”【58】、、、こちらは発電風車群【59】、、、このバスは途中“三河田原”を経由して終点の“豊橋”駅前に着いたのが16:32、なんと2時間も掛かったのだ!

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初めての“伊良湖”は幸い天候にも恵まれ、なかなか見どころ沢山で良かった! ただ交通アクセスがこれほど不便とは思わなかったな〜? 朝の“大山下”までのバスの運転手が語っていたが、以前はバスの本数も多かったが、今や皆さん車でしか行かないし、さらに“伊良湖”自体が以前ほど人気がなくなった、とか? たしかに県の中心を基点として公共交通機関での便利さで云えば“伊良湖”に行くより岐阜県南部や、三重県東部に行く方がまだ便利かも!

やはり渥美半島、それも田原市の西部から“伊良湖”となるとかなり田舎ではある。ただ今回は道を聞いても、その田舎の人らしい素朴で親切な人達にずいぶん助けられた! 特に“大山”登山で偶然一緒になった親子連れ三人、もしこの方たちの車に乗せて貰わなかったら、最初の予定では午後2時過ぎにしか“伊良湖”には到着しなかった事になる。
改めて感謝! どうも有り難うございましたッ! 

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