天国に逝ったお友達のページ (4)

1999/04/15.

我が家の天国に逝った愉快な仲間は文鳥のJちゃん、ハムスターのてんてん、コウモリのこうちゃん、良く遊びに来ていたドバトのシロですが、このページは愉快な仲間のお友達のご冥福をお祈りするページです。


TERAさんちの
マルチーズの
ボクちゃん

ペット(家族)は死んだボクちゃんだけだとアンケートを送って下さいました。

「19歳のマルチーズの男の子がいました。

名前はボクです。 

うちの家族はずっとボク中心の生活をしていました。 

1月18日に天国に逝ってしまいましたが、まだ信じられません。とても辛いです。ボクがいなくなってから体の調子があまりよくないのです。

動悸がしたり、胸が痛くなったり… 。

精神的なものだと思うのですが、本当に辛いです。」

19年って、一口に言えるけれど、その長さは想像も付かないですよね。

19年。

ボクちゃんとの19年。

心臓が苦しくなってしまっても、仕方がないくらいからだの一部のような存在だったんですね。

哀しい事にまだ私はそんなに長く側に居てくれるペットが身近に居ません。

2匹の猫は10歳です。

ボクちゃん中心の生活だったのならなおさらボクちゃんは生活の一部で、蛇口をひねったら水が出るような、スイッチを入れたら電気が点くような、居て当たり前の存在ですね。

犬で19年生きるという事は、ものすごく長生きなんだろうけれど、世間の常識を破ってもっともっと側に居て欲しかったですね。

心臓が動くのは当たり前の事です。生きている限り動くのですもの。

ボクちゃんはその心臓の一部だったんだから、ボクちゃんが先に天国に逝ってしまったら心臓が痛くなるのは当たり前なんです。

ボクちゃんが居なくなって体の調子が狂うのは当たり前の事なんですよ。

だから犬が死んだくらいでなんてことは思わずに、ボクちゃんの代わりに心臓が自分でちゃんと動きはじめるまで、狭心症でない限り、病気ではないんだからボクちゃんの事を思い出してたくさん悲しんで下さい。

ボクちゃんは長い間皆さんの家族で大切にされて甘やかされてたのしかったのに、急にたった独りで天国に逝ってしまって、びっくりしているんですよ。

まだお友達も出来ないし、寂しがっているんです。だから心臓が痛くなるんです。

でもね、もうすぐ気の合うお友達が天国で見つかります。そして楽しく天国で遊ぶんです。

たくさんのお友達と。

その頃にはきっと心臓の痛みも消えるんですよ。ボクちゃんはいろんなお友達と遊んで楽しくて仕方ないようになるから。そして、少し哀しくなるかも・・・。

自分が死んでしまって家族を悲しませたから。

申し訳なくて居たたまれない気持ちになるかも。だから、心臓の痛みが消えたら、ずーっと未来、僕ちゃんが天国から迎えに来るまで、ボクちゃんが居なくなってからの楽しい思い出を作っておくんですよ。

ボクちゃんに教えてあげるために。

そうしたらボクちゃんの申し訳ない居たたまれなさが消えてなくなるでしょう?ボクちゃんが安心するでしょう?

今は心臓の痛みと一緒にボクちゃんを思い出して、可愛いボクちゃんだったねって、言ってあげる時なんですよ。

忘れないよって、大好きだったよって、いつかずーーっと未来に向かえに来てねって。

そして天国でいろんなお友達をたくさん作ってねって。

ボクちゃんの可愛かった思い出を教えて下さってありがとうございました。

きっと私たち愉快な仲間も忘れません。大事にされていた可愛がられていた、マルチーズのボクちゃんの事を。

ボクちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。


DANNKEさんちの
猫の
ダンケちゃん

まだ涙が止まらないとアンケートを送って下さいました。猫ちゃんという事と、猫ちゃんのお名前がダンケちゃんという事しか分かりませんが、きっと、まだメールに書いて下さるほどには思い出やいろいろな事が整理できない状況なんですね。もう、ペットは飼わないと、家族は死んだ仔だけだからと送って下さいましたから、とっても可愛がられていた猫ちゃんなんですね。今、天国でお友達を見つけようとしているんでしょうか、それとも、自分が天国にさっさと来てしまって、家族を悲しませてしまってびっくりして哀しく思っているんでしょうか。それとも、まだまだ忘れないでねって、懐かしく思っているんでしょうか。ダンケちゃんは、先に天国に逝って、ずーーっと未来で家族が寿命がきた時に迎えに来てくれるんですね。それまで、ダンケちゃんが悲しまないように、自分の事を責めてしまわないように、ダンケちゃんが居なくなってしまった後、楽しい思い出をたくさん作って、ダンケちゃんを安心させてあげないといけないですね。ダンケちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。


TAMAKOさんちの
猫の
(名前は内緒)ちゃん

もう、涙が止まらないという事はないけれど、可愛い猫ちゃんの思い出を送って下さいました。

「わたしの親友であったねこはメスでした。

どう見ても生後まだ1ヶ月たつかどうかという彼女がマンションに迷い込んで来ました。マンションはペット禁止。2、3日悩んで「今日、会社から帰って来てもまだウロウロしていたら飼おう」と決めた日の夜から、彼女はわたしのルームメイトとなりました。

とっても小さくて猫を飼った事がないわたしは、会社の人に聞いたり本を読んだりして、離乳食や猫用の粉ミルクをやったり、はたまたそこらじゅうでトイレをする彼女のしつけに、今まで静かだった一人暮しが一変しました。

しかし3日後、突然水の様なウンコを垂れ流しながらフラフラとし始め、ついにはほとんど動けなくなってしまって慌てて病院へ連れて行くと、「原因不明。助かる可能性は30%。助かったとしても1週間は入院になるので7万円はかかる。3日前に拾っただけならどうしますか?」と言われ、たった3日でももう既に情が移っているので当時お金がなくてほぼ全財産の7万円を使う覚悟で「何とか助けて下さい」とお願いしました。

30%の確立で助かった彼女はそれからは「あの時病院ですり替えられたのでは」と思うぐらい元気に育ち、その後わたしのずっとそばにいてくれました。

あと3ヶ月でいよいよ式という頃。やたらよく吐く様になって、病院へ連れて行くと「腎不全」だと言われ、薬をもらいました。

しかしいっこうに吐くのはおさまらず(その他は元気でしたが)、別の病院へ、また別の病院へ、を繰り返していくうちに3軒目の病院で、「もしかしたら、リンパ性の白血病かも」と言われました。

その頃には薬が切れると食欲も元気もない状態でした。もしリンパ性の白血病なら、完治は望めず、抗ガン剤を使って半年くらいとの事でした。下手をしたら新婚旅行中に亡くなるかもしれないと言われた時、わたしは気が狂う程泣きました。そして考えに考えた末、自然のままにまかせることにして、結婚式の約1ヶ月前彼女はわたしを残して行っていまいました。

抗ガン剤を使わなかったのは、結局最終的には苦しむ事は避けられないし、それならわたしがそばで見守ってあげれるうちにと思ったのと、金銭的にもそこまで余裕がなかった事、自然のまま育った彼女だから最後も自然に・・・という理由でした。

平日は丸1日中そばについているという事はできないので家に帰るのが怖い日々でした。

8月13日。深夜。明日からはお盆休みという夜。すっかり元気がなくなって、いつも寝ている場所からほぼ動かなかった彼女が突然「ミャア」となきながら、わたしのそばへ体をすりよせに来ると、またいつもの場所へ戻りました。それがわたしへの最後の挨拶だったのでしょうね。それから6、7時間後、8月14日朝、息もたえだえに苦しみ抜いて、彼女は去って行きました。

最後はわたしも「もう早く楽になっていいよ」と泣きながら言わざるを得ない程、苦しそうでした。わたしの仕事の休みの日に合わせ、わたしが彼女がいなくなっても1人じゃなくなるのを見届け、本当に最後まで「なんてヤツ」とわたしに思わせて行っちゃいました。

今も位牌と写真とそしてたぶん一生埋める事はできないであろうお骨が部屋に飾ってあります。よほど運命的な出逢いがない限り、もう動物と暮らす事はないと思います。わたしには、彼らとの別れを受け入れる精神力がないから。

だけど相変わらず動物は好きで、すぐ近くの主人の実家のねこ1匹、犬2匹とよく遊びます。

だけど、

わたしの心の友は1番つらかった時にそばにいてくれた彼女だけです。」

可愛い猫ちゃんの思い出を送って下さいまして、ありがとうございます。愛されていた猫ちゃんの事を教えてもらって幸せです。本当に相思相愛の間だったんですね。猫ちゃんはとっても幸せだったと思います。だからあなたの幸せを見届けてお別れもちゃんといって、天国に逝ってしまったんですね。今ごろはもう仲良しを見つけて遊びまわっているかなぁ。猫って、犬ほどに飼い主思いではないように思われているけれど、うちの猫を見ていても、「あぁ、心配しているなぁ・・・。」とか、「慰めてくれているなぁ・・・。」とか、思う時があります。もし、ものすごく運命的な出会いがあったら、又猫ちゃんとの生活があるかもしれませんが、なかなかこの仔だっていう仔とはめぐりあえませんよね。可愛い猫ちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。


noriさんちの
桜文鳥の
ぴーこちゃん

悲しみが薄れつつあるとアンケートを送って下さいました。

ピーコちゃん「初めまして。京都のOLです。先月1/30に約9年同居していた手乗り桜文鳥を亡くしました。私の配慮か足りなかったのが心残りでたまりません。 今まで沢山の小鳥やハムスターたちを飼ってきましたが今回が一番つらかったです。 特に桜文鳥が好きなので、ヒナを見るとすごく欲しくなりますがもう二度と飼わないと思います。 あんな思いをするのはイヤだし、飼っても満足に可愛がってあげられないし、それに今すぐはこの前亡くしたぴーこに申し訳ないし・・・。」

おんなじ京都の方ですね。9年間・・・。長いですね。私はまだ最初に飼ったちびことも4年目に入るくらい。もう、ぴーこちゃんといる事が生活の一部で、ぴーこちゃんが天国に逝ってしまった事は本当に現実と思えない出来事ですね。今、うちには22羽の文鳥がいるけれど、1羽でもいなくなるという事は想像も出来ない事で、Jちゃんという雛文鳥を死なせてしまった事は、今でも夫婦の間ではなんだか触れる事はタブーになっています。手乗り文鳥。小さくて可愛くて、猫のように抱いて寝られないから悔しいんですよね。手のひらの中で寝てしまった文鳥の柔らかさ、温かさは何物にも変えられない大切なもので、たとえようもなくて、幸せなんですよね。こんなつらい事って、ありませんね。どうやってこの喪失を埋めたら良いんでしょう・・・。ペットを飼うと、ゾウガメや80年100年生きるオウムと違って、どうしても天国に先に逝ってしまう彼らを見送らなくてはいけないから、つらいですね。今は哀しいですが、ぴーこちゃんが可愛くて可愛くてたまらなかった事は、noriさんも忘れないでしょうし、私も忘れません。ぴーこちゃんは今は、忘れないでねって天国で言っているんだと思います。ぴーこちゃん、天国にうちのJちゃんも居るから、雛だけど仲良くしてやって下さいね。一緒に遊んでやってね。愉快な仲間一同で、ぴーこちゃんのご冥福をお祈りしています


kafukumamaさんちの
ジャンガリアンハムスターの
ポメちゃん

時間が癒してくれて思い出になりつつあるとアンケートを送って下さいました。

「初めて家族でかったハムスターで、しかもとっても人なつっこくかわいい子でした。とても残念でその子の印象がとても深かったので、それ以降ハムスターにはまってしまいました。」

ジャンガリアンハムスターはノーマルグレーとパールを母と妹が飼っていて、可愛らしさを知っています。小さくてちょこちょこ動きまくって、可愛いですよね。ハムスターは寿命が短くて、メスでうまい事長生きできる仔は5年くらい生きてくれるそうですが、なかなかそういう仔には巡り合えません。私も3匹のゴールデンハムスターを天国に見送りました。でも、あの可愛らしさは飼った人間にしか分からない可愛らしさで、旦那はもう寿命の短いハムスターは飼いたくないといいますが、私はベーブを見つけた時のように、この仔だという仔が居たら又飼いたいと思っています。寿命が短いですが、大好きです。私が飼ったてんてんもりんりんもベーブも、それぞれ性格も色も違うハムスターで、見んな可愛いハムスターでした。忘れていません。だけど、「この仔だ!!」という仔がいるんですよね。だから、新しい仔を可愛がるのは天国に逝った仔の引き合わせだと思います。もし、まだまだ忘れないで自分の事だけ考えて欲しいと思っていたら、他のハムスターなんて眼に入らなくなっているでしょうから。だから、きっと天国でお友達を見つけて、たまに思い出してねって言っているから、新しい家族になる仔を見つける事が出来るんだと思います。ポメちゃんは可愛い仔だったんですね。だからハムスターが大好きになれたんですね。ポメちゃん、うちのハムスターとも仲良く天国で遊んでね。可愛いポメちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。


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