[2001年11月18日](虫冉)蛇尖(Sharp Peak)

コ−ス=MTR.鑽石山-(Bus,96R)-黄石-(Ferry)-塔門洲経由-高流灣-
-(Boat)-沙頭(赤徑)-大浪凹-シャープピーク(肩)-大浪凹-沙頭(赤徑)-
-(Boat)-黄石-(Bus,96R)-西貢-(MiniBus)-MTR,彩虹

参考資料=「西貢及清水灣郊区地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

仲間の送別登山シリ-ズ第二回、そしてまた新人の初参加を兼ねてシャ-プピ-ク。
この山は「西貢東郊野公園」内ほぼ東北端に位置する文字通り鋭く尖った
468mのガレ山。頂上付近は殆ど草木も無く急峻な登りは歩き難いガレ道。
以前近くまで行った経験から今回はル-トを変え、
岬の突端"高流灣"から挑戦したのが間違いの元。先ず"黄石"から乗ったフェリ−で
一旦乗り過ごして、隣の"塔門洲"と云う島まで行って高流灣まで逆戻り。次は地図と
睨めっこしながら登山口を探すが,地元の人に尋ねても入口を探せず、結局計2時間
ほどロス。多分地図上ではル−トがあるが,実際には人が通らないのか??道が消滅
状態。諦めて"沙頭"までボ−トで戻り大浪凹経由でシャ-プピ-クを目指した。八合目
辺りか?尾根の肩まで登った所で帰路の時間を勘案しそびえ立つ頂上を恨めしげに
見上げながらの無念の下山!天気は快晴、海も空もクリアに澄みきって最高コンディ
ションの登山日よりだったがねェ−!!返す返すもクヤシィ−!!


↓黄石バス停前の桟橋にてフェリ−の行き先を確認。乗船!右手のシャ−プピ−クと
船跡のバックの山は"大枕蓋"か?20分程で岬の突端"高流灣"に着いた。あれッ!!
着岸しない内に再発進!オイオイ待ってくれッ!降ろしてくれッ!船は冷たく次の塔門洲
へ向かう。バスと同じく前もって下船の意思表示をしなくちゃいけないとは知らなかった。

結局,塔門洲まで行って船は又高流灣経由で黄石に戻る。今度こそと高流灣で下船↑
桟橋から右手に向かい登山口を探すが見当たらない。それらしき登り口も墓地用。過去
の経験でここぞッ!と思うところに足を踏み入れてもヤブと潅木だらけ。スタ−ト地点に
戻り、次は桟橋から左手をチェックするも結果は同じ。ついに諦めてモ−タボ−トを一人
20ドルでネゴ、目指すは一路"沙頭"だッ!!これまでに約2時間ロス!!

↓沙頭からMaclehose Trail-2-の逆行コ-スを大浪凹まで登る。大浪凹の峠から向かって
左手丘まで登ると↓いきなり大灣の素晴らしい海岸線が視界に飛び込んできた。絶景!
風景を楽しみながら山腹の道を進んで行くと、左手下に赤徑灣↓正面にシャ−プピ−ク↓

↓そそり立つシャ−プピ−クのガレ道を懸命に登って八合目辺り尾根の肩に到達。遠望は
大灣、望魚角、夫婦岩も!時間切れで残念ながらここから下山。ガレ道を恐る恐る下る↓

大浪凹まで下って↓小休止。もと来た道を沙頭の埠頭↓まで下ると大勢のハイカ−がボ−ト
を待っていた。しかし我々は"得意のネゴ?"でいち早く乗船し,いざ黄石まで一っ走り!↓

揺れるモ−タ−ボ−トから望むシャ−プピ−クに別れを告げ黄石からバスで西貢へ。
最後は西貢のイタメシ屋でワインでカンパイでした。