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[2795] テアトルの株主優待 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/30(Mon) 14:52 [返信]
 今まで特定館とされていた映画館の格差がなくなったので、銀座でも、新宿、池袋、渋谷、大森と同じように1ポイントで観られるっすー。
 第87期の配当は1株あたり2.00円でしたー。税金を源泉で引かれて3600円也。まぁ、今時、銀行に20万ぐらい預けたところで年に3000円も利子がつくなんてことはないわむで、そう考えるとトクした気分だよね。


[2794] 無題 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/30(Mon) 10:01 [返信]
「ピカンチ」★★★★★
「恋に唄えば」★★


[2793] 無題 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/29(Sun) 18:39 [返信]
「回路」★
「北北西に進路を取れ」★★★★
「ソラリス」★★★
「AIKI」★★★★


[2792] 宇宙に上るエレベータ 投稿者:まつの(g13) 投稿日:2003/06/27(Fri) 08:24 [返信]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030627-00000094-myc-sci

つーか宇宙と地球を繋ぐパイプみたいだけど、両端のフタが開いた場合は地球の空気が全部抜けちまうんじゃないかえ?


[2791] 無題 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/26(Thu) 23:25 [返信]
「卒業白書」★★★
 これは、前にも観たことがあったんだけど、すっかり忘れてた。トム・クルーズのデビュー作だっけ?


[2790] スーパー・ハリウッド・プライス 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/25(Wed) 21:33 [返信]
 「北北西に進路を取れ」「ロック・スター」の二枚で 2700 円。
 「ロック・スター」はマーク・ウォルバーグが出ているので買ってみた。

http://www.minimini-jp.com/


[2789] Re:[2786] ソラリス 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/25(Wed) 21:23 [返信]
> ホッケって家畜の餌じゃなかった?(爆笑)

 わはは、ハンドルなんてろくに見てないので気にしてなかったんだけど、キンメダイなんか(笑)。別に貶めたりするつもりなんかまったくなかったんよ。会社で回覧で回ってきたクリッピングされた記事にキンメダイのことが出ていたってだけだよ。

 で、家畜のエサだけど、ホッケに限らずたいがいのものは家畜に食わせても大丈夫なんじゃないの? 値段の高い安いと味のいい悪いは別だからね。


[2788] Re:[2787] バイバイ 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/25(Wed) 21:15 [返信]
> 低次元の書き込みに付き合うほど暇じゃないのでね。

 バイバイ。

http://www.minimini-jp.com/


[2787] バイバイ 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/25(Wed) 19:27 [返信]
低次元の書き込みに付き合うほど暇じゃないのでね。


[2786] ソラリス 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/25(Wed) 17:32 [返信]
最近見た映画の中で最悪。趣味悪過ぎ。何でホラーにするかな?
妻は不細工だし、BGMも最悪。カメラ・ワークも論外。
「イベント・ホライゾン」の方が余程面白い。

やはりバカでマヌケなアメ公には、感性が無い。
クルーニの生尻でも楽しんで下ちゃい。

「マイノリティ・リポート」って、結局エンターテイメントでしょ?物語の進行だけに意味があるのなら、物語自体どこにも新鮮味はないし、メッセージもなし。

ホッケって家畜の餌じゃなかった?(爆笑)


[2785] キンメダイ、週に 2 回 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/25(Wed) 11:33 [返信]
 そもそも最近、魚を食べてない。キンメダイより先に、ホッケ食いたいよ(笑)。

http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=306892


[2784] Re:[2781] [2779] [2776] マイノリティー・リポート 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/25(Wed) 10:39 [返信]
> あれだけ自動化されているのに、データ入力のために、プラスティック製のカードをわざわざ手動で差し込んだりするところが甘い。
> 3D通信にしても、現在の量子物理学からして3D映像ではなく、3D実体を表示できる筈である。

 SF ってつもりで作られているんだろうけど、キミの書いているようなことなら、どこぞのシンクタンクの技術予測でも見ればいいだけじゃない? または、劇中で手動でプラスティックのカードを差し込んでいた理由とか 3D 実体ではない理由を説明すればいいということなのかな。だけど、そんなことは物語の進行に致命的な影響を与えるほどのことではなく、むしろ瑣末なことだから説明して逃げるまでもないと踏んだとは考えられないだろうか。

 空想の未来のことを描くならまだしも、最近観た映画では「スパイ・ゾルゲ」なんかは、ドイツ人もロシア人も英語話していたよ(笑)。ドイツ人にドイツ語、ロシア人にロシア語を話させるのは、手間隙を惜しまなければできないことではない。できないことではないけれど、費用対効果を考えてもメリットはないと考えたのかどうか分からないけれど、そうはしなかったよね。事実ですら映画のためには曲げるんだから、空想に過ぎない未来のことを云々するのもどうかと思う。
 もっと本質的な部分、逮捕したり収監しなくても、犯行時刻まで正確に予測された殺人を未然に防げればいいだけなんだよ(笑)。

http://www.minimini-jp.com/


[2783] Re:[2781] [2779] [2776] マイノリティー・リポート 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/25(Wed) 10:03 [返信]
> > > さすがにスピルバーグだ。実にくだらん。
> >
> >  うーん、くだらんかどうかは判りかねる。
> >  どの辺がくだらんかったの? ストーリー? 演出? スピルバーグを名指しで「くだらん」というのだから、演出がよくなかったのかな。
> >
> >  監督に、作品をくだらなくさせる能力はそれほどないと思う。
>
> あれだけ自動化されているのに、データ入力のために、プラスティック製のカードをわざわざ手動で差し込んだりするところが甘い。
> 3D通信にしても、現在の量子物理学からして3D映像ではなく、3D実体を表示できる筈である。

 それだけ? そんな致命的な欠陥ではないような気がするけど。

http://www.minimini-jp.com/


[2782] 無題 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/25(Wed) 09:55 [返信]
「ミニミニ大作戦」★★★★★

http://www.minimini-jp.com/


[2781] Re:[2779] [2776] マイノリティー・リポート 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/25(Wed) 07:52 [返信]
> > さすがにスピルバーグだ。実にくだらん。
>
>  うーん、くだらんかどうかは判りかねる。
>  どの辺がくだらんかったの? ストーリー? 演出? スピルバーグを名指しで「くだらん」というのだから、演出がよくなかったのかな。
>
>  監督に、作品をくだらなくさせる能力はそれほどないと思う。

あれだけ自動化されているのに、データ入力のために、プラスティック製のカードをわざわざ手動で差し込んだりするところが甘い。
3D通信にしても、現在の量子物理学からして3D映像ではなく、3D実体を表示できる筈である。


[2779] Re:[2776] マイノリティー・リポート 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/24(Tue) 12:12 [返信]
> さすがにスピルバーグだ。実にくだらん。

 うーん、くだらんかどうかは判りかねる。
 どの辺がくだらんかったの? ストーリー? 演出? スピルバーグを名指しで「くだらん」というのだから、演出がよくなかったのかな。

 監督に、作品をくだらなくさせる能力はそれほどないと思う。


[2778] Re:[2777] 「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」の先行オールナイトに行ってきた 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/23(Mon) 01:22 [返信]
> 「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」★★★★

 いろんな映画で名前だけは出てくるが実態が曖昧な証人保護プログラムってのがここでも出てくるんだけど、証人保護プログラムとは「組織犯罪を立証するための証人が殺害される事例が多く発生したので、証人の安全を確保するため、『証人保護プログラム(Witness Safety Program)』が設けられ、証人になった者に対して、本人の希望によって新たな身分や住居を与えるなどの措置が講じられる」んだそうだ。
 証人保護プログラムの実態なんかは分からなくても物語の上では問題なく、というか証人保護プログラムの実態を映画を観ている一般市民が分かっていたりする方が問題だっりするでしょ(笑)。
 ここは、何やら組織暴力の内部告発などの重要な証人を証言できなくされないように(殺されちゃったりとか)保護するものらしいということだけ分かればいいんだと思う。
 ここでは、新しい名前を名乘らせて別の人間として生活させることで犯罪組織から守ることなわけだけど、その新しい名前、偽名のリストは暗号化されていて、その暗号を解く鍵が司法関係の長官二人の持つ指輪だったというわけだ。しかも、エンジェルの一人もかつての恋人、アイリッシュ・マフィアの偉い人が犯した殺人の証人として出廷したためプログラムが適用されて名前を変えて追及を逃れていた、ということになっているらしい。
 元々の名前がヘレン・ザース、"the ass"に似てる?からか、ass の地口ネタが延々と続いたりする。
 あと、スプリンクラーの雨に濡れながらフレッド・アステアの「雨に濡れても」で、アステアから階段というのも地口だね。


http://www.charliesangels.jp/


[2777] 「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」の先行オールナイトに行ってきた 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/22(Sun) 18:40 [返信]
「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」★★★★
 けっこう SFX っつーのか DFX っつーのか、アラが目立つてましたが、なんつーか、ウルトラセブンの背中にピアノ線が見えるのと同じで、たしかに「チャーリーズ……」は金かかってるわけだから、金かけてんなら、そーいうのはきっちり処理してほしいような気もするけど、反面、「メリケンだからそんなもんか(笑)」っつー諦観もあったりで、ミエミエの合成とかがあっても、「キャメロン・ディアズが出ているからいいかぁ」って気分になってしまうわけだったりする。すでに薹の立ったともいえるキャメロン・ディアズを可愛いとか書いてしまうことに些かの抵抗はあるのだけど、正直言って、これを観たいと思ったのはキャメロン・ディアズが出演していることにあるのだった。ディアズの役どころもファラ・フォーセット・メジャーズのジルにあたるんだろうなぁ。というか、テレビシリーズは初代のしか観てないかも。シェリル・ラッドのは観てたかな? テレビっ子だった昔は、あの時間帶の番組はけっこう好きだったりしたのだった。
 ディアズにしても、ルーシー・リューにしても、もっとキレイに撮ってあげられたんじゃないかなー、と殘念な部分もある。激しい笑ひ皺とか(笑)、どーにかしてあげてもよかったんじゃないかと。

 「17才」★★
 舞台挨拶行ってきました。

http://www.charliesangels.jp/


[2776] マイノリティー・リポート 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/22(Sun) 06:43 [返信]
さすがにスピルバーグだ。実にくだらん。


[2775] 「バンガー・シスターズ」を観てきた 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/21(Sat) 18:13 [返信]
「バンガー・シスターズ」★★★★
 1945年生まれっつーと、さろさろ還暦で、オバチャンっていうよりお婆さんってトシなんだけど、不覺にも欲情してしまいました、ゴールディ・ホーン。
 メチャクチャご機嫌な映畫でした。

 このところ、去年あたりから70年代モノが流行っているんみたいだね。

 というわけで、今日は「チャーリーズ・エンジェル - フルスロットル」の先行オールナイト行つて來まーす。


[2774] 「みかひと」のひとです。 投稿者:三島一浩 投稿日:2003/06/21(Sat) 14:55 [返信]
こんばんは。
久しびさにHP訪問させてもらいました。
元気ですか?
たまに遊びに来るので、
忘れないでねー。
 
 三島一浩

http://www.eva.hi-ho.ne.jp/h-mishima/


[2773] ソラリス 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/20(Fri) 22:23 [返信]
いよいよ、明日(6月21日)公開ですね。


[2772] 無題 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/19(Thu) 15:47 [返信]
「リーマン・ジョー」★★★
「REM」★★★


[2771] Re:[2769] スパイ・ゾルゲ 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/19(Thu) 11:29 [返信]
> 天皇主権説というのは非常に分かりやすいのに、天皇機関説って、何で「機関」と言うのでしょう?

 んー、わからんなぁ。
 「天皇は機関である」なんていうのは、なんとなく制度学派っぽいよね。
 ただ、天皇機関説っていっても、天皇の地位を貶めるものじゃなくて、天皇は社会の中で一定の役割を以って存在しているみたいなことなんじゃないの? だから、天皇主権説とどうして対立する概念だったのか理解できないんだよね。単に、天皇が国家の従属物であるか国家が天皇の従属物であるかってだけでしょ? どっちがどっちに従属していようとも、国家は法人格で意思は持ってないだろうし、結局のところ意思を持っている天皇が意思決定の最高機関であることに違いはないわけで、どうも天皇主権説と天皇機関説は噛み合っていなかったんじゃないかと思います。


[2770] すごいことになってますね 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/19(Thu) 11:27 [返信]
7202 いすゞ自動車 -- -- 189
1491 中外鉱業 -- -- 16
5480 日本冶金工業 -- -- 119
6993 森電機 -- -- 12

http://www.bully.jp/


[2769] スパイ・ゾルゲ 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/19(Thu) 01:21 [返信]
天皇主権説というのは非常に分かりやすいのに、天皇機関説って、何で「機関」と言うのでしょう?


[2768] 「NOVO」を觀てきて 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/18(Wed) 23:21 [返信]
「NOVO」★★★★
 「メメント」「過去のない男」や「ひまわり」とか他にも色々ある記憶喪失モノなんだけど、これは記憶がないことに本人はそれほど拘らないというか、そういうことも忘れちゃってるのかな。


「ぷりてぃ・ウーマン」★★★★
「二重スパイ」★★★


[2767] Re:[2766] 「スパイ・ゾルゲ」「メラニーは行く!」 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/17(Tue) 08:30 [返信]
> 「スパイ・ゾルゲ」★★★

 ロシア人もドイツ人もみーんな英語喋っていました。
 どーせロシア語、ドイツ語で喋られても分からないんだけど、それならそれで、ハナモゲラ語でいいよ。露骨に英語だと變だよ。


> 「メラニーは行く!」★★★★
 けっこう分かりやすい英語でした。


 さて、今日はシネセゾン渋谷で「NOVO」だ。



[2766] 「スパイ・ゾルゲ」「メラニーは行く!」 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/16(Mon) 19:03 [返信]
「スパイ・ゾルゲ」★★★
 上海のシーンとか昭和初期の銀座や朝日新聞社(もしかして、今築地にある朝日新聞社なのかな?)のシーンは CG 使っているのがバレバレなんだけど、CG ってさりげなくすごいところで使って欲しいと思うのだった。これが「マトリックス」ならどうでもいいんだけど、こういう映画で露骨な CG は興醒めです。まぁ、確かにオープンセットとか模型でやりくりするのは大変だろうけど、舞台の書割みたいなダサい CG の使い方だったなぁ。

「メラニーは行く!」★★★★
 はい、なんか楽しげな映画でした。

http://www.bully.jp/


[2765] Re:[2760] [2758] [2757] 近所で崖崩れ 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/16(Mon) 12:43 [返信]
> > > 取材のヘリがすんげえうるさいっす。
> > > ↓
> > > http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030614-00000404-yom-soci
> >
> >  うわー、すんごいですねー。
> ↑
> 実はタクも崩落危険区域の上におます。へへ…。

 なんかマンガみたいな状況ですね(笑)。

http://www.bully.jp/


[2764] Re:[2759] 「恋愛寫眞」を観た 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/16(Mon) 12:42 [返信]
> 「恋愛寫眞」★★★★★
>  「戀愛寫眞」じゃないんだよね。何か意図があるのかな。

 なんていうか、広末涼子がよかったんだよね。
 松田龍平は、どっちかっていうと大根でした。顔はカッコイイんだけどね。

 小池栄子は……典子さんみたいで怖かったですね。

http://www.bully.jp/


[2763] Re:[2762] BULLY観た 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/16(Mon) 12:40 [返信]
 「BULLY」★★★

> ドニーが良いと思って観ていたのだけど、へドウィグアンドアングリーインチのトミーやった人だった。
> 映画自体はそんなに面白くなかったような気がする。
>
> BULLY ★★☆

 あ、俺も観たんだけど、いつだったかなー。5 月下旬頃かな。
 出来事自体は悲惨なんだけど、映画ではそんな悲壮な感じは全然なくて、ラストの裁判所でのシーンなんかは笑えちゃったね。
 殺人の動機も薄いし、惹句にあるようにイジメられっ子の復讐というよりは、面白半分に殺しちゃったって感じにしか見えなかったよね。ヘザーとデレクの二人のヘタレぶりはよかった。ヘタレ役によって際立つんだろうね。
 社会的な問題として捉えているというよりは、ヘタレな殺人者ぶりを描いているって感じ。公式サイトには「大ヒット作『ボウリング・フォー・コロンバイン』をしのぐ、リアルな問題作『ブリー』」とあるけど、それはどうかなぁ。
 しかし、アメリカの刑って重いねー。一人殺したぐらいで死刑とか 40 年ってのは、割に合わないよね。減刑されたっていうけど、死刑が減刑されても終身刑だったっけ? 減刑されても全然割に合わない(笑)。
 「青春=若気の至り」なのだとしたら、まさしく現代の青春映画っていえるのかも知れない。だって、西部開拓時代には、十代かそこらのアウトローたちが、銃で殺しあっていたわけで、この事件が衝撃的だというなら、そのテの事件が少なくなってきているからその度合いが高くなったってことなんだろうねー。

 裁判官役とボビー逮捕の際の刑事役は、実際の事件を担当した裁判官と刑事なんだとか。本人が本人役をするっていうのでは、「夢 追いかけて」はダメだったけど、役者に演じさせる以上の効果って宣伝以外にはないよね。本人が本人を演じるにしても、演じる以上は演技力が必要、あるいは素であり続ける必要があるわけで、外道だと思う。そうなんだけど、「BULLY」のそれはそんなに気にならなかった。というか「え? 本人だったの?」って感じ。

 ヘザー役の子は可愛かった。

http://www.bully.jp/

http://www.bully.jp/


[2762] BULLY観た 投稿者:(♂)A3 投稿日:2003/06/15(Sun) 16:23 [返信]
ドニーが良いと思って観ていたのだけど、へドウィグアンドアングリーインチのトミーやった人だった。
映画自体はそんなに面白くなかったような気がする。

BULLY ★★☆


[2761] ダーク・ブルー ★★★ 投稿者:まつの(g13) 投稿日:2003/06/15(Sun) 10:50 [返信]
ビデオでみました。空戦シーンはみごとっすね。
トレーサーの曳く煙も表現されており実にリアルでした。
http://www.albatros-film.com/movie/darkblue/index2.html


[2760] Re:[2758] [2757] 近所で崖崩れ 投稿者:まつの(g13) 投稿日:2003/06/15(Sun) 10:34 [返信]
> > 取材のヘリがすんげえうるさいっす。
> > ↓
> > http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030614-00000404-yom-soci
>
>  うわー、すんごいですねー。

実はタクも崩落危険区域の上におます。へへ…。


[2759] 「恋愛寫眞」を観た 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/15(Sun) 01:55 [返信]
「恋愛寫眞」★★★★★
 「戀愛寫眞」じゃないんだよね。何か意図があるのかな。


[2758] Re:[2757] 近所で崖崩れ 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/15(Sun) 01:22 [返信]
> 取材のヘリがすんげえうるさいっす。
> ↓
> http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030614-00000404-yom-soci

 うわー、すんごいですねー。


[2757] 近所で崖崩れ 投稿者:まつの(g13) 投稿日:2003/06/14(Sat) 12:39 [返信]
取材のヘリがすんげえうるさいっす。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030614-00000404-yom-soci


[2756] 訃報 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/13(Fri) 21:27 [返信]
グレゴリー・ペック(87歳)


[2755] インターネット人口調査って…… 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/13(Fri) 17:04 [返信]
 なんか、こんなもんかと……。正確な人口統計はできないよねー。
 ていうか、ネットに戸籍制度みたいなもんを持ち込まれるのはやだなぁ。つーか、先進国でも日本のような戸籍制度なんかがあるところばかりじゃないじゃん。
 つーか、戸籍制度って、税金の徴収のための制度であって、人口統計のためではないんだよね。インターネット人口調査もネットの利用に対して税金を徴収しようという動きへの布石なんだろうねぇ。

http://www.nmda.or.jp/nmda/netchousa/net0203.html


[2754] Re:[2740] ファーストTCP 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/13(Fri) 11:38 [返信]
 なんで、「ファースト」なんだろう。
 ところで、なんで、「ファストフード」ではなく「ファーストフード」なんだろう。

 昨日、キネカ大森の近くのロッテリアで、「こちらの番号札を持って、5分ほどお待ちください」だった。5分待っても持ってこないので、テイクアウトした。


[2753] 無題 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/13(Fri) 11:27 [返信]
「アカルイミライ」★★★
「プレッジ」★★★★
「インソムニア」★★☆
「プロフェシー」☆
「サイン」☆
「ロード・トゥ・パーディション」★★☆
「マイノリティ・レポート」★★★★
「CUBE」★★★☆


[2752] 日経騰がってますね 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/11(Wed) 15:01 [返信]
 9000円台に戻しそうな勢いですね。
 含み損が一気に10万ぐらい減りました。

 あと、スタバが2000円ぐらい上がってますね。何か材料でも出ましたかね?

http://quote.yahoo.co.jp/q?s=2712.j


[2751] 無題 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/11(Wed) 00:36 [返信]
「ハンテッド」★★★★★


[2750] ニチメン日商 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/09(Mon) 14:57 [返信]
 今日のところは +25 っすー。うしししし。


[2749] 無題 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/09(Mon) 14:17 [返信]
「NARC」★★★★

http://quote.yahoo.co.jp/q?s


[2748] 「NARC」観てきました 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/09(Mon) 14:17 [返信]
 血がドバドバってのが平気なら、面白く観られると思います。


[2747] Re:[2743] [2738] [2734] アバウト・シュミット 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/08(Sun) 01:50 [返信]
> キャシーベイツが脱いでます。

やめて〜!思い出したくない!!(ワラ


[2746] Re:[2742] [2741] ニッソー 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/07(Sat) 12:12 [返信]
> >  26 円で買ったのが 40 円まで騰がってるー。うししし。
>
> げはははははははははははははははは>7202

 カラウリしたくなりますな(笑)。


[2745] 「ハンテッド」観てきました 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/07(Sat) 12:04 [返信]
 なんか、古谷一行と丹波哲郎みたいです。


[2744] ハンテッド 投稿者:まつの(g13) 投稿日:2003/06/06(Fri) 23:21 [返信]
フリードキンとドキンちゃんは無関係です。


[2743] Re:[2738] [2734] アバウト・シュミット 投稿者:まつの(g13) 投稿日:2003/06/06(Fri) 23:19 [返信]
> > ジャックがそのまんまで良かった。
> >
> > 人生ってなんなのさ?
>
>  「プレッジ」観たよ。

キャシーベイツが脱いでます。


[2742] Re:[2741] ニッソー 投稿者:まつの(g13) 投稿日:2003/06/06(Fri) 23:17 [返信]
>  26 円で買ったのが 40 円まで騰がってるー。うししし。

げはははははははははははははははは>7202


[2741] ニッソー 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/06(Fri) 13:28 [返信]
 26 円で買ったのが 40 円まで騰がってるー。うししし。

http://quote.yahoo.co.jp/q?s=7881


[2740] ファーストTCP 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/05(Thu) 19:18 [返信]
米カリフォルニア工科大学の研究チームが、超高速のインターネット・プロトコル『ファーストTCP』を開発している。下り方向の速度を引き上げるもので、100Gbpsの超高速ダウンロードも可能になるという。英科学雑誌の『ニュー・サイエンティスト』オンライン版が4日(米国時間)伝えた。

インターネット上でデータの転送を制御するTCPは、サーバー側はデータをパケットに分割して、受信側の応答確認の信号を受け取りながら送信する。応答がない場合は再送するが、この際、応答待ち時間はパケット送受信の失敗のたびに2倍、4倍と増加する仕様になっており、転送速度を遅くする一因となっている。

ファーストTCPは、パケット送受信の失敗があった場合に早い段階で検知して、適切なデータレートに修正してパケットロスを抑えるという。対応したソフトとハードがサーバー側に必要だが、既存のネットワーク上で利用でき、クライアント側も今まで通りでよいというメリットがある。

研究チームは昨年11月、カリフォルニア州サニーベールからスイス・ジュネーブ近郊のセルン間の1万キロで初の実地試験を実施。通常のTCPによる転送速度266Mbpsに対し、ファーストTCPで平均925Mbpsを出すことに成功した。さらにファーストTCPを10システム合わせることで8.6Gbpsまでの超高速転送を達成した。次世代インターネット・インフラ『インターネット2』では、さらに高速化が可能という。

ニュー・サイエンティストによると、米マイクロソフト社と米ディズニー社がファーストTCPの採用を検討し、カリフォルニア工科大学と話し合いを進めているという。

三好 豊/Infostand


[2739] ソードフィッシュ 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/05(Thu) 17:17 [返信]
ワシントン発――『ソードフィッシュ』(Swordfish)は、コンピューターオタク必見のサスペンス映画になるはずだった。

米ワーナー・ブラザース社配給のこの映画には、面白くなるはずの要素がたくさんある。極秘の連邦政府機関、堅固な政府のコンピューター・ネットワーク、そして米連邦捜査局(FBI)の電子情報盗聴システム『カーニボー』をハッキングしそれを使用不能にした罪で裁かれ、仮釈放中という世界一のコンピューター・ハッカー、そのハッカーを雇う人あたりのいい誇大妄想狂は、テロリストの可能性もあるといった具合だ。

だが、これは、『エネミー・オブ・アメリカ』や『スニーカーズ』のような映画ではない。この2本にも不備な点はあったが、少なくとも技術的に関する大きな誤りをなくそうという努力は見られた。

だが、ヒュー・ジャックマン演じるきわめつけのハッカー、スタンリー・ジョブソンの行動にそんな努力の跡は見えず、とても記憶に値する出来にはなっていない。このジョブソンという人物は、油田の小屋でぶらぶらしている冒頭数分間のシーンのほうが、キーボードの前にいる姿よりずっと居心地よさそうに見える。

スキップ・ウッズ氏の脚本も空回りだ。ウッズ氏がそこそこコンピューターに関する知識を持っていることは、無造作に示される用語などを見ればわかる――『ワイアード』誌が引用されていたり、映画に登場するハッカーの1人がトーバルズという名前のフィンランド人だったり、リナックスの『KDE』インターフェースがなかなか見せ場を作っていたりする。

だが、『プログラム書法 第2版』(邦訳共立出版刊)に書かれていることを十分身につけたコンピューターオタクなら誰でも、この映画を見ている大部分の時間を、次々に出てくる技術的な誤りにうんざりして居心地の悪い思いをしながら過ごし、声をひそめてウッズ氏に悪態をつくことになる。ハリウッドの諸氏にひとこと――ワームのコードは一般に『オートキャド』(AutoCAD)を使って書いたりするものではないし、優秀なプログラマーがどんなに一心不乱に頑張ったとしても、512ビットの暗号鍵をただ頭に思い浮かべて因数分解するのは不可能だ。

暗号セキュリティー企業の米RSAセキュリティ社は「電子セキュリティーに関して最も信頼できる企業」と謳っているが、その専門技術は映画のスクリーン上では発揮されなかったようだ。RSA社は「コンピューターシステムのセキュリティーを守る方法はもちろん、システムを破壊したりハッキングしたりする方法までも理解してもらうため、さまざまな認証技術や暗号化技術についてワーナー・ブラザース社にアドバイスしている」と誇らしげに記しているのだが。

とはいえ、ジョン・トラボルタがカリスマ的で冷酷なガブリエル・シアーを演じる『ソードフィッシュ』が、おもしろくない映画だと言っているわけではない。

『ソードフィッシュ』はハッカー映画としては失敗作だが、B級アクション映画としてはなかなかのものだ。『ダイ・ハード』のユーモアのセンスや『スピード』のようなサスペンス感には欠けているが、英国製『TVR』クーペでのお決まりのカーチェイスや、ロサンゼルスのダウンタウン上空をヘリコプターがバスを吊り上げていくという珍しいシーンもある。何百台ものカメラを駆使して撮影した息を呑む爆発シーンも見どころだが、映画の最初の数分間だけなのが惜しい。

ハル・ベリー演じるジンジャーがトップレスで日光浴をしていて、映画の中のハッカー・ヒーローがどぎまぎするという短いシーン――コンピューターオタクたちはみなこれほどうぶなのだろうか?――や、ハリウッドの刺激的な現実の描写も忘れてはならない。ベリーはこのところ、契約に際して胸を露出するかどうかで50万ドルの追加報酬を要求したという報道の否定に躍起になっている。

『ソードフィッシュ』は、シアーがジョブソンを雇い入れようとすることから始まる。政府のコンピューター・システムに侵入して、『ソードフィッシュ作戦』と呼ばれるおとり捜査の資金になるはずの、米麻薬取締局(DEA)の裏金90億ドルを盗み出そうというわけだ。事を難しくしているのは、ジョブソンというクラッカーが、この仕事に乗り気ではないということだ。ジョブソンは仮釈放中でキーボードに手を触れてはならないと命じられていているからだ――これは、有名なクラッカーのケビン・ミトニック氏が受けた保護観察中の厳しい条件にならってのことだろう。

だが、頭に銃を突きつけられつつ美女の濃厚サービスを受けるとなれば、ジョブソンのハッカーとしての引退生活があえなく終わっても仕方がないというものだろう。その間、シアーはジョブソンを説得し続ける。「世界一のクラッカーなら、60分でできると聞いた。残念だが、そんな時間はない。60秒でやってもらおう」

これはクライマックスへの単なるプレリュードにすぎない。この後、バーチャル侵入だけではなく物理的にも侵入するよく考えられたシーン、人質をとり、ジョブソンがオートキャドを使って作成した『多頭ワーム』を政府のコンピューター・ネットワークに送り込んで現金を奪う、大胆不敵な計画を実行するシーンが展開する。さらに、シアーは誰のために働いているのか、という謎が観客の興味をそそる――自らの利益のために働いているのか、それとも連邦政府の極秘機関のためなのか?

映画は、払う料金に対してどれだけの満足感が得られるかで判断すべきだ。『ソードフィッシュ』のチケット代は4ドル75セント(平日午後の料金)。

Declan McCullagh [日本語版:森さやか/小林理子]


[2738] Re:[2734] アバウト・シュミット 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/05(Thu) 12:55 [返信]
> ジャックがそのまんまで良かった。
>
> 人生ってなんなのさ?

 「プレッジ」観たよ。


[2737] Re:[2732] ソラリス 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/05(Thu) 12:54 [返信]
「惑星ソラリス」 = 映画化一作目
「ソラリスの海」 = J.S.バッハ
「ソラリス」 = 今回映画化邦題
「ソラリスの陽のもとに」 = 原作

 ソラリス関係は↑こんな感じでしょうか。
 どうも、「ソラリスの海」という言葉が一番印象に残るようで、前回映画化された際の邦題が「ソラリスの海」であると思いがちなのではないだろうか。って、そんなのは俺だけだろうか。
 もっとも、原題は「SOLARIS」なんじゃないかと思うので、どうでもいいのだけど。


> SFファンのオンライン・コミュニティーでは、スティーブン・ソダーバーグ監督の新作『ソラリス』に対する意見が割れている。この映画は、旧ソ連の隠れた名作映画『惑星ソラリス』のリメーク版だ。主演はジョージ・クルーニーで、米国では27日(米国時間)に公開される。

> 中には、かなり期待しているファンもいる。

 「ソラリス」のリメイクってだけで期待していますけれどね。


> だが、新版『ソラリス』に不安を抱いている純粋主義者も多い。その不安とは、SF界における2つの神聖な教典、スタニスワフ・レムによる1961年の小説『ソラリスの陽のもとに』[邦訳早川書房刊]とアンドレイ・タルコフスキー監督による1972年の映画を、ソダーバーグ監督が汚すのではないかということだ。

 そもそも、少なくとも、タイトルからして違うわけで、映画と小説とリメイクと媒体が違うというだけではなく、著作権的にも二次著作物ってことになるわけだから別の作品なわけで、今回リメイクされたからっていって、前回(1972年)の「惑星ソラリス」の価値が下がるということはないはずでしょ。もし下がるとしたら、それはそれでリメイクによって前回の映画化や原作の足りなかった点、劣っていた点などが露になるということで、それって、それまで誰も指摘しなかった「惑星ソラリス」や「ソラリスの陽のもとに」の致命的な欠点を指摘するということになるわけで、ソダーバーグがそれらを汚すのだとしたら、汚したソダーバーグこそ誉められるべきだろうと思うわけだ。


> 一方、楽観的なSFファンは、ソダーバーグ監督――まじめで、進取の気性に富み、個性的なハリウッドの映画監督の1人――が、衰退しつつあるように思われるSFシーンに新風を吹き込んでくれることを期待している。

 俺はこっちだな。辛気臭いソ連映画ってイメージから脱却してほしいってところはあるの。


> 「『惑星ソラリス』をリメークするなんて邪道だ」とオエーリーさんは語る。「(ソダーバーグ監督は)そもそもアンドレイ・タルコフスキーじゃない。ベートーベンのような真の偉大な作曲家とヨハン・シュトラウスのような大衆ワルツ作曲家を比べるようなものだ」

 どうも、欲望が満たされてしまうから思考停止になってしまうのだろうね。もっといいものへの欲求がいろんな作品を生み出すわけで、今回の映画化が愚民に迎合するような作品になったとしても、愚民の時代が要求したからに過ぎないわけで、作品の格調が高いとかそういうことではなしに、やっぱり興行がうまくいく映画がいい映画だと思う。まぁ、宣伝で客を乗せるってのもあるんだろうけど、それはそれで宣伝の上手さを称えればいいわけで、「アカデミー広告宣伝賞」なんかをあげちゃえばいいわけ。
 「ブレアウッチ プロジェクト」なんか、映画としてのデキは、その作品の設定によって意図して雑なホームビデオで撮影したような映像で、この映画って企画と宣伝広告で成功したわけジャン。その手で成功した一匹目のドジョウなんだから、それは称えなくちゃだめなような気がする。


> キング氏は、リメーク版がオリジナル版への侮辱だとする意見もはねつけている。「ソダーバーグ監督の作る映画がどんなものであっても――よくても、悪くても、ぶざまでも、すばらしくても――、(オリジナルの)『惑星ソラリス』の存在に変化を及ぼすわけではない。及ぼすとすれば、オリジナルへの関心を高めるということだ」

 そうなのよね。逆に、リメイクによってオリジナル、原作が貶められるのなら、それだけそのリメイクにパワーがあるってことでしかなく、「オリジナル、原作を貶める」という評価は誉め言葉でしかないと思う。せいぜい、この手の批判は、「オリジナル、原作に及ばなかった」って程度にしておくべき。


[2736] Re:[2731] マトリックス・リローデッド 投稿者:菅野 投稿日:2003/06/05(Thu) 10:55 [返信]
> 『マトリックス』のシリーズ第1作は、単なるアクション映画ではなかった。もちろん、ヒーローたちの繰り広げる、時間が止まったような新奇なカンフーシーンは痛快だったし、コンピューター・プログラムの「エージェント」はこの上なく不敵な悪役だった。しかしこの作品がカルト的な人気を獲得したのは、灼けつくような社会批判、情報時代の神学的解釈、意表をつく展開が連続する筋書きのおかげだった。

> 1999年の『マトリックス』第1作は、その哲学と戦闘をシームレスに融合させていた。ネオが意識を解放すればするほど――つまり、住み慣れた現実はプログラムのかたまりに過ぎないという認識が強まるほど――ますます目覚ましい能力をその世界で発揮できるようになる。この強力な組み合わせが映画の爆発的な推進力となり、拳を握り締めるようなクライマックス――ネオが「救世主」だと自覚する場面――まで、観客を釘付けにしたのだ。

 んー、「マトリックス」にそんなに深遠なテーマが内在されていたとは思っていませんでした。ただ、「そうだった」と言われても、それでもそんな深遠なテーマが存在していたとはとても思えないのですね。「マトリックス」の筋書きは、アクションなり特殊効果を見せるための狂言回しでしかなく、そこに秘められたテーマを読み取ろうとすらしていませんでした。まぁ、再度見直してみるということはしませんけれど。
 同系統(と、勝手に思っているのですが)の作品では、「ソードフィッシュ」の方が好きですね。まだ観てない人は DVD 買って観ても損しないと思うよ。「DVD を買って観る気になる」かどうかっていうのは、「映画館に足を運んで観る」ことと並んで、総体的に映画を評価する基準なんじゃないだろうか。ただ、映画館で観て「損した」と思っても一過性のものでしかないのだけど、DVD の場合は、そのモノが手元に残ってしまうので、自分が損してしまった結果がいつまでも手元に残っているということだし、「何度でも観たい」という意味もあるわけで、「映画館で観る」というのは基準としては甘いような気がする。
 もちろん、プロジェクタで大画面で観るのでなければ、家庭で観る方が数段見劣りするのだけど、それはさておく。

> Noah Shachtman [日本語版:湯田賢司/高森郁哉]

 ↑どっかのサイトからの引用ですか?


[2735] Re:[2733] 「11'09"01 / セプテンバー 11」を観てきた 投稿者:sg犬 投稿日:2003/06/04(Wed) 18:39 [返信]
> でも、条件反射で反戦言うように洗脳しちまうことが、戦争無くす唯一の道かもよヽ(´∇`)ノ

 強力な火器等による闘争がないだけの状態が戦争ではないというのなら、そりゃ戦争はなくなるだろうね。
 ただねー、何度も例えに出すけど、アメリカで銃被害で死んでいる人は 1 万人しかいないのに、原則的には武器ではないとされているクルマによって 4 万人の死亡者が出ているなんてこともある。日本じゃ、銃被害による死亡者なんて多くても 2 桁でしかないのに、交通事故で死ぬのは 1 万人ぐらいいるよね。
 こういうことに対してほとんど危機感を持たないのはどういったことだろう。はっきりいって、北朝鮮に拉致られる以上に、交通事故で死ぬ確率の方が高いんだけどなぁ(笑)。
 北朝鮮の拉致問題云々言う前に、こういった身近にある機器に対しての危機感を持たないんだから、しゃーないっしょ(笑)。
 交通事故で死のうが、戦争で死のうが、拉致されて死のうが、薬害で死のうが、死んだもんは死んだもん。


[2734] アバウト・シュミット 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/04(Wed) 17:47 [返信]
ジャックがそのまんまで良かった。

人生ってなんなのさ?


[2733] Re:「11'09"01 / セプテンバー 11」を観てきた 投稿者:中宮崇 投稿日:2003/06/04(Wed) 07:13 [返信]
> それと、このテの映画は反戦を煽ればいいと思っている日本の配給の宣伝にも辟易した。そんなもんはただの俗物でしかない。条件反射的な反戦なんて意味がないわ。

でも、条件反射で反戦言うように洗脳しちまうことが、戦争無くす唯一の道かもよヽ(´∇`)ノ

http://www.interq.or.jp/world/mado/


[2732] ソラリス 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/03(Tue) 21:30 [返信]
SFファンのオンライン・コミュニティーでは、スティーブン・ソダーバーグ監督の新作『ソラリス』に対する意見が割れている。この映画は、旧ソ連の隠れた名作映画『惑星ソラリス』のリメーク版だ。主演はジョージ・クルーニーで、米国では27日(米国時間)に公開される。

中には、かなり期待しているファンもいる。

『エイント・イット・クール・ニュース』のコラムニストは、「(ソダーバーグ監督は)『2001年宇宙の旅』以来最も刺激的なSF映画を作ろうとしている」と書いている。

だが、新版『ソラリス』に不安を抱いている純粋主義者も多い。その不安とは、SF界における2つの神聖な教典、スタニスワフ・レムによる1961年の小説『ソラリスの陽のもとに』[邦訳早川書房刊]とアンドレイ・タルコフスキー監督による1972年の映画を、ソダーバーグ監督が汚すのではないかということだ。

一方、楽観的なSFファンは、ソダーバーグ監督――まじめで、進取の気性に富み、個性的なハリウッドの映画監督の1人――が、衰退しつつあるように思われるSFシーンに新風を吹き込んでくれることを期待している。

『ソラリス』のストーリーでは、心理学者のケルビンが宇宙ステーション『プロメテウス』に派遣され、ステーションに駐在する科学者たちの奇妙な行動を調査する。その結果、付近の惑星ソラリスが科学者たちに大きな影響を与えていることを発見する。

映画の製作者はハリウッドの巨人、ジェイムズ・キャメロン(『ターミネーター』、『タイタニック』)。ソダーバーグ監督はこの映画に関して沈黙を守ってきた。それでも、『ソラリス』のファンサイトに群がる人たちは、この映画の製作に関するすべてを詳細に観察している。

このサイトの掲示板には、配役の決定から音楽に至るまで、あらゆることに関して数多くの投稿が寄せられている。映画の予告編の意味について分析している投稿だけでも50件を下らない(「ハリウッド定番の誇大妄想的駄作」というコメントもある)。

サイトの訪問者はまた、クルーニーが尻を見せるセックスシーンがあるために映画がR指定[17歳未満は保護者同伴]を受けたことに関するちょっとした論争に喜んで飛びついた[映画のレーティングはその後、PG-13(13歳未満の子どもに不適当な表現あり)に緩和された]。

このサイトでは、ソダーバーグ監督を攻撃する投稿がかなりの割合を占めている(「このリメークに関わったすべての人間があらゆる苦しい病気を同時に患ってじわじわとみじめに死んでいくことを願う」と書いたタルコフスキー監督のファンもいる)ものの、映画への楽観的な意見もある。

ウェブマスターのクシシ・コトビツキさんは、脚本の海賊版を読んだ後、「こんな示唆に富んだ映画に、ハリウッドの重役たちがストップをかけなかったなんて信じがたい」と書いている。「12歳の子ども向けじゃないSFの脚本を読むのはとても新鮮だ!」

『SFムービー・ページ』を運営するジェイムズ・オエーリーさんは、それほど期待していないSFファンの1人だ。

「『惑星ソラリス』をリメークするなんて邪道だ」とオエーリーさんは語る。「(ソダーバーグ監督は)そもそもアンドレイ・タルコフスキーじゃない。ベートーベンのような真の偉大な作曲家とヨハン・シュトラウスのような大衆ワルツ作曲家を比べるようなものだ」

オエーリーさんは、新版『ソラリス』を「『スター・ウォーズ』以来の途方もない幼稚化」の典型と考え、現代のSF映画はアイディアの探求よりもアクションフィギュアを売るために存在しているのではないかと憂慮している。オエーリーさんは2000年をSF映画製作にとって「最悪の年」と呼んだ。

もちろん、ファンサイトの論考がいつも歴史的文脈から抜けられないわけではない。ロンドンのブルネル大学講師で、ターニャ・クシビンスカ氏との共著書『サイエンス・フィクション・シネマ』(Science Fiction Cinema)があるジェフ・キング氏は、今日のSF映画はおそらく過去のものよりよくも悪くもないだろうと語る。

「かつては知的なSF映画製作の『黄金期』があったなんて、幻想だと思う。(オリジナルの)『惑星ソラリス』のような知的なSF映画は、ごくまれにしか登場しないのだ」

キング氏は、タルコフスキー監督のスローペースの『惑星ソラリス』を観るのは「骨が折れる」と感じるSFファンも多いだろうと考えており、リメーク版に高い期待を抱いている。

「ソダーバーグ監督はメジャーなジャンルの映画に、形式の面において先鋭的かつ芸術的、そしていくらか実験的なアプローチを持ち込めることを示してきた。彼なら、『ソラリス』を形式の面でも知的な面でも興味深い作品にし、それでいて商業的成功の可能性も残せるかもしれない」

キング氏は、リメーク版がオリジナル版への侮辱だとする意見もはねつけている。「ソダーバーグ監督の作る映画がどんなものであっても――よくても、悪くても、ぶざまでも、すばらしくても――、(オリジナルの)『惑星ソラリス』の存在に変化を及ぼすわけではない。及ぼすとすれば、オリジナルへの関心を高めるということだ」

Jason Silverman [日本語版:南 雅喜/高森郁哉]


[2731] マトリックス・リローデッド 投稿者:金目鯛 投稿日:2003/06/03(Tue) 21:12 [返信]
『マトリックス』のシリーズ第1作は、単なるアクション映画ではなかった。もちろん、ヒーローたちの繰り広げる、時間が止まったような新奇なカンフーシーンは痛快だったし、コンピューター・プログラムの「エージェント」はこの上なく不敵な悪役だった。しかしこの作品がカルト的な人気を獲得したのは、灼けつくような社会批判、情報時代の神学的解釈、意表をつく展開が連続する筋書きのおかげだった。

1999年の米国を、人類を抑圧する邪悪な機械によって設計され、コンピューター化された夢の世界に変えることで、『マトリックス』は多くの人々が直観していた物事を映像化してみせた。あのバブル時代のライフスタイルが単なる見せかけに過ぎなかったこと、企業崇拝のリズムに踊らされた人たちが暴利の幻想の中をさまよう夢遊病者になっていたことを示したのだ。

以上のような要素が、『マトリックス・リローデッド』[日本でのロードショー公開は6月7日]にはほとんどない。それに、シリーズ第1作に神話的な雰囲気を加えていた、救世主的なヒーロー誕生の躍動感にも欠けている。

その代わりに『マトリックス』3部作のシリーズ第2作では、選ばれた存在になるのは時として重荷になり得るということを、観客は知ることになる。

(以下、ネタバレが少々あるのでご注意)

ネオ(キアヌ・リーブス)はもしかすると、コンピューターの作った仮想世界を意志の力でねじ曲げることができ、現実の人類を機械の支配者たちからついに解放できる男かもしれない。しかし彼が本当に望むのは、両性具有的な魅力を持つ武術パートナー、トリニティー(キャリー=アン・モス)と「いい関係」になることだ――誰がネオを非難できるだろう?

しかし、この願いを実現するのは困難だ。ネオのまわりには、救世主を求めて苦行者、物乞い、グルーピーたちが、ひっきりなしに群がってくる。このため、人類最後の都市ザイオンでプライベートなひとときを過ごす2人に、相当の邪魔が入ることになる。

フラストレーションを招きそうなのは、夥しい数のイカ型ロボット『センティネル』がザイオンに大規模な攻撃を仕掛けているにもかかわらず、この都市の頑迷な軍師ロック(ハリー・レニックス)が、ネオの力を反撃に使おうとしないことだ。

しかしもちろん、ネオは最後には、人類を救うチャンスを与えられる。彼はコンピューターが作った仮想現実空間「マトリックス」に入り込む――ここでアクションが炸裂する。

エージェント・スミス(ヒューゴ・ウィービング)――第1作の悪役一味のリーダーだったコンピューター・プログラム――は今回、ウイルスのように自身を複製できる。そして、貧民街の中庭で、スーパーヒーローものに定番のテーマ音楽がとどろくなか、ネオは100人ほどにも増殖したスミスと同時に対決する破目になる。

この場面で駆使された、超リアルな特殊効果についての記事を目にした読者もいるかもしれないが、ここではコンピューター生成された事実が露呈している。大作映画らしいカンフー・バトルというよりは、高品位のビデオゲームのように見えてしまう。もちろん、自分でプレイするぶんにはスリル満点だろうが、観ているだけではそれほど面白くない。

次の大きな戦闘シーンはかなり上出来だ。ベルサイユ宮殿のような邸宅の入り口で展開する、優雅なスローモーションの空中でのぶつかり合いは、香港の武術の高度な動きを彷彿とさせる。ジェット・リーの西洋人版とも言うべきキアヌ・リーブスは、空中で旋回し、強烈なキックや目にも止まらぬパンチ、古来の武器などで敵を襲う。欠けているのは、ジェット・リーの得意技「無影脚」――地面と並行に高速でキックを繰り出し、乱闘に決着をつける――ぐらいだろうか。

次に、大がかりなカーチェイスが始まる。本作で断然のハイライト・シーンとなっている。ひょっとしたら他の映画がすでに、複数車線を走ってくる車をひらりとかわしながら逆走するバイク、ぶつかり合う大型トラックの屋根での殴り合い、容赦なく追ってくる邪悪な双子(日本語版記事)を、もっと刺激的に描いていたかもしれない。しかし、筆者はまだ観たことがない。

キアヌ・リーブスもまた、驚くほど楽しめる。第1作では長時間にわたってぽかんとした表情をさらしていたが、リーブスは本作のために武術トレーニングに耐えただけでなく、演技のレッスンも受けたように見える。

しかしこの長所よりも、通常は一流の演技を見せるローレンス・フィッシュバーン(ネオの指導者モーフィアス)の本当に馬鹿げた台詞だとか、映画の長くて回りくどい大袈裟な会話と武術シーンをつなぐだけの筋書きだとかいった短所のほうが気になってしまう。

1999年の『マトリックス』第1作は、その哲学と戦闘をシームレスに融合させていた。ネオが意識を解放すればするほど――つまり、住み慣れた現実はプログラムのかたまりに過ぎないという認識が強まるほど――ますます目覚ましい能力をその世界で発揮できるようになる。この強力な組み合わせが映画の爆発的な推進力となり、拳を握り締めるようなクライマックス――ネオが「救世主」だと自覚する場面――まで、観客を釘付けにしたのだ。

一方、2003年の第2作は、まとまりのない奇妙なリズムでたどたどしく進む。頭を悩ませるような会話が戦闘シーンを分断し、勢いをつけるというよりはドラマ性の大部分を奪っている。

これを埋め合わせるために、今回の作品では、悪役を大量に増員した。しかし『マトリックス・リローデッド』は、数の多さが必ずしも質の高さにつながらないことを証明している。

Noah Shachtman [日本語版:湯田賢司/高森郁哉]


[2730] 無題 投稿者:sg犬 投稿日:2003/06/03(Tue) 13:40 [返信]
「8 Mile」★★★☆彡


[2729] 「8 Mile」観てきました 投稿者:sg犬 投稿日:2003/06/03(Tue) 13:39 [返信]
 喋りがラップになってしまいます。
 つーか、ラップって詩の朗読みたいなもので、ラップバトルって「詩のボクシング」みたいなものだよね。
 ラップは、意味が分からなかったとしても、字幕なしで見てもいいと思うよ。字幕翻訳もなかなか力が入っていたと思うんだけどね。