天国のお友達のページ
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1999/05/21.
kikumiさんちの
猫の睦月ちゃん
新しく猫ちゃんと暮らし始められたそうで、その子は長生きしてほしいなとアンケートを送ってくださいました。
「前の子が亡くなってから、半年以上経ちます。気持ちの整理はついたように思いますが、まだフラッシュバックのように何かの拍子に思い出して、涙してしまいます。」
きっと、新しく暮らし始めた猫ちゃんは、睦月ちゃんが自分と同じくらい可愛がってほしいと思っているんですよ。でも、たまに寂しくなるときがあるのかな。もう忘れてしまったんじゃないかなって。自分の事を。思い出してねって、忘れてしまわないでねって、そう言うメッセージなんじゃないかしら。ふとした時に思い出すのは。本当は睦月ちゃんもわかっているんですよ。忘れられてはいないって事を。でも、やっぱり、頭をなでてもらったり、声をかけてもらったりしていた頃の事を懐かしく思い出して、つい、天国のお友達と楽しく遊んでいるときは楽しいよって言うメッセージを送っているから、懐かしい気持ちのときにも懐かしいねって言うメッセージを送ってくるんですよ。天国でお友達と楽しくやっているよって、でも、たまにはやっぱり寂しくなるときがあるんだよって。だから、睦月ちゃんの事を思い出したときは、睦月ちゃんに心の中で語り掛けたら、少しはkikumiさんもほっとするかも。「睦月ちゃん、楽しかったね、可愛かったよ。ずーっといっしょに居たかったよ。いつでもいっしょに居て睦月ちゃんの事を見て居たかったよ。大好きだよ。とても大事な思い出を作ってくれてありがとう。たくさん、たくさん良い思い出をありがとう。」って。睦月ちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。
naokoさんちの
雑種(犬)のベルちゃん
まだ涙が止まらない、もう家族はベルちゃんだけだからペットは飼わないと、アンケートを送ってくださいました。
「家の中で飼っていたのでいつも一緒でした。ガンが肺に転移していてあと3ヶ月と言われました。死ぬ直前まで私を探して起きあがろうとしていたそうです。最期にそばにいてあげられなかったことを今でも悔やんでいます。もう2年以上も前のことなのに・・・・・」
まだまだ悲しみを抱えていらっしゃる中、アンケートを送ってくださいまして、本当に、ありがとうございます。
最後を看取って、腕の中で天国に送ってあげる事が出来なかったんですね。ずーっと、その事を考えていらっしゃるんですね。肺がんという病気だから、天国に逝くのはわかっているので、最後を看取ってあげる事が、naokoさんの出来る精一杯の事だと思っていたのに、最後に、naokoさんを探していたと聞かされて、どれくらい「そばに居たかった」と思われたか、私もよくわかります。
ゴールデンハムスターのりんりんが逝く時、私はかすかな唸り声を聞いたような気がして、旦那を起こしましたが、私自身は眠ってしまいました。2時間ほどしておきたとき、旦那の手の中で硬くなってしまっているりんりんが居ました。「おまえが起こしてくれたから俺の手の中で逝かせてやれた。」旦那はそう言いましたが、私は悲しかった。
ベーブが天国に逝ったとき、ブーちゃんは私たちが起きるホンの少し前に一人で逝ってしまっていました。少しだけ温かい体は、可愛いブーちゃんはもう逝ってしまった事をはっきりと私に教えていました。せめて手の中で逝かせたかったと、どうしてもう少し早く起きなかったんだろうと、朝から家族で泣きました。
だけど、ブーちゃんがきっとりんりんやてんてんが迎えに来てくれて天国に逝ったように、私たちの事を大好きな気持ちは変わっていないと思うんです。看取れなかったけれど、私たちがどれくらい愛していたかわかってくれていると思うんです。思い出すのは、可愛い姿だけだから。
ベルちゃんはどうでしょうか。天国に逝く時はきっと、先に天国に逝っている身近な誰かが迎えに来ると思います。その時、naokoさんの事を探していたのは、ありがとうって言いたかったからだと思うんです。愛してくれてありがとう。大事に思ってくれてありがとう。肺がんになっちゃって、たくさん心配をかけてしまったけれど、naokoさんの事が本当に大好きだったよって、そう言いたかったんだと思います。そして、最後のときに会えなかったけれど、ベルちゃんの気持ちはわかってくれているよねって、そう安心していたから、naokoさんは、ベルちゃんの気持ちをわかってくれると思ったから、naokoさんを待たずに天国に逝ってしまったんだと思います。
今ごろは天国でお友達を見つけて元気に遊びながら、「こんなに悲しませてしまって、どうしたら愛してる事を伝えられるだろう・・・。」って、思っているのではないでしょうか。本当にお互いに思いあっていると思うのですが。
ずーっとずーっと愛されて思われて大事にされて、ベルちゃんは喜んでいるし、私も同じ気持ちだよって。だけど、もうあんまり悲しまないでねって、可愛かった私の事を、いたずらをしたり走り回ったり、見詰め合ったりお話しをしたり、そんな私だけを考えて頂戴ねって、思っているのでは。ベルちゃんは、naokoさんの気持ちをよくわかってくれていると思います。
naokoさんの思い出にまだできないベルちゃんでしょうが、天国のお友達たちと楽しく遊んでいる事を祈っています。そして、ベルちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。
もし、少しお気持ちが落ち着いた頃に、ベルちゃんが、どんな種類の仔だったのか、(犬だと思うのですが・・・猫ちゃんかな?)
とか、何歳だったとか、いろいろ、その他にも思っている事や、
大事な思い出なんかも少し教えてください。
ずーっと天国に逝ってしまった仔の事を考えて悲しんでいるのは、
naokoさんだけじゃなくて、悲しみがあんまり薄らいでいかないのも、
naokoさんだけじゃないですよ。
大事な存在を失ったら、誰でもそうなるのが当たり前なんですよ。
それをなかなかわかってもらえないから悔しいときがあるのですけれど。
どんどんベルちゃんの思い出を教えてください。
可愛かったベルちゃんの事は、
忘れてしまう事は出来ませんもんね。
大事に大事にしている事が当たり前ですよ。
でも、もう一人で苦しまないでね。 naokoさんは当たり前の事で悲しんでいるんだから、
また、いろいろ教えてくださいね。
kebbyさんちの
猫(メス)のおたろちゃん
まだ涙が止まらないと、もう、ペットロスが嫌だからペットは飼わないと、アンケートを送ってくださいました。
「オタロが逝ってまだ8時間ほどです。15歳でした。もう、何回目の「ペットロス」でしょうか。辛いですね。」
この短いコメントの中に、どれくらいの悲しみが詰まっているかと思うと、本当に、なんて言ったらいいのかわかりません。15年間というのは、言葉にすればほんの少しの単語ですみますが、どれほどかけがえの無い存在になっていたのか、よくわかります。うちの母が飼っていた三毛猫は、21歳で死にました。私と同じ位の年で、もう、縁側でおしっこを垂れ流すほどボケていましたが、ボケ初めてもみんなの大事な存在でした。どれくらい大事だったか、死んでしまってはじめてわかりました。一番したの妹がまだ幼稚園に通っている頃だったので、母は、縁側でいつものように日向ぼっこが出来るようにクッションをしいて寝かせて、「サンゴちゃん行って来るね。」と、声をかけ、いつものように、「ニャア」という返事をもらい、妹を送りに行ったのです。10分ほどして帰ってきたら、サンゴは死んでいました。
15年、長いように思われる人も居るでしょうが、出来るならまだまだ長生きしてほしかったですよね。声を聞き、お互いに声を掛け合い、頭をなで、体をお互いに寄り添わせて、お互いの存在を当たり前のように感じ合う。
そんな当たり前の事が、もう出来なくなってしまったという事くらい、悲しみとか苦しみとか言う言葉で言い表わす事が出来ないくらい、なんとも言いがたい喪失感は無いですね。
本当に、おたろちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。天国のたくさんのお友達と、仲良く遊ぶおたろちゃんをもう見る事は出来ないけれど、いつまでも忘れる事はありません。
「実は、昨日(5月10日)午前1時42分頃、メス猫のオタロが逝ってしまいました。
我が家で生まれ、そして15年間、何かの病気にかかっていたと思います。というのも、急に痩せはじめ、かかりつけの病院に連れて行ったのが昨年12月。しかし、医師の「もう手遅れ」との言葉のみで、検査すらしてもらえませんでした。
ですから、どういう状態でこうなったのかも分からなかったのです。その後も何度か連れて行きましたが、栄養剤の注射のみの治療でした。
が、オタロは最初の宣告から約半年も生きてくれたのです。
でも、さすがに昨日は朝から何も食べず、動かなかったので、どうしても諦めきれず、日曜でも診察してくれる別の病院に連れて行きました。
その病院で経緯を説明したところ、もし昨年12月にうちに連れてくれば何とかなったかもしれないとのことでした。そこでは、きちんと検査もしれくれました。ですが、既に体温が下がっているので、残念ながら今日か明日までとの診断でした。
そしてその夜、オタロは家族に見守られながら永遠の眠りにつきました。
いまも、もっとオタロに何かしてやれたのではないかと、後悔しています。
特に、かかりつけの獣医師に関しては怒りを覚えていますが、その時点で他へ連れて行かなかった私自身への怒りがやりきれません。
ペットロスは、もう何度も経験しています。その都度、もうペットは飼わないと思うのですが、そうはならなかったですね。
と、いろいろな思いの中、このHPを見つけ、アンケートに答えたというわけです。このHPで、「家族」を亡くされたのが私だけではないと実感し、すこし落ち着きました。
感謝しております。」
本当に、お悲しみの中、アンケートを送っていただいて、ありがとうございました。おたろちゃんのご冥福をお祈りしています。もう、ペットロスが嫌だからペットを飼わないと思っていても、天国のかわいい仔が、「この仔と一緒に暮らしたら楽しいよ。」と言って、めぐり合わせてくれるんですよ。きっと。おたろちゃんは今、天国でもうお友達を見つけている頃なんでしょうか・・・。
rice birdさんちの
十姉妹、桜・白文鳥、インコのジュン(十姉妹)、ピロ(桜文鳥)、ピロ2世、チロ、ピロ(インコ)、カンモ(白文鳥)ちゃん
時間が癒してくれたので気持ちの整理はついたけれど、もうペットロスをするのが嫌だからペットは飼わないと、アンケートを送ってくださいました。ペットの質問箱とペットロスのアンケート2つを載せさせていただいてます。
「かつて、飼っていた白文鳥が死んでそれからは生き物が飼えない。それまでにも桜文鳥を飼ったり、十姉妹やインコも飼っていた。どのこもすごくかわいかった。級友に白文鳥の話をしたらすごくひどい鳥虐待の漫画をかかれたんですよー。腹が立った。きっとあの頃鳥が家に来たことが嬉しくてはしゃいでたのでしょうね。…すみません。こんな私的なこと書いてしまって。でもちいさな破片のように心に突き刺さっています。その子、インコが好きだったんです。文鳥はくちばしが大きくて不細工だって言うんです。そんなことないですよね。かわいいですよね。ペットは皆それぞれの良さがあるのに。
わたしは桜文鳥のオスとメスを飼っていましたが、ぜんぜん仲良くなかったのです。オスがメスをすごくいじめるんですね。やはり相性があるのでしょうか。ひどいときなんかえさもたべさせないんです。そのメスが死んでしまってからもう一度のメスをいれたけれどだめでした。今、どうしてもっとちゃんと気を配ってあのメス達をかばってやれなかったのだろうと後悔しています。かわいそうなメス鳥達…。オス鳥の馬鹿。でも一番の馬鹿はメス鳥たちをまもってやれなかった小学校一年のわたしです。」
「今までペットロスをに真剣に議論してくださる方など居はしないと諦め、亡くした小鳥達のことは誰にも話さなかった。多くの人にとってつまらないことだと。小学生の頃、飼っていた白文鳥のことを話したら級友に馬鹿にされてしまった。その経験から大切な存在を守りたくてかたくなに自分のことはあまり話さないことにした。大人になっても。まわりからはクールな人とかいわれていたけれどただ傷つくことが怖かっただけなのです…。弱虫です。長い時間小鳥達のことを悲しみました。彼らを守れなかった自分を恨みました。ペットショップに行くたび、いいかげんな世話をしている店員を睨んでしまう自分。同じ種類の鳥を見るのが辛いのにペットショップへ足を運ぶ矛盾。ペットロスをわかってくれない人達。どれも嫌だった。でも藤田さんのページを見つけて癒された。お手紙で心が洗われた。もうくよくよするまいと思いました。天国のすべての世界中のペットさん達、どうぞ安らかに。私の小鳥達もあなた達の仲間にいれてやってください。そして楽しく仲良くみんなで暮らしてね。もう、あなた達に永遠に苦しみはないのですよ。私は可愛らしいあなた達のしぐさやけなげさにどんなに幸せをいただいたことでしょう。本当にありがとうね。」
小学生のころの事をずーっと一人きりで傷ついたまま、引きずってこなければいけなかったrice
birdさんの事を考えると、心無いたくさんの人がまだまだたくさんいるという現実に悔しくなりますね。本当に。小鳥やハムスターが死んで悲しいという事を訴えると、たいていの人は、「犬や猫ならわかるけど・・・。」といいますが、そう言う人でも、犬や猫が死んで悲しいというと、何も言えなくなる人にならまだ気持ちは和みますが、「また飼ったら?」と、軽く言ったり、「そんなに落ち込むのならもう飼わない様にしたら?」と、言い放ってしまう人が多いんですよね。ペットにはいろいろその仔自身の性格や、感情が有って、飼い主の自由には出来ない大切な何かがあるという事を理解さえしてくれたら、そんな心無い言葉は出てこないのでしょうが。
飼い主の自由に出来ない大切な何かと、飼っている私たちとの間に、何にも変えがたい暖かいものが通い合うという事は、このページに載せさせていただいている方々と、天国のお友達との間に生まれた確かに有ったもので、大切なものの名前は、「信頼」だったり、「愛情」だったり、「尊敬」だったり、「慰撫」だったり、その時その時でいろいろでしょうが、確かに有ったもので、今でも気持ちの中では確かに有るもので、だけれど、その気持ちを理解されないときは、本当につらいんですよね。心の問題は、表わしようが無く、理解もされにくいから、どうしようもない無力感に襲われるんですよね。
rice birdさんが、一人きりで抱え込まなければいけなかった事を、私たちにどんどんぶちまけてください。その事ですっきりする事が無いにしても、自分だけで抱え込む苦しさから開放してください。ご自分自身を。
十姉妹のジュンちゃん、桜文鳥のピロちゃん、ピロ2世ちゃん、チロちゃん、白文鳥のカモンちゃん、インコのピロちゃんたちの、ご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。きっと、今ごろは天国で、たくさんの天国のお友達と遊んだり飛び回っていると思います。天国では、きっと生きているときの動物の本能とかは無くなって、猫ちゃんや小鳥たちでも、仲良く遊べるんですよ。私はそう思っています。ここのお友達みんなと、仲良く遊んで、たまには下を見下ろして、「楽しくしてるから心配しないでね!!」って、エールを送っていると思います。rice
birdって言うのは、白文鳥の事で、Japanese rise birdって言うんですよね。桜文鳥はJava
sparrow とか、Pide Java sparrow って言うんですよね。みんな愛されて逝った仔たちですね。
nakamuraさんちの
コリーの吏騎之進(りきのしん)ちゃん
まだ涙が止まらないと、アンケートを送って下さいました。
「うちへ来て1ヶ月半で、
生後3ヶ月で、
発病後3日で突然逝きました。
コリー雄、りきのしん。
気が狂いそうです。
主人も泣いてばかり。
思い出がつまり過ぎの我が家に入れないぐらいです。かわいすぎる、賢い子でした。
前のコリーは、13歳でねたきりになり、看病もさせてもらえたし、何ヶ月も覚悟できていました。
それでも立ち直れないぐらいだったのに、今回は、獣医さんもなぜなのかわからないと、あっというまのことでした。
いい先生で明け方電話を下さり、行くと待ってくれていて30分ほどで逝きました。
こんな悲しい事 耐えられない。一緒に生きていく予定でした。
お葬式が終わり、母が帰る時、宅配便が来ました。
通販でちゅうもんしていた新しい散歩用胴輪でした。
逝ったのは二日前です。
眠るのもこわい。
ベッドによく遊びにきていたかわいい姿を、おもいだします。
日にち薬と言えばそうなのでしょうが、足が震えて、立ちにくいです。
でも、このページに書けてよかった。
ありがとう。」
こちらこそ、お辛い中にアンケートを送って下さって、有り難うございました。吏騎之進(りきのしん)君、カッコイイ名前ですね。とても凛々しい名前ですね。一生を共にしようと思っていた、吏騎之進(りきのしん)君が、原因不明で亡くなってしまったんですから、発病して3日で天国へ逝ってしまったんですから、nakamuraさん御夫婦が、嘆いてばかりだったり、思い出が詰った家に入れなくても、それは人間として、当たり前の事だと思います。決して、ペットに依存している事も、だらしが無い事も無いんです。だから、もし、御夫婦の悲しみを周りの人から理解してもらえなくても、nakamuraさん御夫婦は思い悩まないで下さい。日本では、まだまだ、ペットロス症候群の事を理解してくれる人が、とても少ないんです。それだけの事だと思って下さい。お散歩に連れていったり、一緒の部屋で寝てみたり、しつけをして、お互いの感情が通じ合って、お互いを思いやる事が出来る、かけがえのないパートナーとしての、吏騎之進(りきのしん)君だったんですね。こんなに悲しい事はないですね。心の中が空っぽになったような、苦しみが詰っているような、とてもとても辛くて寂しい大事な存在の喪失です。どういう風にも、御慰めできない、力量不足の私です。ごめんなさい。でも、吏騎之進(りきのしん)君の事を忘れません。愉快な仲間一同で、吏騎之進(りきのしん)君のご冥福をお祈りしています。