第113回 [2006年2月18日] 【大岳山】
−Photo & Report by H.Tanuma−

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コ−ス=JR五日市線「武蔵五日市」駅[8:49/9:27]〜(西東京バス)〜
〜白倉バス停[9:55]〜P1[10:45/10:55]〜馬頭刈尾根上[11:35]〜
〜P2[11:40/11:50]〜大岳山荘[12:10]〜大岳山(1,266m)[12:25/13:10]〜
〜大岳山荘[13:25]〜芥場峠[13:50]〜
〜御岳・町久保田(立ち寄り湯)[14:20/15:30]〜駒鳥売店[〜16:00]〜
〜「御岳山」駅[16:20/16:40]〜ケーブルカー&バス〜
〜JR青梅線「御岳」駅[17:00/17:12]

今回も初心者コースをチョイス。日本支部第40回登山の 2004年5月22日 に引き続きの大岳山となりました。大岳山は言わずと知れた奥多摩の名山。何処から見てもその独特な姿から容易に視認することができますが、小生の地元(八王子)ではキューピー山という愛称で呼ばれておりました。キューピー人形の頭のてっぺんがシュッと尖っている形状とそっくりで、実に言い得て妙。江戸時代、海で漁をする舟が方向を知るのにこの山を目印に使ったと言う話にも説得力があります。

今回はその大岳山を南側の白倉から目指しました。距離が短い分だけに一本調子の登りで高度を稼ぎます。今日は寒くなると言う天気予報でしたが、風が無いせいか、汗が噴き出てきます。南向きなせいか凍っているところも全くなし。それにしても今年はまだ雪らしい雪を見ていません。しばらく植林帯が続きますが、自然林に入るといつのまにか馬頭刈尾根にひょっこりでます。南側には浅間尾根が望めます。あとは落ち葉を踏みしめながら暢気に進むとやがて大岳山荘に到着。ここから岩っぽい急な道を登れば一息で山頂。さすがに大岳山は賑わっていて、代わる代わる登山者がやってきては眺めを楽しんでいます。丹沢の大山を指して「あれが富士山」などと勝手なことを言っています(残念ながら富士山は雲に隠れて見えませんでした)。

山荘まで慎重に戻り、あとはのんびり御岳山まで進むだけ。当初の計画では日ノ出山まで行き、「つるつる温泉」に下るつもりでしたが、また今後にとっておいて、その代わりに鳩ノ巣に下りようかということにしました。何度も来ている御嶽神社は今回は参拝をパスし、参道を下っていくと真正面にはいつもの立ち寄り湯(宿)「町久保田」が目に入ります。鳩ノ巣に行くにはそこを直角に左へ曲がらなくてはなりません。しかしこのまま真っ直ぐに進めば、10分以内に500円(タオル付き)で汗を流すことができ、そのままビールを飲むことが出来る、熱燗だって飲めるぞー、鳩ノ巣なんていつだって行けるじゃないか!という悪魔の囁きに勝てず、まだ2時過ぎだというのにそのまま直進してしまいました。意志薄弱さに少々自己嫌悪・・・。

とはいっても陽が高いうちから湯に浸かるのはやっぱり贅沢。上がったあと休憩室で薄井さんを待っていると、宿の飼犬ポメラニアンが撫でて欲しいとすり寄ってくるのでしばしの時間潰し。「町久保田」を出て「駒鳥売店」で下界を眺めながらビールを飲めば、先ほどの反省などどこかに吹き飛んで極楽気分。あとはほろ酔い気分でケーブルカー、バス、電車を乗り継いで立川へ。以前、鵜飼と来たときには閉まっていた「しぇ もと」に入店。店の名前はどうみてもフレンチレストランですが、れっきとした蕎麦の店。「蕎麦屋で一杯コース」(1,900円)というセットメニューを注文。焼味噌に生湯葉(または卵焼き)、天麩羅盛り合わせ、漬け物、日本酒お銚子一本、そしてせいろ蕎麦が出てきます。とうぜん日本酒は一本では足りないので他の銘柄も注文。おいてある日本酒はどれもありきたりの味ではないし、つまみもかなり創造的。この主人、かなりやります。もちろん、蕎麦も大変美味しく頂きました。が、この蕎麦つゆ、ん〜?、・・・まさか日本酒の代わりに赤ワイン、入ってませんか???(飲み過ぎかも知れない、ぜったい今度確かめてやる)

本日の実働時間:3時間40分
累積登高差:1,229m
踏破距離:8.5km

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写真左から【01】白倉バス停。画面右手奥が登山口です。
【02】登山口を表す石標。「大嶽神社入口」とあります。
【03】ここから橋を渡り山道へ。今日もお約束通りの天気。
【04】庚申塔の脇を通ります。
【05】植林帯の中を黙々と登るのみ。
【06】ちょっとだけの日溜まりを見つけて小休止。
【07】浅間尾根を望む。

【08】馬頭刈尾根に上がったところ。ここまでヒトに会わず
【09】権現山方面。これは春霞でしょうか。
【10】大岳山が見えてきました。
【11】風がないので自然林の南向き斜面はポカポカです。
【12】大岳山荘に到着。ここに泊まって東京の夜景を見るのは最高だ。
【13】山荘のすぐ上に大嶽神社があります。
【14】大岳山山頂。流石に人気があります。

【15】証拠写真。逆光なので真っ黒け。
【16】三頭山。
【17】馬頭刈山方面。残念ながら東京の高層ビルは視認出来ません。
【18】大嶽神社の狛犬。まるで蛙から進化したような風貌。こんなに可愛すぎて守護になるんでしょうか。
【19】北斜面はちょっと慎重に。でもアイゼンを出すまでもありません。
【20】薄井さんにスポットライトが!神の祝福か!?
【21】高岩山の展望台が見えてきました。

【22】芥場峠を通過。鍋割山はパスしました。
【23】見上げると男具那ノ峰。もちろん「男具那」とはアレを指します。
【24】もう御嶽神社も近い。左手奥には高岩山。
【25】で、予定を切りあげ「町久保田」の立ち寄り湯に入っちゃいました。
【26】「町久保田」の浴室。陽が差し込んで気持ち最高。
【27】「町久保田」の愛犬。この潤んだ眸には弱いなあ。
【28】湯上がりはやはりビールに限ります。いつもの「駒鳥売店」にて。後ろは神代欅。

【29】JR御岳駅方面。ちょっと霞んでいますが、ここの景色は気宇壮大です。
【30】熱燗も少々頂きました。こうやって出てくるのは寒冷地ならではでしょうか。
【31】ケーブルカー駅前。「やもめ」の売店とはいったい・・・??
【32】巧い具合に「ホリデー快速」新宿行きをキャッチ。さて今宵はどこへ行こうか・・・
【33】で、立川の「しぇ もと」に入ってみました。名前はフレンチでも、出てくるのは蕎麦です・・・!
【34】ここに置いている日本酒はなかなかセンスいいっす。
【35】右側の焼味噌には隠し味で生クリームが入っているような・・・。酔ったかも。

【36】BGMはジャズ。この主人は相当こだわりの方と見ました。

≪しかし、毎度飲み喰いの話がヤケに詳しくレポ−トされてますな〜(^_^)!=光頭老=≫

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