計算処理の基本はCOMPUTE命令です。ただし、剰余を求める必要がある場合に限 り、DIVIDE命令を使用します。いかなる場合でも、ADDやSUBやMULは使用禁止で す。
【例】 1 1 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 6 6 6 7 7----2---6---0---4---8---2---6---0---4---8---2---6---0---4---8---2 COMPUTE A = A + 1 . COMPUTE WK1-SEC = WK1-HH * 3600 + WK1-MM * 60 + WK1-SS. COMPUTE WK1-DUR = WK1-EHH * 3600 + WK1-EMM * 60 + WK1-ESS - ( WK1-SHH * 3600 + WK1-SMM * 60 + WK1-SSS ) . COMPUTE WK1-DUR = ( WK1-EHH - WK1-SHH ) * 3600 + ( WK1-EMM - WK1-SMM ) * 60 + ( WK1-ESS - WK1-SSS ) .
なお、上に挙げた例のうち2番目のCOMPUTE WK1-DUR は、不可の例です。これは 数学的には正しい式ですが、ちょっと見た時に「おや?」と思わせるものがある ためです。記述上の演算の回数は後のプログラムの方が少ないので、効率が良さ そうですが、現代のコンパイラでは同じ効率のコード生成を行うはずです。