[2007年11月10日(土)] 京ヶ峰(きょうがみね)

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コ−ス=08:16(名鉄)新安城 発-08:32本宿 着-08:35歩き始め-09:05衣文観音-
-09:48登山口-10:20稜線分岐点-10:45京ヶ峰山頂-11:55池 到着-
-(昼食)-12:35池 出発-13:00衣文観音の向い側-13:20本宿駅着-
-13:39(名鉄)本宿駅 発-13:54新安城 着

《時刻で発着表示のないものは到着時刻です》

参考資料=コ−ス略図

先週3日に引き続き今日10日も山登り! 先週8ヶ月ぶりの山登りでへばったので今週は軽めの所へ、と考えながら下調べ。しかし今日は天気予報では曇りのち晴れ? で朝も今にも雨になりそうなので自宅からなるべく近場を、と探し出したのが“京ヶ峰”(きょうがみね)と云う、わずか365.2mの山に登る事にした。諸資料によると“京ヶ峰”は東三河、岡崎市と西三河の境界にある山で、景色が綺麗とか特に特徴がある訳でもなく、ハイカ−もあまり行かないような? つまりどうでも良い山のようだ?(^_^)  しかし365mと高度が低くても、面白い山は沢山有るし、何せ愛知の山はゼンゼン知らないので何処でも一度は行ってみるべし! と自分に言い聞かせる。

電車で“本宿”(もとじゅく)まで行き、駅前から直接歩き出す。“衣文(そぶみ)観音”と云うお寺が最初の起点、そこから広大な畑を右手に望みながらノンビリと直進する。やがて林道に入って高い杉木が密集する林の中、徐々に登り坂を進んで林道の終わり。その辺りから登山口となって急坂登りとなる。しかしこれも短距離で途中一、二度立ち止まるぐらいで直ぐに稜線上に出た。ここまで鬱蒼たる林の中の歩きだったが、ここで初めてチョットだけ視界が開ける。しばらく小さなアップダウンを繰り返しながら、しかし尾根も視界が利かず何処が本当の頂上か? と歩くうちやっと林の中の頂上三角点に到着。

あとは下山のみ、しばらく林の中の急坂を下ると林道に出て、そこもそのまま下るのみ。林の中、小川のせせらぎを聞きながら最後に池の傍に出て昼食! そして往路で右側に見た広大な畑を挟んで今度は反対側の林道歩き、元の“衣文観音”を畑越し右側に望む位置まで来てそのまま直進、車道に出て最初の“本宿”駅まで歩いてFinish! 約10q、5時間のノンビリ歩き。たしかに、これといった特徴がある山ではなかったけどまぁ〜良かった! また歩き始めた頃、今にも雨が降りそうだったが、途中から陽も射してきてラッキ−でした。

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↓“本宿”駅を出たところ【写真No.01】、左に進みこの名鉄や東名高速道路の高架橋の下を潜る【02】。橋を渡って【03】左に曲がりながらそのまま直進、そこは“樫山(かしやま)街道”、、、間もなく右手に“本宿小学校”【04】、前を行くカミさんの右側の坂を登ると校庭。今時珍しい“二宮金次郎”の銅像【05】、自分が卒業した小学校にも立ってたな〜、と思わず過ぎし日を思い出す! 校庭前の半枯れ紅葉【06】を見ながら、、、さらに直進すると今度は何やら難しい名前の大学【07】前を通り過ぎる。

↓けっこう車が多い“樫山街道”の右側歩道を進むうち、、、やがて“一本木”バス停【08】、その先の赤い屋根、小さく見えるパン屋さんから右折。そこは街道とは打って変わって静かな住宅街【09】、、、そのまま進むと三叉路【10】、その右手前方に見えるお寺の様な屋根、そこを目指して畑を突っ切る、、、右折して直ぐ、小さな坂を行くと【11】やっぱりその寺が目標の“衣文観音”だった!【12】09:05。大きな半鐘や立派な本堂を左に見ながら境内を抜け、右手に広がる広大な畑、田園風景を見ながらの舗装路歩き【13】、、、途中何箇所か、右側に畑を突っ切る道も有るがとにかく直進、、、と、又もやお寺らしい?【14】

↓今度は“法林寺”と云うお寺【15】、、、さらに直進、、、やっと舗装路が終わり車幅ぐらいの林道に入る【17】。竹林【18】を抜けるといよいよ広かった畑の最後部分【19】。ここから林道は折り返して畑の向こう側へ繋がっている。その丁度折り返し地点辺りは電線で囲ってある【20】、どうやら動物避けか? はたまた昨今出没する畑荒らしの人間避けか? この地点からさらに直進する【21】。

↓林のトンネル、右手の光はカメラ・フラッシュの反射光【22】。右手遠方に微かに見えるピ−クが目指す“京ヶ峰”か?【23】。前日来の雨のせいでこの辺り少々泥濘【24】、しかし車が通った轍の後! この地点から本格的に杉林の中の歩きが続く【25、26】、、、これが又えらく長く感じるな〜! 初めてだからそう感じるのかな〜? 人っ子一人いないし、薄暗くて何だか気持ちが悪いな〜!、、、コ−ス脇をわずかに流れる水、沢蟹みたいなのが数匹這っていた【27】、、、おッ!嬉や一条の光【28】、どうやら先程までの曇り空に陽が射してきたらしい。

↓まだまだ続く薄暗い林道、“愛知県林業公社営造林地”【29】、、、この辺りから林道が終わり、道幅が狭くなってコ−スは緩やかな登り坂【30】、どうやら登山口に入ったらしい! この時09:48、赤い目印布もあった【31】、、、さらに前進すると小水が流れる溝が現れてその右側に目印が有ったが【32】、ちょっと右に行って見るとそちらは藪の中の行き止まり! 溝に掛かる石を渡って左手に進まなければならなかった。すると直ぐに急坂の登り道【33】、、、左手に巻きながら坂道が続く、、、おッ!又もやありがたや光明【34】、こんな薄気味悪い所で光が射すと嬉しくなってしまう! さらに急坂を登って行くと、、間もなく稜線らしい明るさ【35】 

↓そして登り着きました尾根【36】10:20、やっと視界が広がった。ここから稜線上を右手に進む、、、左手が一部伐採されている【37】、しかし又もや林の中【38、39】、、、間もなく今度は右手の視界が広がった【40】、遥か遠方に小さく見える緑の広場【41】、あれが先程歩いてきた広い畑、あの畑の右側を歩いて来たのだ! 頂上はまだか?、、、さらに前進【42】。

↓しばらく稜線上の尾根歩きが続き、頂上三角点は何処に? と小さいアップダウンと視界が利かない林の中を行く。と、それらしい小さな四角の石柱に十字が刻んだモノを発見!【43】、そこが頂上と思って?記念写真一発【44】、、、しかしどうも納得いかず? さらに前進【45】、、、おッ、今度はこんな物が?【46】、、、しかもコース上に沢山有るぞ?【47】、、、ここで地図を確認したら、なんとこの稜線上の赤い標識は東三河の岡崎市と西三河の隣の町との境界点だった。つまり丁度山の上が国境! さらに進んで、、、10:45、有りましたッ! 今度こそ本当の二等三角点【48】、改めて誰かが枝にぶら下げた“京ヶ峰”駒形表示の前で証拠写真【49】。それにしても視界が利かないのでアップダウンしても何処が本当の頂上なのか判断できなかったな〜!

↓本当の頂上を極めたので安心して下山! そのまま道なりに降り出したら、おッ猿がいるぞ! 左手の木々に数匹の猿の姿を発見! ここで香港の金山公園の猿を思い出す。しかしここの猿は人に慣れていないと見えて素早く逃げ出し写真も撮れなかった。香港の厚かましい猿とは大違い!
申が猿を眺める?【50】、、、落ち葉のコース、急な坂下りが続き【51】、、、舗装路に降り立った【52】。ここには木の枝に親切な標示も【53】、、、林道の左手は地図によると、どうやら無線中継所らしいので、右手の下りダラダラ坂をノンビリ歩き【54、55、56】 

↓林の中をしばらく降って行ったら前方に車止めの鎖と何やら標示板【57】、表に廻ってみたら、先ほど下山した箇所の左手先に有る“NTT京ヶ峰無線中継所”の標示だった【58】。ここで舗装路は終わり草道の林道が続く、、、深閑と静まり返る森の中、コース脇の小川のせせらぎが心地よい【59、60】、、、間もなく左手のフェンス越し【61】、林の向こうに池が見えてきた。どうやら麓まで降って来たらしい! コースは直進しているが左折して池の近くまで【62、63】。秋とは云えまだ暖かくて完全な紅葉に成り切っていない池の周りの広葉樹。

↓その静かに佇む湖面の先、何やら飛んだ様だ? デジカメのズーム最大にしたら白鳥?一羽【64】。池の堤防先まで行って下った所にお誂え向きのコンクリ−ト丸テ−ブル【65】、時刻は丁度11:55、そこでランチタイムとなりました!【66】。昼メシ後、そのまま前進したら往路で歩いた畑の反対側に出た【67】、、、あちら側の家の前を歩いたな〜【68】と思いながら今度は反対側の道を直進、、、天気も良くなり、左手の部分紅葉を楽しみながらの歩きが続く【69、70】

↓延々と続く畑を右手に眺めながら直進すると、やがて最初の“衣文観音”の向かい側に到着【71】13:00。ここで振り返って見ると【72】、どうやら手前の送電線鉄塔が建つ山の向こう側が“京ヶ峰”か? その右手に微かに見える送電鉄塔とは異なる鉄塔が先ほどの“NTT京ヶ峰無線中継所”!、、、さらに前進して往路で交差した箇所を通り過ぎると【73】、今度は直接“樫山街道”に出た。左折して直進【74】、、、今朝右折したパン屋さんの前を通り過ぎ【75】、来た時と同じ道を戻って“本宿”駅に着いたのが13:20だった。約10km、休憩も入れて5時間の歩きでした。

帰国第二弾の山行きは、第一回の“本宮山”とは違って楽勝歩きだった。しかしあまり知られていない山なのか? 案内標示も殆どなく、しかも前半天候が良くなかったせいもあって、深い森の中の歩きは薄暗くて気持ち悪いぐらいだった。人とも会わずカミさんと二人っきり! まさか山賊は居ないだろうが猪や熊が出てきてたらどうなっていた事か? 出たのは猿だけだったので良かったッ! (しかし申は怖いけど!^_^)

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