[2008年3月8日(土)] 尾張三山(尾張富士−白山−本宮山)

≪後半≫

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コ−ス=≪前半≫
07:21(名鉄)新安城 発−(名古屋経由乗換)−08:29犬山 着−
−08:43(岐阜コミュニティバス)犬山 発−08:54長者町団地 着−スタ−ト−
−09:07大宮浅間神社−09:50尾張富士 頂上着−10:00同 発−
-10:20明治村車道−10:25入鹿池−10:40神尾郷中橋−11:00林道入口−
-11:28白山登山口−11:45白山 頂上着
コ−ス=≪後半≫
−12:30白山頂上 発−13:00神尾郷中橋−13:13ヒトツバタゴ自生地−
−13:45本宮山分岐点−14:05本宮山 頂上着−14:15同 発−14:32分岐点−
−14:45姫の宮奥宮−14:55大県神社−15:35(名鉄)楽田 駅着−
−15:44楽田 発−(犬山乗換、名古屋経由)−17:18新安城 着

《時刻で発着表示のないものは到着時刻です》

参考資料=コ−ス略図

≪後半概要≫
“白山”でランチタイムを終え、今度は神社の後ろ左手から急坂を下って麓まで。その麓の先が≪前半≫の林道“大山池野線”に入る前の集落の途中に合流。そのまま進むと再び“神尾郷中橋”に出て、今度は橋から左手に進みチョット先の一つ目の角から右手の廃家の横を進んで“愛知用水”を渡る。その先には“ヒトツバタゴ”と云う珍しい木の自生地が右手にある。そこをそのまま直進して右手の小さな池の横を通過、次の二つ目の池の手前、つまり二つの池の間から右折。ここから山道登りとなって進んで行くと“信貴山”への分岐点、そこを更に直進して次はいよいよ目指す“本宮山”への分岐点に至る。

標識どおり右折してこれより“本宮山”へと足を進めると、間もなく右手に展望台。しかしここの展望台は樹木に遮られて展望は全く利かず!(^_^) 騙された気分で元の道を進むと今度は鳥居を潜って階段登りの始まり、200段近くの階段登りは今日既に二つの山を登った足にはかなりくたびれる! 途中“雨宮社”と云う小さな社があったがここからの眺めはグ−! 再び元の道から最後の階段をチョットだけ登った所が“本宮山”の頂上292.8mだった。帰路は同じ道を“本宮山”への分岐点まで戻って今度は西の方“大縣(おおあがた)神社”を目指して下山。

しばらく下って林道の舗装路、そして“姫の宮”奥宮の鳥居を左手に見ながら進むと大鳥居、それを潜って更に行くと左手に“宮池”と云う小さな池。その先が“姫の宮”本宮と“大縣神社”本殿がある広場だった。ちょうど梅祭りの最中で沢山の行楽客、神社の裏手の小山には沢山のピンク色や白色のしだれ梅が咲き乱れていて美しい! 梅祭りの事は全く知らなかったがちょうど良い時に来たものだ。行楽客と一緒に一しきり梅見物を終えて“大縣神社”正門から出る。そのまま直進すること約30分ほどで名鉄“楽田”(がくでん)駅に着いて今日の『尾張三山』全行程をFinish! 約12kmの変化に飛んだ楽しい歩きでした。

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↓ランチタイムを終え、12:30今度は神社の左手後ろから下山開始【写真No.01】、ちょっと下ったらこの標識【02】、“入鹿池”方面へ向かって右側に下って行く、、、林の中の急坂【03】を下って、、、途中にはご親切にロ−プまで【04】、、、急坂下りが終わったら水が枯れた沢の横を進み【05】、、、再度林の中の歩き【06】、、、そして突然開けた視界【07】、集落の先のあの山は確か“尾張富士”、、、

↓集落の畑の間を行く【08】、、、すると行きがけに通った道に出た【09】、つまり≪前半≫【60】の右側の道だ。そして間もなく13:00に“神尾郷中橋”まで戻ってきた【10】。この橋を渡って今度は県道453号線を左手へ【12】、、、最初の角から車道を渡って右へ入るとこんな廃家【13】、その右手を迂回するように通り過ぎると【14】、、、

↓右手の“愛知用水”【15】の橋を直進、、、右手の畑を見ながら進んで【16】、、、すると何やら珍しい樹木と表示板【17】、“ヒトツバタゴ”? 何のことかな? その先には囲いが有って【18】、、、13:13チョット寄り道して説明板を読んでみた【19】。こんな名前の木は初めて? “ヒトツバタゴ”、つまり“一つ葉タゴ”でどうやら貴重な木らしい! 長崎出身だけど“対馬”は行った事がないので、、、もし行ってたらこの木の事も或いは知ってたかもな〜? 天然記念物の石標【20】と、これも知らなかったこの辺りが“飛騨木曽川国定公園”と云うこと【21】

↓“ヒトツバタゴ”を見てそのまま進んだら舗装路が切れる【22】、、、その先、右手の竹笹の間に見えた“西洞池(下)”と云う小さな池【23】、、、そしてその先に“西洞池(上)”。この上下二つの池の間から標識にある“宮池”に向かって右折【24】、、、これが“西洞池(上)”【25】、、、、ここからジャリ道の登りとなって【26】、、、徐々にきつくなる傾斜【27】、、、途中“本宮山”から下山中と云う一人のハイカ−ご婦人と出会う、チョット立ち話!【28】、このご婦人と別れてからカミさんの独り言『それにしても女性一人で良く山歩き出来るね〜、偉いッ!』 

↓ジャリ道から土道に変わって曲りくねった登り坂は続く【29】、、、右手の土手の上に民家のような? こんな所に民家?【30】、、、そして三叉路に出て標識を見たら【31】、左に曲がったら“信貴山”、右手の道が目指す“本宮山”だ。さらに進んで【32】、、、無線搭の近く【33】まで来たらまた三叉路と標識が!【34】 13:45、ここが“本宮山”への分岐点で直進すると“大縣神社”へ至る。ここから右折して登って行くと道は二手【35】に別れているが右手は何やら広っぱのようなので上がってみた。

↓その広っぱには展望台が有った【36】、その階段を下りて来たハイカ−曰く『木に隠れて何も見えないよ!』、しかし信用しない訳ではないが上がって見たら、なるほど何も見えない!【37】多分、展望台が出来た頃は周囲の樹木はまだ無かったんだろうな〜? 木を切るか?展望台をなくすか? どちらかにしてくれッ!(^_^) 元の道に戻って直進、、、鳥居が見えてきた【38】、、、その先には階段が!【39】、これがまた結構長い階段【40、41】、、、登りながら数えてみたら凡そ190段!(汗)、、、そして小さな社【42】

↓ここは“雨宮社”【43】、岩の上に建つその小さな社【44】。ここからの眺めはなかなか宜しい!【45】、南側遠く名古屋方面【46】、北側、あの吹流し【47】の先辺りが“本宮山”の筈だ!、、、また元の道に戻って、、、この岩場【48】の後ろを行く。どうやらこの岩の尾根が“本宮山”の肩付近か?、、、そのまま前進【49】、、、

↓、と又もや階段【50】、、、NHKの鉄塔【51】から階段は右に廻って、、、14:05、着きました“本宮山”頂上292.8m!【52】、同じく登ってきたハイカ−に写真を撮って貰う【53】、社の裏手にあった一等三角点【54】。しかしこの頂上も見通しは殆ど利かず【55】、ここ“本宮山”頂上の小さな社は“今から行く予定の“大縣神社”の奥宮だった!【56】、、、小休止の後14:15頂上を出発。

↓元の階段を下りかけた途中、ヒザが不調のカミさんはサポ−タとコールドスプレーをふりかけて!【57】、、、先ほどの岩場の横を通り抜け【58】、、、あの階段を下る【59】、、、14:32、先の“本宮山”分岐点まで戻りつく【60】。今度は標識どおり“大縣神社”を目指して右側へ【61】、、、この辺りジャリ道下り坂【62】、、、右カ−ブの舗装路を下る【63】、、、

↓間もなく樹木の向こう側に見えた赤鳥居【64】、14:45、これは“姫の宮”の奥宮へ至る鳥居だった。奥宮へは行かなくてそのまま前進【65】、、、すると今度は大鳥居【66】を潜って、、、その先の三叉路に有った標識【67】、右手には行かずここもそのまま前進【68、69】、、、左手に小さな池が【70】

↓傍の標識を見たら【71】、この池が先の【24】で見た“宮池”だった!、、、さらに進むと【72】何やら賑やかな人の声、、、パッと目の前が明るくなって神社と境内と大勢の人達! 14:55“姫の宮”と“大縣神社”に到着したのだ【73】。ちょうど今日は“梅祭り”とかで幸運だった。神社の裏手一帯の土手には沢山のピンクや白の“しだれ梅”!【74〜77】

↓行楽客と一緒に梅見物【78、79】、、、“恵比寿神社”【80】と“姫の宮”本宮【81】写真右手の旗指し物の絵柄に要注意!(^_^) 下から見上げた沢山の“しだれ梅”【82】、、、これが“大縣神社”本殿【83】、、、そして池の鯉【84】

↓“大縣神社”本殿大鳥居【85】を出て帰路に着く。つまりこちらが正門で、今日の我々は裏口から入ったってこと! 鳥居の正面の車道は一直線に伸びている【86】、この道を真っ直ぐに行く、、、途中の交差点は気にせずとにかく直進、、、30分近くもテクテク歩いたらこの陸橋【87】、更にその先にこの標識【88】、そして次にこんな石標と踏切がある【89】。その踏切を渡って直ぐに左に行った所、15:35に名鉄“楽田”駅に到着して今日の『尾張三山』縦走、約12kmの歩きを終えた。

≪前半へ戻る≫

今日の歩きも『尾張三山』の山そのものより、他の見るべき物の方が多かった。後日ネットで知った受け売りだけど、、、先ず“入鹿池”、池の堤防の高さ25.7m、長さ724.1m、貯水量は約1,500万m3もあり、日本で一、二の規模を誇る農業用のため池で、犬山市、小牧市、大口町、扶桑町にわたる約1,000haの水田を潤しているとか。今から300年以上も前の1600年代に“入鹿6人衆”と呼ばれた人々が、徳川家康の9 男で尾張藩の殿様だった徳川義直に願い出て、尾張藩の事業としてつくられたものとか。よく時代劇ドラマでも出る昔の人の土木作業、治水工事、などほんと凄いッ!

次に“ヒトツバタゴ”、別名“なんじゃもんじゃ”とも云うらしいが、昔この木が珍しくて名前が分からなかったので 「何の木じゃ?」とか呼ばれている内にいつのまにか「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまった、と云うウソのようなホントの話!(^_^) 5月中旬には綿のような真っ白な花を咲かせて大変美しいらしい。“明治村”もチョット興味を引くので5月頃にもう一度来てこの“なんじゃもんじゃ”の花を見てみたいもの。

“姫の宮”と“大縣神社”、ここは尾張2代藩主・徳川光友の再建で、本殿は三棟・大懸造と称される特殊な様式として国の重要文化財に指定されているとか。同境内にある“姫の宮”は大懸大神の子を祭っていて安産、子授け、縁結びなど昔から女性の守り神として有名らしい! 以上ネットからの抜粋でした。

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