★過山瑤・・・拉発調
a1) 長調唱法 “跟声”二人の輪唱。一人が歌ったあと同じようにまねてうたう。 独唱 一人でうたう。 a2) 短調唱法 b)“講歌” ★土瑤(本地瑤とも)・・・坐歌堂調
1)“起歌頭” 老人が「歌堂」の始まりの合図に歌う。 2)“天光調” 若い男女が夜半に歌い,気持ちを確かめ合ったり,離れがたい思いを歌う。 ・・・1)と2)の間に,各自が自由にいろんなことを歌って良い時間がある。 3)“lan路歌” 客の送り迎えの時に,迎える主人が客の前を阻んで「知恵比べ」的な感じで歌う。 ※lan・・欄のきへんをてへんに ★排瑤・・・shua歌堂調 ※shua・・而の下に女
代表的な形式では,これもやはり老人の歌から口火をきります。昼間のうちは男性がおもで, 女性は見ているだけです。未婚の女の子は,その間にええ男がいないか物色しています。 夜がくると盛大にかがり火が焚かれ,男女の「歌垣」へと進んでいくそうです。 あちこちに居住する排瑤は,ところによってはさらにこまかい支族に分かれ,それぞれ 音調が異なることもあるそうです。 ★布努瑤・・・青年調・老年調
その形式は下の二種類に分かれます。多くは前者で,後者はまれだそうです。 a)青年調:男性が主で,女性は男性のメロディを模倣するようにつける。 b)老年調:青年調に比べ,男女グループのリズム・メロディが異なっていて独立性が高い。 |