第110回 [2006年1月15日] 【ユガテ・越上山】
−Photo & Report by H.Tanuma−

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コ−ス=西武秩父線「東吾野」駅[9:45]〜福徳寺[9:55/10:00]〜
〜ユガテ[10:40]〜エビガ峠[10:55/11:05]〜越上山(567m)[12:15/13:00]〜
〜諏訪神社[13:10]〜顔振峠[13:30/13:40]〜黒山鉱泉館[14:10/15:15]〜
〜タクシー〜梅乃里(蕎麦屋)&佐藤酒造店[15:30/16:50]〜
〜東武越生線「越生」駅[17:30/17:36]

前日は東京地方に冬の嵐が訪れ、夜まで激しい風雨。翌日の山行への影響がやや心配されましたが、そこは参加者皆さんの日頃の行いのせいか当日は夜明けからピーカンの快晴。記録を紐解くと、去年一年間(第66回から第108回まで)、雨に降られたのは秩父御岳山、両神山の1日目、立山・剱の4日目と、大菩薩嶺の2日目の、合わせて4日しか無く、そのうち日帰り山行で降られたのは秩父御岳山のみで、しかも小雨程度の通り雨という結果でした。この調子で今年もいってもらいたいものです。

今回は総勢5名での山行、久しぶりに田幡さんも参加してくれました。途中、福徳時にある国重要文化財の阿弥陀堂に立ち寄ってから林道をさらに進み、「虎秀」という名の集落から右に折れます。少々急な林道を上がると「ユガテ」の集落。春先から花に囲まれ桃源郷とも称されるところのようですが、この季節、彩りは柚の黄色のみ。ここから先はずっと植林帯で眺めは殆ど無し。しかし昨日の雨でもたらされた暖かい空気のせいで、日陰でもとくに寒さは感じられません。昼食は越上山の直下の日溜まりで、南西の方角が見渡せるところ。越上山の語源はやっぱり「拝み山」なのでしょうか。実家に帰る高野氏と諏訪神社で別れ、4名で顔振峠へ。峠では2軒の茶屋が営業中。去年の元旦2005年1月1日:第66回では一面の雪でしたが、今日はポカポカ日和で全くの別世界。それにしてもここの風景は心和みます。

顔振峠から黒山鉱泉まではあっという間の急降下。「東上閣」と「黒山鉱泉館」の2軒の旅館で立ち寄り湯ができますが、前者は土日が1,300円(平日は1,000円)で、後者が曜日を問わず1,000円とのことで、迷わず後者を選択。熱からず温からず良い湯でした。黒山鉱泉館でビールも飲まずにタクシーに飛び乗り、越生梅林の近くにあるその名も「梅乃里」という目当ての蕎麦屋へ直行。まずはビールで乾 杯、その後、鴨の柳川、だし巻き卵、焼味噌を肴にお酒(地酒の「越生梅林」)を頂いた後、せいろ、田舎蕎麦、白雪、柚きりの4種をみんなでシェアして頂きました。細打ちの腰のある蕎麦でかなりポイントが高いと思います。店を出たあと、斜向かいにある造り酒屋の「佐藤酒造店」で「越生梅林」を仕入れたのは云うまでもありません。

本日の実働時間:3時間55分
本日の累積登高差:730m
本日の踏破距離:13.2km

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写真左から【01】本日の出発点は西武秩父線の「東吾野」駅です。
【02】駅前で記念撮影。本日は総勢5名。このピーカンの空をご覧下さい。
【03】途中にある福徳寺の阿弥陀堂。埼玉県最古の建築で、国の重要文化財とのこ と。
【04】ここで顔振峠へ直接上がる道と分けます。
【05】ユガテに到着。民家2軒だけの集落。桃源郷とも呼ばれているそうです
【06】ユガテの名前の由来が書いてありました。
【07】柚がいっぱいになっているところを通過。

【08】ここからエビガ峠までは少々登り。
【09】ずっとスギ・ヒノキの植林帯で眺望なし。
【10】エビガ峠到着。ここも眺めは得られません。
【11】やっと眺めが得られました。正面が目指す越上山です。
【12】しばらく車道を進むところもあります。
【13】奥多摩方面が見えました。大岳山と御前山の間に真っ白な富士山が見えます か?
【14】越上山までは小さなアップダウンが続きます。

【15】越上山へ向かう分岐。あと一息
【16】越上山山頂。ここも眺望無し。
【17】山頂直下のちょっと眺めの良いところで昼食。
【18】越上山の西にある諏訪神社。
【19】諏訪神社の由緒はかくのとおり。創建は1668年です。
【20】顔振峠に到着。遠くに見えるは武甲山。
【21】去年の元旦はこんな景色でした。

【22】これは顔振峠の名前の由来。私の地元では「こうぶり」峠と呼んでました が・・・
【23】ここの眺めはこれぞ日本の山村という感じです。
【24】黒山鉱泉を目指して一気に下ります。
【25】鉱泉まであと0.7km。ここまでくれば湯は目の前。
【26】黒山鉱泉館の風呂。良い湯でした。
【27】越生の蕎麦屋「梅乃里」で、せいろ、田舎蕎麦、白雪、柚きりの4種を食べく らべ。
【28】酒は地酒「越生梅林」。私のイチ押しデス。

【29】越生駅へ帰る途中。いつのまにやら全くの曇天。でも目的は達せられたので全 く問題ナシ。
【30】坂戸駅前で二次会。明日は仕事だっていうのにダメなワタシ。
【31】店を出たところ。おつかれさんデシタ!

《 Oさん、久しぶりッ! 相変わらず〇〇で元気そうですねッ!
Uさん、明日仕事のOさんをU惑したらダメだよッ! =光記= 》

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