第107回 [2005年12月3日] 【武甲山】
−Photo & Report by H.Tanuma−

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コ−ス=西武秩父駅[9:46/9:55]〜(タクシー)〜生川[10:10/10:15]〜
〜シラジクボ[11:15/11:30]〜武甲山(1,295m)[12:00/12:55]〜
〜秩父鉄道浦山口駅[15:00/15:20]〜秩父鉄道御花畑駅[15:32]〜
〜そばや「こいけ」

ほぼ1年前の前回(2004年12月25日)に引き続き、予定通り秩父の名峰【武甲山】へ行ってまいりました。前回は武甲山へ直接上がりましたが、今回はシラジクボ経由。参加者は最少催行人数の2名。今日も天気は晴ですが、明け方の気温は3℃、寒波の到来でいよいよ冬シーズンに突入です。こたつの中で丸まっていたい気持ちを振り切り、いざ!

全くの偶然ですが今日は日本三大夜祭りの一つ、「秩父夜祭」の当日。そのため、横瀬駅にタクシーを予約して生川登山口まで行くつもりが、どのタクシー会社も「予約は受け付けられません」との冷たい返事。仕方なく西武秩父駅まで行き(ふだん、三峰口・寄居行きのこの快速急行電車も今日だけ西武秩父駅止まり。)、そこから客待ちのタクシーに乗車。登山口まで少々タクシー代が掛かりました(2,740円)。 「山から下りたら山車が見られるかも知れない!」などと思いながら登山口から林道を進み、記憶にある「鉄板の橋」を渡り植林帯の中を九十九折りになった道を黙々と登ります。やがて林道と再度合流し、また離れると、「持山廃寺」へ行く道との分岐。あとはタラタラと稜線の鞍部へ向かって斜上すると「シラジクボ」に到着。(この語源または漢字表記を知っているヒト、連絡下さい。)

ここから武甲山へは眺めの良い尾根を一息に登るだけ。山頂直下にある御嶽神社(何で「武甲神社」でなく「御嶽神社」なのか知っているヒト、連絡下さい。)の周辺には結構な登山者の集団が昼食中。山頂の眺めは前回同様に最高。しかし上越国境方面は雪雲に覆われていて、赤城山から奥は見えません。下の秩父の街からは祭りの太鼓の音が聞こえてきます。(勿論、太鼓は見えませんが)武甲山からは長者屋敷ノ頭(この語源もなにやら興味深いと思いませんか?)を経て急降下、林道に出ればあとは消えゆく秋の彩りを眺めながら淡々と浦山口駅へ歩を進めるのみ。

やってきた電車に乗ると、祭り見物の客だらけ。今日に限っては、登山客は異端者のよう!御花畑駅で下車したらものすごい群衆!これでは山車を見るなんてとても叶いません。早々に人の群に揉まれながら目当ての蕎麦屋「こいけ」に直行。ここは知る人ぞ知る蕎麦の名店らしいだけあって、そして祭りの日だけあって、30分待ちでようやく美味にありつくことができました。せいろ(850円)と焼味噌と天麩羅と熱燗を注文、あ〜〜、日本人でよかった〜〜!(しかし一目でいいから山車を見たかった。)

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写真左から【01】いつもの生川でタクシー下車。ここから登るのは3回目。
【02】持山寺跡への分岐。
【03】シラジクボ到着。ここまで来ればあと1ピッチ。
【04】武甲山へはこちらの方向。今日も良い天気です。
【05】シラジクボから少々登って振り返ると小持山が見えてきました。
【06】こっちから見る武甲山は全く穏やかな風情。
【07】むこうの方に見えてきたのは長沢背稜。

【08】シラジクボから武甲山へは一気の登り。
【09】武甲山の山頂直下にある御嶽神社。
【10】山頂から見た秩父盆地。街から祭りの太鼓の音が聞こえてきます。
【11】武甲山も名山ですが、この両神山も名山です。
【12】山頂で記念撮影。なにやら蒸気機関車の汽笛も聞こえてきます。
【13】下山道にある退避所。こんなあばらやでは命を預ける気にならない!?
【14】まったく両神山は登って良し、眺めて良し。

【15】小持山の西尾根。
【16】これが小持山。
【17】長者屋敷ノ頭付近を通過中。
【18】長者屋敷ノ頭は何も標識がないので頂上が判然としません。
【19】ここを一気に下ればもう林道。
【20】鳥居があってもこの先は進めません!何なのこの鳥居??
【21】武甲山の北斜面はこんなに痛々しい状態。南面の写真【06】と同じ山には見えませ ん。

【22】御花畑の駅を出ると、おー、祭りだー!
【23】なんだ、なんだこの人混みは!
【24】まだ山車がやってくるまで3時間以上もあるのに既に観客はスタンバイ状態。
【25】そばや「こいけ」で順番待ち中。じっと我慢。
【26】待った甲斐がありました。そばもさることながら、この焼味噌も絶品です!
【27】まだ祭りは始まっていないのに西武秩父駅前は完全にヒートアップ!!
【28】続々と人の波が押し寄せてきます。我々は人の波に逆らって退散!

【29】雑踏から抜け出し所沢のいつもの居酒屋で一安心。

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