[2002年11月17日]大蚊山
(Tai Mun Shan)

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コ−ス=MTR彩虹-(MiniBus)-西貢-(Taxi)-西灣亭(吹風アウ)-
-鹿湖郊遊徑途中-大蚊山-大浪凹-沙頭-(Boat)-黄石-(Taxi)-西貢

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

香港の珍名山は数々あれど、これまでに大蛇頂(西貢東)7/14、老人山(ランタウ島)9/29、獨狐山(西貢東)10/1、と既に制覇した。あと珍名NO.1の龜頭嶺(八仙嶺山麓)は8/25の"南涌郊遊徑"行きでトライしたものの"龜頭のつけ根の毛"が多く(じゃ-なかった!ヤブが多くて)制覇できず中途断念!(今思い出してもクヤシィ−!)残る珍名山は女婆山(馬鞍山麓)と大蚊山(西貢東)。そこで今回はこの"大蚊山"(Tai Mun Shan)370mに8名で挑戦!今日の天気も上々!大蚊山は"西貢東郊野公園"の中、シャ-プピ-クと"大浪アウ"(Tai Lomg Au)を挟んでほぼ南側に対峙する山。"大きな蚊"がいると思ってか?あまりハイカ-も行かないマイナ-な山だッ!地図上ではMHT-2-の途中の峠、大浪アウから点線表示のル-トを簡単に行けそうだが、過去数回通った大浪アウではその登山口を知らず今回は"鹿湖郊遊徑"つまり南側から挑戦する事にした。

9/1に行った"鹿湖郊遊徑"のスタ-ト地点、西灣亭(吹風アウ)から郊遊徑に入る。鹿湖の沢、ガレ道を登って最初のピ-ク手前の標識点から右に折れて郊遊徑を外れる。アップダウンル-トから大蚊山を正面に見る峠へ。そこから本格的なヤブ道の迂回コ-スに入る。そしてシャ-プピ-クを右手に大蚊山への急坂ヤブ漕ぎ登山の始まり!悪戦苦闘して370mの頂上に到達。下山コ-スもあやふやだったが何とか大浪アウへのコ-スを見つけ、これまた途中何回もヤブ漕ぎ歩きで半ズボンの脛はキズだらけになりながらやっと御馴染み大浪アウへ降り立ちホッ!とする。あとは"赤徑"(Chek Keng)の"沙頭"(Sha Tau)Ferry Pierまでルンルン下り。沙頭からはボ-トで"黄石"(Wong Shek)まで。そしてタクシ-で西貢に戻った。約7kmほどの歩きながら、かなりハ-ドで且つ殆ど未踏なコ-スを知る事が出来た貴重な経験でした。(MHT-2-:Maclehose Trail Stage.2)

↓毎度お馴染み西灣亭(吹風アウ)での記念写真!近くの鹿湖郊遊徑の標識から階段を登って平坦道に出ると右手↓遠方にシャ-プピ-クの雄姿!9/1より今日の方がクッキリ!丘の上のガレ道を歩き、右手下に小さなダムを見ながらコ-スは下り坂↓

↓谷間を下って鹿湖の沢に着いた。清流の小魚を眺めながらここで小休止。ここから丘の上に出て前回9/1にヒィ-ヒィ-云いながら登ったピ-クを左手に見ながら進むとやがてピ-ク下の標識点。ここで鹿湖郊遊徑から外れ↓右手の"赤徑"方面に進む。しばしガレ道を登ると赤徑方面と大蚊山への交差地点、我々は大蚊山への道へ↓

小アップダウンの道をしばらく進むとやがて周りの視界が開けてきた。そして正面に目指す大蚊山↓を望む峠の上に立つ。前方に下るガレ道は見えるが大蚊山へのル-トが見えない?しかし我々はガレ道急坂を下って一旦谷部まで降りて見る。

↓谷部まで降りたら地図上で大蚊山への直登コ-スと右側(東)への迂回コ-スらしき道があった。我々は迂回コ-スをとってヤブ漕ぎの道を行く。かなり長いヤブ漕ぎを我慢しながら進んだら忽然と現れたシャ-プピ-ク↓と"東湾"に感激!しばしその美しい風景に見とれて呆然と立ちすくむ。記念写真を撮って、さぁ-ここから急登坂だッ!↓

↓美しい東湾〜大湾をバックにヤブ漕ぎ急登坂は続く!!息切れしたら後ろを振り向き美景を見ながら呼吸を整え又登る!頂上真近は物凄いヤブでル-トも定かでない。悪戦苦闘の末に遂に370mの頂上三角点に全員到達!西湾方面と大浪湾!↓

↓西貢の遠望と↓大浪湾の"夫婦岩"も見える。記念写真と小休止の後いよいよ下山開始!真下の東湾,大湾を見下ろしながら↓ヤブ道を下りだしたが、あまりの難コ-スに中途断念!再度頂上から別ル-トをとる。どうやら目的地の大浪アウに行けそう!しかし、こちらもかなりのヤブ漕ぎ!シャ-プピ-クの威容が近づいて来たぞォ-↓

↓左手は赤徑の海。ヤブ漕ぎ下りも徐々に終わりに近づき大浪アウが目前真下に見えてきた。そして到着!いつもの様に↓沢山のハイカ-が休憩している大浪アウ。ここはMHT-2-の銀座四丁目交差点!しかし大蚊山から来たのは我々だけだろう!紅葉を見ながら沙頭埠頭までの軽やか下り!午後の静かな佇まいの沙頭の湾内↓

間もなく埠頭↓例によってオバさんのヤミボ-トと交渉!HK$20/人で黄石まで。 ヨットが遊ぶ黄石からタクシ-で西貢へ直行!久しぶりに馴染みのイタメシ屋へ。いつもの様にビ-ル、ワインでお疲れさま〜!とカンパイ!サラダもピザも旨かったねぇ〜!

今回の大蚊山は"大きな蚊"は居なかったけど(笑)予想通りかなりのヤブ漕ぎ登山だった。一年に何組ぐらいのハイカ-が登るのか?多分10組も登るかな?疑問だッ!今の季節であれだけのヤブだから、夏場にはとてもじゃないが登れそうにないなぁ〜!ハイカ-が多ければル-ト上のヤブ潅木も生えないんだが!!

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