愛書家HPログ抄 1997年2月後半(1)
 1997.2.15〜2.28


「愛書家ホームパーティ」のログのうち、古書店に関連した話題を中心に愛書談義を転載しました。なお、まとまったものについては別ページに掲載しています。

《登場古書店》
キクオ書店
「夢屋」
「ドラマ」武蔵村山店

008 [97/02/15 17:50] KHB11772 モンタヌス  散人
 モンタヌスの『日本誌』、邦訳のものを誰かに見せてもらったことがあるように思 いますが、記憶違いだったのかもしれませんし、よく覚えていません。その関係で、 いつのものだったか定かでは有りませんが、京都キクオ書店の古書目録を見たことが あるのは覚えています。その時、『日本誌』が出ていたかどうかも忘れましたが、 1994年のキクオ書店の『欧米古書目録 東西交流史特集』を見ると、モンタヌスのも のは3件出ていました。参考までに引き写してみますと、

・『東インド会社遣日使節紀行』1669年(初版、折込地図、銅版図版多数入、ヴェラ ム古装幀)130万円
・『東インド会社遣日使節紀行』1670年刊(独訳初版、折込地図図版函入)、98万円
・『東インド会社遣日使節紀行』1680年刊(仏訳初版、折込地図、折込図版欠)50万円

ちなみに、ケンペルのものは、『日本誌』1729年(蘭訳初版、折込地図、銅版図版多数 入)140万円。『廻国奇観』1712年(初版、一部欠有り、ヴェラム古装幀)、70万円、 といった具合です。

 1995年の目録には、モンタヌス『東インド会社遣日使節紀行』は仏訳版のみ売れ残 っていました。ケンペル『日本誌』は1729年(仏訳初版、2冊)というのが110万円 で新たに出ており、『廻国奇観』は売れ残っています。

 この分野のこと、あまりよく知りませんが、かなり人気のある分野のようですね。 たしかに、どこか魅力ある分野であるように思いました。

 国会図書館のこと、書いておられましたが、蔵書検索が出来るようになったのかど うかは確かめていませんが、ホームページはもう出来ているようですね。東大図書館 は、かなり以前から、telnetを使った蔵書検索が一般に公開されています。自宅のパ ソコンのtelnetソフトが不調なので、今試すことは出来ませんが、以前使った感触で は、東大図書館の検索システムは本格的なものでした。「愛書家ホームページ」から は、東大図書館のホームページ、国会図書館のホームページへはともにリンクを張っ ています。

散人


009 [97/02/16 03:54] KHB13403 モンタヌス?
えっ、やっぱし日本語訳出ていましたか? もしどこかでまた出会いましたら教えていただけませんか? 多少高くても買いたいですね。

散人>1994年のキクオ書店の『欧米古書目録 東西交流史特集』を見ると、モンタヌスの ものは3件出ていました。

*キクオ書店の方は6月の古書市に毎年見えていますので、顔は何回も見たことがあります。でも相手は私のことは知らないでしょうが・・・。友人が経営しています古書店には毎年6月、必ず顔を出しているようですね。でもこの『欧米古書目録 東西交流史特集』 欲しいな。たとえ在庫がなくとも古書を購入するときの判断の一つになるので。何ページ位のカタログでしょうか? キクヤ書店の住所、電話、ファックス番号をお知らせ頂けませんか?

散人>ケンペルのものは、『日本誌』1729年(蘭訳初版、折込地図、銅版図版多数 入)140万円。『廻国奇観』1712年(初版、一部欠有り、ヴェラム古装幀)、70万円、 といった具合です。

*『日本誌』1729年は7〜8年前一誠堂で115万円と掲載されています。私が所蔵しているのは偶然1727年の初版版です。フランス語訳も購入したいですが140万円はチト高い(T_T)

 ケンペル『日本誌ー日本の歴史と紀行』(上・下)今井正訳 霞ヶ関出版 東京 昭和48年も探しているのですが。2年前一誠堂のカタログに4万円で出ており、注文したら既に売却済みでした。あ〜あ、逃げた魚(本)は大きい!!!<この本、絶対に欲しい

そうですよ散人さん。この分野は欧米やアメリカでも熱狂的な日本人以外の研究者が多いですからね。それぞれの本が古く稀覯本のせいもあるでしょうが、原書はどうも値段が高くて大変です。でも研究するからには是非とも必要な資料ですし、今後ともよろしくお願いします。

Sammy@London


010 [97/02/16 03:54] KHB13403 山田方谷
現在『財政の巨人ー幕末の陽明学者・山田方谷』林田明大著 三五館を読んでいるところ。2週間前に八重洲ブックスで偶然見つけ、感激して購入しました。東京からSAL便で送 ったのが今朝着、すぐに読んでいますがこれがまたまた面白い。

現在積極的な思考法などが話題になっていますが、山田方谷はいままで読んだ中では上杉鷹山にも負けないぐらい引き込まれそうな人物です。現在『炎の陽明学ー山田方谷伝』明徳出版や『誠は天の道なり、幕末の名補佐役ー山田方谷の生涯』童門冬二著 講談社を探しているところ。

いやいや陽明学の世界も奥が深いですね。私はいつの日か英語で「日本人のものの味方・考え方を西洋人の読者に説明する本を執筆したいのです。」その柱となるのは中村天風と『言志四録』の著者 佐藤一斉になるでしょう。彼らの日本での最近の評価はどうなんでしょうか? 明治末期には『言志四録』は『自助論』サムエル・スマイルズ著 中村訳とともにベストセラーになったようですが。

Sammy@London


011 [97/02/16 23:54] KHB13403 牧野義雄の古書
皆さんお忙しいようで誰〜れも書き込みがないm(__)m 私は暇人ですので毎日何回も立ち 寄っているのですが・・・・。昨日はケンペルの本(NHK)と山田方谷の本2冊読みました 。 現在3冊英語で読んでいるのですが、この件は後に回しまして。私は今までにたくさん( >?)の本を執筆したり翻訳したりしましたが、一番数が多いのは漱石ではなくて牧野義 雄なのです。牧野は1897年に英国に渡り約半世紀をロンドンで過ごした水彩画家。彼 の魅力は単に画家ならず随筆家で思想家、興味のある方はホームページをご覧下さいませ 。

http://www.users.dircon.co.uk/~sammy2/

『霧のロンドン』(サイマル出版)、『マイ・フェア・ロンドン』(東京書籍)等を執筆 ・翻訳しました。そのおりに参考にしましたのが下記の3冊です。どこかで皆さんの目に 止まりましたらお知らせいただけませんか?

『滞英40年今昔物語』改造社 1940年
『英国人の今昔』那珂書房 1942年
『あさきゆめみし』 暮らしの手帖社 1956年

ここ10数年英文で牧野義雄の伝記を執筆しており、是非ともこれらを手元に揃えておき たいからです。

Sammy@London


012 [97/02/17 07:20] GHF00401 祝い新装/OYAGI
拡張おめでとう!/OYAGI

 いよいよ、このHPも、本格的なものになってきましたね(^^)。たのしみ。

 と、唐突に話題が変わりますが、  朝日新聞の朝刊34面(第二東京版)に、金曜日から、その名もずばり!「神田古本 街」という連載が始まりました。

 金曜日→玉英堂「伝藤原公任筆 古今和歌集」を***で買取、1億5千万で売却話      都内の古書店の売上高のデータが乗っていて、年4億以上1%。千万未満      29%。最多は千万から三千万の35%とのこと。粗利を30%とみると、      300万〜900万の収入が最多なのですかねぇ。大変だ・・・。

 土曜日→小川図書「サラリーマンを辞めて、妻の実家の古書店経営」の苦労話。

 こういう古書店の内幕話は面白いですね。

 さらに追記。岩波書店の「ユ−トピア旅行記叢書」を買い始めました。1冊4千円で 3ヶ月ごと発行で現在第二回目発行中。15巻で揃いとなる、ちょっとした全集です。 もちろん、神田の日本特価書籍で買い求めるのですが、発売と同時に棚に10冊は並べ 追加に次ぐ追加と店員さんが言ってました。内容的には本邦初訳の作品も多く、また、 似たような全集が将来出るはずもなく、完全に揃えようと考えています。

 大正・昭和初期の旅行ガイド。江戸から明治の外人の見た日本。そしてユートピア 旅行記。どんどん、この分野も増殖中です。

 ということで、3月中旬の完成を目指し、第8回蔵書処分目録(冊数500冊程度) を整理中です。買ったり、処分したり大変。入れ物が限られているし、猫もいるから。

嘆きの雑読家ことOYAGI


013 [97/02/17 10:24] CXK02012 雑記です。   クレイン
 100円買いの山田洋次「映画をつくる」国民文庫をパラパラ。<寅さん>については先日、各界 しきりと懐想ありましたが、シリーズ21作目頃の、この口述本にては、今更ながら<「男はつら いよ」の誕生><「おかしさ」について/50円食堂での体験(これ「赤塚不二夫の名画座面白館」 でとりあげてました)><素材と脚本>諸々、随分と納得。疑問のいくつか晴れました。「下町 の太陽」のあと撮った喜劇作品<ちっともおかしくない、アハハと笑えるようなところが一ケ所 もない、ひどく真面目で、バランバランの映画、という感じしかなくて・・「大失敗だ、もう駄目だ 」と観念していました>と本人諦念の「馬鹿まるだし」(これ原作・藤原審爾「庭にひともと白 木蓮」)が封切なると、{作品の一人歩き}で大うけするエピソードにも、なるほど。

 その頃には「家出のすすめ」(悪徳のすすめ)の寺山修司が新聞三面記事(昭和37年11月28 日の夕刊を片手に、{あなたはあの事件には、何の責任をお感じにならないのですか?}とラン ダムなイタズラ電話。{お寺の坊さんには「横浜の鉄材ドロ」に}{問いつめられた気の弱いサラリーマン には、小津安二郎の芸術院会員推挙に}責任を感じていると答えを得て、一億総責任の時代 とし,カミュの「転落」を引き合いに,{いまこそ、きびしく責任の意味が問われるべきとき}と 語ってましたっけ。

 「夢屋」にて文庫5冊、そして久々の「サンガ」ポケミス他100円本16冊。小生、購入本,超低価格本 除いて殆どUPしませんが、昨日も「サンガ」にて国書刊行会「叢書江戸文庫・式亭三馬集」4600 →1400/「かえれ、ガリガリ博士」ドナルド・バーセルミ,2060→880円/世紀末文学叢書「フォーストロール博士 言行録」アルフレッド・ジャリ,2266→880円。

 「ドラマ」武蔵村山店では、100円コーナーにて/「衆妙の門」金子光晴,講談社,850/「遊平の旅」 青野聡,毎日新聞社,1600/「すべての子供たちに/ボリス・ヴィアン詩集」マガジンハウス,1800/「心臓 抜き」ボリス・ヴィアン,早川書房,1400。あと「久生十蘭集/日本探偵小説全集8」東京創元社,980 →460円。


014 [97/02/17 11:59] KHB13403 こりゃおもしろい
>OYAGIさん
とても貴重な情報有り難う。朝日の「神田古本街」の連載は残念ながら国際衛星版には掲 載されていないですね。早速検索してみます。

>土曜日→小川図書「サラリーマンを辞めて、妻の実家の古書店経営」の苦労話。
*店主のなみかわさんはとても良く知っていて、食事もご一緒しました。先月訪日のおり 尋ねましたが(訪ね)あいにく不在でした。以前お会いしたときには不動産やもやってい ると話していましたよ。 「久生十蘭集」の中には確か私が興味を抱いています牧野義雄のことも書いてありました よ。ロンドンの霧を描いた画家がいるとか・・・。何巻だったが失念しましたが。

もはや午前3時、今夜も徹夜で本を読んでいます。先週アメリカに注文していた古書18 册がどっさり届いたもので、眠るのも惜しくて読んでいます。先週ロンドンのオークショ ンで買った本もまだ1册も読んでいないし・・・。日本語なら1日に2〜3册読めるので すが、英語ですと1週間に2〜3册が限度。あ〜あもう少し英語の本を早く読めたなら!

 でもスペイン語の本は1週間で1册がやっと、悲しいトホホ(T_T) ところで日本では古書をインターネットで検索や購入は出来ないのでしょうか? もしあ りましたらURLを教えて頂けませんか?

Sammy@London


016 [97/02/18 01:01] KHB11772 朝日新聞「神田古本街」  散人
 ご紹介の『朝日新聞』で始まったという「神田古本街」、面白そうですね。古書 店の年商の話は、以前、『京都新聞』でも、よく似た特集を見たことがあります。 京都の古書店は、東京に比べて規模が小さく、斜陽のところが多いというような内 容でしたが、先行きの明るい商いをしている所とそうでない所の落差があるようで すね。そう言えば、『京都新聞』では、京都の古書店の店主の紹介のような企画も たまに見たことがあります。あまりよく覚えていませんが、例えば、やはり、サラ リーマンを辞めて、家業の古書店を継いだ(竹岡書店)とか、インターネット関連 では其中堂や赤尾照文堂などが、取りあげられていました。『朝日新聞』の東京版、 覚えていたら、今度東京に行った折りにでも見てみたいものです。

 古書店の裏話を聞きたいと、リンク依頼のメールで書いたりもしたことがあるの ですが、なかなか実現していないようです。このHPのROMの方で、実は、自分 は古書店を経営しているのですが、そのうちあけ話をアップしたいというメールを かつて頂いたことがあったのですが、それっきり、アップがなく、どうされている のかと、未だに待ちつづけています。もし、ROMを続けてくださっているのなら、 HPも拡張したことですし、是非お願いします。

散人


017 [97/02/18 01:01] KHB11772 インターネット古書店  散人
#014 [97/02/17] Sammyさん
》日本では古書をインターネットで検索や購入は出来ないのでしょうか? もしあ りましたらURLを教えて頂けませんか?

 東京古書籍組合の「日本の古本屋」のページや有限会社紫式部のやっている「新 源氏物語」のページでは、サーチエンジンで検索出来るようになっていましたし、 目録販売はかなりのページでやっているようです。分野にもよるのでしょうが、サ ーチエンジンのヒット率は、徐々にアップしているものの、まだまだこれからの分 野という気がしないでもありません。

 古書店関連のホームページは、「愛書家ホームページ」では「古書店古書情報リ ンク集」として、まとめています。新しいページは、まだ掲載していませが、主だ った所は、網羅していると思います。あまり再訪しないページも多いので、コメン トも古いままですが、お薦めのページとかあれば、是非教えてください。「書籍関 連リンク集」(出版社・図書館など)や「文藝リンク集」などは、特に未整理のま まが多いので、早々に改訂したいと思っています。

 ちなみに、愛書家ホームページは、

【URL】 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/namaste/book.htmです。

散人


019 [97/02/18 02:11] VEB02220 渋谷のアート・ブック・バザール LZFR
 HP拡張おめでとうございます!!散人さんに感謝です。

 さて、私は今日新宿でポール・デルボーを見たあと、渋谷のBUNKAMURA・ザ・ミュ ージアムで開かれていた、アート・ブック・バザールに行ってきました。いつもは 壁で仕切られている美術館が、今日は壁も取り払われ、広々としていました。
 さて、置いてあった本ですが、殆どは新刊の洋書で、日本の美術書が少しと、古 書コーナー、そしてフランスの古いポスターも売っていました。また、入口近くで 「ご購入優待券」という5000円以上洋書を買うと、3%割引になる券を配って いました。
 広い会場に大量に本が置いてあったので、珍しいものもあるだろうと思いました が、思ったほどのの収穫はありませんでした。私の欲しい、19世紀後半のアカデ ミズムの画家の画集などは、相変わらずありませんでしたし、19世紀の古写真集 なども、見つかりませんでした。ウィリアム・アドルフ・ブグローの画集も探した のですが、残念ながら見つかりませんでした。
 また、欲しい本があっても、一冊の値段が一万円くらいしたりと、なかなか手を 出せない値段だったこともあり、結局それほど購入はしませんでした。

 ただ、今回非常に大きな収穫だったのは、JOHN DUNCANの画集が手に入ったことで す。しかも、この画集はバーゲンコーナーにあったので、2000円と廉価でした。 彼は、スコットランドの神秘的な絵を描く画家で、以前に神保町の源喜堂で買った 『THE LAST ROMANTICS』というイギリスの19世紀から20世紀にかけての象徴的 な絵を紹介した本の中で見て、気に入っていた画家でした。
 他には、DOVERやTASCHENの安い本を漁って、ジョン・ウィリーの出 していた雑誌『ビザール』の復刻版を買ったりしました。
 後は、古書コーナーにあったケルムスコットプレスの本や、中世の写本を一ペー ジずつ切り離したものや、写本のファクシミリ版などは、高くてとてもとても手が 出るものではありませんが、鑑賞させていただきました。
 写本のページはだいたい非常に小さく、描かれている字などは豆粒のようでした。 当時は、羊皮紙やヴェラム皮、染料等も高価だったので、紙面の面積を小さくして 思い切り細かく書き込んだのでしょう。修道士や職人の苦労が偲ばれます。とにか く、塗られた染料が鮮やかで、特に金色は本当に輝いているという感じでした。や はり、「ILLUMINATED MANUSCRIPT」と言うだけあるなあ、とその美しさにうっとり しました。

 というわけで、配送されてくる本が届いたら、ゆっくり眺めたいのですが、19 日から京都に住居を探しに行ってしまうので、おあずけになりそうです。京都は貸 し部屋が不足気味のようですが、なんとか良い部屋を見つけたいなあ、と思ってま す。


020 [97/02/19 07:17] GHF00401 神田古書街/OYAGI
 「神田古書街」は月曜休載。火曜は第三回ということで「高山書店」。司馬遼太郎 をはじめ、文人とのお付き合いが、紹介されていました。そして、水曜は一誠堂で 修業する、富山県高岡市の高岡書店の後継者の話。この話は、脳梗塞で倒れた父の 替わりに店を切り盛りする母を見て、就職を断念して店を継ぐ決意をした娘さんの話で ジーンとくるものがありました。 ところで、この掲載は「第二東京版」ということで、東京都西半分?に配達される版 にのみ掲載かもしれません。 ということで、もし読みたい方がいましたら、コピー代と郵送料の実費のみで、 配布したいとも考えます。その時は、UPします。

さらにさらに、唐突に「本棚が見たい! ダイヤモンド社 ’96」という本のこと。 各界の著名人25名の本棚の写真と共に、それぞれの方のコメント、そして川本武さん の文章が掲載されています。筒井康隆・山田風太郎両氏の書斎人ぶり、そして元*** テレビジョンディレクターで「オオカミウオ」のような容貌の某氏の本棚のカラッポ ぶり、そんなこんなが本棚の写真を通して明白に伝わってきます。

 ちなみに「書斎風景25景」のうち、小生の書棚に近いのは、お恐れながら「村松 友硯」氏のものです。本棚を気にせず、床・机などありとあらゆるところへ、おいたり ならべたり、名著・典籍があつらえた本棚に整然と並ぶ書斎は、なんか圧迫感があって やっぱり、この雑然さがいいです。

雑読家もしくは雑積家ことOYAGI


022 [97/02/19 22:56] KHB13403 散人さん多謝!
 Re.018をうっかり見落としていたようです。度々済みませんでした。早速目録を友人を通して注文しました。今度訪日するときには是非キクオ書店を訪ねてみたいと考えています。<買えないでしょうがただ眺めるだけ!

>OYAGIさん
OYAGI>そして元***テレビジョンディレクターで「オオカミウオ」のような容貌の某氏の本棚のカラッポぶり、そんなこんなが本棚の写真を通して明白に伝わってきます。

>OYAGIさん
*誰かな〜? 予想がつくようだけど?
私の書斎はCD ROM(辞書や百科事典など)とコンピューター5台とプリンターそして元***テレビジョンディレクターで「オオカミウオ」のような容貌の某氏の本棚のカラッポぶり、そんなこんなが本棚の写真を通して明白に伝わってきます。

私の書斎はマック3台PC 3台とプリンター4台、それにスキャナーが並んでいるだけ! 書斎には基本的に辞書とファイル以外置かないで地下と別棟の書斎に置くようにしています。でもついつい古書が増えてしまう。書斎は執筆と通信専用にしており、読書は書庫の上の部屋という風に分けております。毎日自宅にいますと気分転換が必要ですからね。

もし私の書斎が写真に写されても(そんなことないでしょうが)、何の職業か決して予想はつかないでしょうね。せめてワープロのオペレーターか?

Sammy
古書蒐集家@London


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