第139回 [2006年12月23日(土)]
【中央沿線/矢ノ音山(633m)】
−Photo & Report by H.Tanuma−

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コ−ス=JR中央線「相模湖」駅[9:09/9:15]〜与瀬神社[9:30/9:35]〜
〜P1[9:50/10:00]〜子孫山ノ頭(543m)[10:15]〜孫山[10:25]〜
〜矢ノ音山(633m)[10:55/11:05]〜明王峠[11:30/12:10]〜
〜堂所山(731m)[12:30]〜三本木山[13:05/13:15]〜黒ドッケ[13:55/14:05]〜
〜夕焼け小焼けの里[14:50/15:48]〜(バス)〜JR中央線「高尾」駅

私事ながら、前日の金曜日に忘年会が設定されていたため、独断で軽めの山にしよう ということで、先ずは矢ノ音山に登り、下山は八王子の夕焼けこやけの里にしてみま した。だいたい裏高尾のメインコースを東西に移動するのが通常ですが、今回はその 主稜線を南北に横断しようというもの。矢ノ音山は相模湖駅から直接登れることと、 裏高尾のメインコースから外れているため、比較的静かな山が味わえるのが魅力で す。参加者は、前日酒を控え体調万全の鵜飼隊長、大塚さん、タマちゃんを加え4 名。今日も朝からピーカンの一日でした。

駅を出て直ぐに右に折れ、鉄骨造りの跨線橋を渡ってさらに西へ進みます。お寺の墓 地の脇を適当に登っていくと与瀬神社に到着。ここにはちゃんと「明王峠」を指し示 す案内板があります。この神社はなかなか立派な造りで、由緒を感じさせてくれま す。祭神は日本武尊。左に回り込むと本格的な登りで九十九折りの道をしばらくもが くことになります。やがて傾斜が緩みもうすぐ子孫山ノ頭というところで、道は左に 巻いてしまう。でも、せっかくなので直登し、続く、孫山も引き続き直登。どちらも なんの変哲のない山頂です。また一般道に出ますが、矢ノ音山も右から巻いてしまい そうなので、またまた直登。でも今度は胸を突く急登で、沢登りのツメを思い出しま す。上がった山頂はやはり南側は植林で視界はありませんが、北側は冬枯れの自然林 なので、木立の間から裏高尾山稜がよく見えます。この日溜まりで小休止。

ここから明王峠へは一旦下り、立派な林道を横断します。途中石投げ地蔵の塚を右に 見て、木の階段を登れば峠はすぐそこ。流石にメインルートは人が多く、次から次へ とハイカーが現れ茶屋のベンチを埋めていきます。この峠からは富士山は勿論、南側 から西にかけての展望が利き、南アルプスの白き峰々さえ視認できるので、一服する には申し分ない場所と言えるでしょう。充分に休んだ後、更に先を目指します。堂所 山の手前からはまたメインルートを外れて静かな山旅。このあいだ来たときは夏でし かも霧だったせいで辺りの景色は皆無でしたが、今回は冬枯れのおかげで思いの外眺 めの良い尾根と感じました。関場峠からは一応未知の領域。三本木山は巧い具合に日 溜まりになっていて、時間が許せば昼寝にはもってこいです。黒ドッケからは北に向 かって急降下。あっという間に夕焼けこ焼けの里に降り立ちます。

ここは市営のせいか人気が少なく、立ち寄り湯でいつものような賑わいがありませ ん。それもそのはず、この時期午後4時に終わってしまうのでは流行るはずもありま せん。「役所はこれだから・・・」と言われないように多少の営業努力が必要では。 ともあれ、こちらは終業時間までに充分身体を温めることができ、湯上がりの生ビー ルも飲めたので特に文句は無し。ほろ酔い気分でバスに乗り、高尾駅に出て、また中 央線で立川駅下車、いつものようにネオンと喧騒の中に消えました。

今回の実働時間:4時間10分
本日の累積登高差:967m
本日の踏破距離:11.3km

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写真左から【01】相模湖駅前。今日はここから歩き出します。
【02】ちょっと登ると背後に相模湖が大きい。
【03】与瀬神社の狛犬はこんな風貌。
【04】なかなか立派な神社。大塚さんも小さく見えます。
【05】与瀬神社からの登りはこの季節でも結構汗が出ます。
【06】ここが子孫山ノ頭。一般道は迂回してしまいます。
【07】ここが孫山。あえて登る価値はないか。

【08】矢ノ音山の急登。今日のコンセプトは直登です。
【09】矢ノ音山に到着。南側は全く視界なし。
【10】明王峠への登り。空が青いです。
【11】明王峠から西を望む。
【12】シルエットは大塚さんと小生とタマちゃんです。
【13】愛を確かめている訳ではありません。大塚さんの手で暖をとる鵜飼の図。
【14】裏高尾のメインストリート。

【15】堂所山に到着。
【16】こんな日溜まりの道は気持ちいい。
【17】堂所山から先は急降下。
【18】三本木山山頂の日溜まりにて。
【19】夕焼けこ焼けの里はもうすぐ。
【20】下に見える建物がそうです。
【21】この奥に立ち寄り湯があります。やっぱり分かり難いかも。

【22】バスを待ちながら。

≪飲み会が続く年末は軽いコースが良いですね、香港もまたしかり!=光頭老≫

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