天国に逝ったお友達のページ (3)

1999/04/15.

hikijiさんちの
犬(アメリカンコッカースパニエル)の
ロビンちゃん

時間が気持ちを癒してくれ、家族(ペット)はこの仔だけという事で、アンケートを送って下さいました。

「家のロビンは正確には私の実家の母の犬です。

私が高校生の時に母が飼いだしました。

もう実際子供のようにかわいがって死ぬぎりぎりまでなりふり構わずといった献身的な介護をし、彼は大好きな母に抱っこしてもらいながら静に息を引き取りました。

もう最後の半月は気道が癒着して半分閉じて呼吸も満足に出来ませんでした。

楽になったと思っています。

母ももうダメかと思うほどショックを受けて心配しましたが今は冷静に彼の死を受けとめています。

天国に行ったのかなーなんて話しています。

きっとお友達もできたかな?でも自分のことを完璧に人間と思っているのでその点がちょっと心配・・・・・」

「ペットロスのアンケートを送って下さってありがとうございました。今、はやりのインフルエンザで寝込んでいて、ここ3日ほどパソパソを触っていませんでした。今、熱さましが効いてこれを書いています。言い訳にしかなりませんが、遅くなって済みませんでした。

アメリカンコッカースパニエルのロビンちゃん、とっても愛されていたんですね。時間が癒してくれたという事は、天国に逝ってからずいぶん経ったんですね。

天国から、今、ロビンちゃんはどんなことを思いながらあなたを見ているんでしょうね。大好き大好きって思っているのかしら。後何十年か経って、こっちに来る時は迎えに行くから心配ないよって、思っているのかしら。お友達がいっぱいいて楽しいから心配しないでって思っているのかしら。

とっても愛されて天国に逝ったロビンちゃんは、今、天国で幸せにお友達たちと遊んでいると思います。心配しないでねって言ってると思います。だから、悲しみが薄れつつあるんですよ。まだまだ私を忘れないでって思っていたら、ずーっと悲しくて、いつもいつも思い出して、悲しみでいっぱいだと思うからです。もう、大丈夫、お友達と楽しくやってるよっていう合図があると、不思議と悲しみが薄れていくのではないでしょうか。

愛されていたロビンちゃん、今は、天国からあなたに向かって、もう大丈夫だよっていっているんだと思いますよ。

ロビンちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。うちの天国の仲間とも、ロビンちゃん、仲良く遊んでやってね。お願いします。」


倉岡さんちの
犬、猫、鳥の
浩太郎ちゃん

時間が気持ちを癒してくれ、同じ種類の動物を飼う予定(飼った)という事で、アンケートを送って下さいました。

「常に動物達に囲まれて暮らしている私にとってこのペットロスと言うものは、何度となく経験させられそしてこれからも絶対避けては通れない道でもあります。でもたくさんの人間、たくさんの動物が存在する中での出会いは、運命だとか縁だとかを感じもしかしたらあの子の生まれかわりかも?と都合のいい事を思いながら次に出会った子をかわいがりながら今日に至っているわたしなのです。」

まったく私もおんなじです。運命的に出会います。きっと、何かの縁がある仔なんだと思います。天国に可愛い仔が逝ってしまった時は、きっと、その前に天国に逝った仔が途中まで迎えに来てくれて、仲良く遊んでいるんだろうなぁと考えたりもします。そのうち私も天国に逝けるようにがんばるので、途中まで迎えに来てくれるだろうなぁと思っています。たくさんの可愛い仔達と楽しく暮らし、その仔を悲しく寂しく天国に見送らなくてはいけないとしても、やっぱり縁のある仔を可愛がってやりたい気持ちはあると思います。犬、猫、鳥の、浩太郎ちゃんのご冥福を愉快な仲間一同で祈っています。


sasakiさんちの
うさぎの
ちょんちゃん

1998.12.21午前中に、急に死んでしまったうさぎのちょんちゃん。まだ1歳半くらいだったそうです。まだ涙が止まらないと、送って下さいました。

「はじめまして。昨日の午前中に、家族同然だった我が家のウサギが急死してしまいました。前日に、餌とか買ってきておいたばかりだったんですが・・・。生まれてまだ1年半ちょっと。ペットロスの話は聞いた事がありましたが、こんなに早く自分にふりかかるとは思っていませんでした。未だに、毛並みの感触とか、走り回る姿とかが脳裏に甦ります。まだ信じられない心境です。来年の干支だったんですが・・・。立ち直るのには、まだまだ時間がかかりそうです。米国等では、ペットロスに関するケアがしっかりしているみたいですが、日本ではまだまだですね。ペットを飼った事の無い人達も、あまり理解してくれないようですし。とにかく、いろんな人に話をして、少しでも気を楽にしたい思いです。」

なんて言ったら良いのか、言葉が見付かりません。私も、つい最近りんりんを亡くしてしまったので、sasakiさんの気持ちが分かりますとしか言えません。言葉では言い表せない気持ちです。日本では、まだまだペットロスについて理解してもらえません。「たかが動物・・・」という気持ちの人は大勢いますが、「家族の1員が死んで悲しい」という気持ちは、どうしても「ペットに依存している」という言葉に置き換えられて、語られる事が多いようです。でも、理解されなくても、どれくらい悲しいか、どんどん話して下さい。だって、本当に悲しくて寂しいんですものね。ちょんちゃんの触りごこちはよかったでしょうね。りんりんはゴールデンハムスターでしたが、触るとフワっとしていて柔らかく、部屋中探検していて可愛かったです。ちょんちゃんも、部屋中探検したり、何か齧りそうになるので目が離せないという事があったりで、可愛かったでしょう。みんなで来年はちょんちゃんの年だと、喜ばれていたんでしょうね。まだまだ可愛がり足りない気持ちですよね。寂しいですね。本当に悲しいですね。きっときっと時間が薬になりますとしか言えない私ですが、可愛かったちょんちゃんの事、私たち愉快な仲間も忘れません。きっと、天国でお友達と遊んでいると思います。うちのてんてんやりんりんとも遊んでね、ちょんちゃん。可愛いちょんちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。本当に、寂しくてたまりませんね。寂しくて悲しいですね。


ちっかさんちの
犬の
チェリちゃん

1年前に死んでしまった犬のチェリちゃん。気持ちの整理が付いたということで、アンケートを送って下さいました。時間が癒してくれたそうです。

「ぺットが死んでしまったとき、私を癒してくれる物は何もなかった。ただ、同じ状況の人もいるんだという思いは自分の慰めになった。きっとみんな乗り越えているのかなと思うことができたから。私の犬が死んだのはもう1年になるけど、もっと前にこのホームページに出会いたかった。だって私はつい3日前にインターネットにつないだから。これからも充実したホームページよろしくお願いします。」

先ず、ペットロス症候群について、知らない人や知っていても「たかがペットが死んだくらいで・・・」と、理解してくれない人が多いですよね。なかなか正直にペットが死んで悲しくて、やる気が起きなかったり、元気になれなくてめそめそしてしまったりすることを言えませんよね。だけど、悲しいものは悲しいんだし、悲しいから泣いてもいいんだよっていってもらえないことはつらいですね。家族の一員なんだし、ペットに依存しているんじゃないかって言う人も居るけれど、そんなのじゃなく、単に家族として暮らして、家族が死んで悲しいんですよね。ちっかさんの気持ちが整理できてよかったですね。時間薬っていうのは本当ですね。チェリちゃんのご冥福を愉快な仲間一同でお祈りしています。そして、ありがとうございます。これからもがんばってホームページを作っていこうと思います。


yosikawa hirokoさん

yosikawa hirokoさんちの
ゴールデンチェリーの
ベルちゃん

ゴールデンチェリーで名前はベルちゃん。 スヌーピーの妹ベルのようなやさしい子になってほしいと思ってつけたそうです。

ベルが死んでしまったのは、今年の7月です。おととしの10月ペットショップで購入しました。

今わたしは大学生で親元を離れ、一人暮らしをしています。ベルはわたしのかけがえのないパートナーで、大学生活を一緒に過ごし、4年後は一緒に実家にかえるんだと思っていました。

でも今年の7月、2度目の発情期に卵を産んだ時のおしりのキズがもとで栄養失調になり死んでしまいました。

ベルは今年の2月に初めて卵を産んだのですが、そのとき自分で自分のおしりをかじってキズをつけてしまいました。出血もひどく、病院でカラーをつけてもらったのですが、くちばしの届く範囲の毛をむしったり、皮膚を傷つけたり、となかなか良くなりませんでした。51グラムあった体重も35グラムまで減ってしまったのですが、そのときはなんとかもちなおし元気になりました。

5月に発情期に入ったようだったので、3〜5日ごとに病院に通い様子を見ていたのですが、前回のキズでおしりの伸び縮みする筋肉がほとんどなくなっていて、卵を産んだ時にまたおおきく切れてしまいました。そして食欲がなくなり、死んでしまいました。

ベルを飼い始めた時に、私の不注意で死なせるようなことは絶対にないようにしようと誓ったのに。一日中つきっきりで看病し、思いつくかぎり、できるかぎりのことをしたつもりですが、ベルをやせ衰えたまま死なせてしまったのは私の責任です。今も申し訳ない気持ちでいっぱいです。ベルが今死なんとしている時に、母に電話をしたら「今までのお礼を言いなさい。ありがとうねって言いなさい。」と言われたのですが、そのときも「ごめんね、本当にごめんなさい」としか言うことが出来ませんでした。

アンケートにあった今の気持ちですが、とても複雑です。ベルの写真を見たり、ベルがかじった本を見たりすると、思わず微笑んだり、心が温かくなったりする時もあるし、ぼろぼろと涙が止まらなくなる時もあります。ベルと一緒に生活できて幸せだったなと思えるときもあるし、絶対に自分が許せないと自己嫌悪におちいる時もあります。

次の新しいペットを欲しいと思って、ペットショップに行ったこともありますが、ベルが最後にブルブルと体を震わせて私の指を噛みながら死んでいった時のことを思いだして、まだどうしても飼うことができません。

当時は落ちこんでなにもする気になれなかったのですが、一緒にベルの死を悲しんでくれたり、思い出ばなしをしてくれた家族や友達に本当に感謝しています。一人暮らしをして飼っていたので、家族が私ひとりではかわいそうだと思っていろんな人にベルと遊んでもらったり、預かってもらったりしていてよかったとおもいました。

できるだけたくさんの人にベルのことを覚えていて欲しいです。

まず、最初に謝っておかなくてはいけないことがあります。愉快な仲間代表として恥ずかしいことですが、ゴールデンチェリーという名前の小鳥を知りませんでした。文鳥の体重がうちのポチは丸々していて30g。中型のインコの種類でしょうか?キャーー!!。ごめんなさいね。本当に、鳥の種類も知らない代表です。だけど、卵詰りの恐ろしさは分かります。自分でお尻を気にしてばかりいて、毛を毟っていらいらしているので、危険です。羽根を広げてうずくまってぶるぶる震えているのを見つけると恐ろしさで私の体が震えます。私は、卵詰りが一番恐いです。その一番恐い《病気の種類じゃなく飼い主の気持ちとして》卵詰りで苦しんでいるベルちゃんを目の当たりにし、yosikawa hirokoさんどうしてやろうにもどうしてやったらいいのかわからないジレンマ。本に書いてあることを実行しようにも、1羽1羽に応じては書いてないから、結局どうしてあげたらいいのか分からなくなってしまうんですよね。Dr.に教わったことをしてあげようにも、上手にしてあげられたか、そればかりが気になるし。だけど、卵詰りは、人間の所為で起こることはあまりないのです。普通に飼っていれば。

毎晩大きな音で音楽を胎教とか言って聞かせたり、鳥を捕まえてここに卵が居るのねとか言いながらお腹を撫で回したりetc・・・ペットショップで聞いたほんとの話。

yosikawa hirokoさん大事に飼っていらしたんでしょう?そんなに自分を責めてはいけません。大なり小なり、ペットが死んだらみんな自分を責める。

もっとこうしてあげていたら。
もっとこうしてやれたのに。

行き着くところはこうです。

もっと可愛がってあげたかった。
もっとずっと一緒にいたかった。

みんなそう思っています。ここに書いてきてくれた人たちはみんなそう思っています。だけどみんな、自分ばかりが責められるべきと思い込んでても、それで本当に天国か極楽かに逝ってしまった家族の一員の仔達が、いろんな状況で残してきてしまった家族を上から見て、

そうだよ。
そのとおり。
みんな死ななくて済んだんだ!!!
なのにこうなってしまったんだ!!!
どうしてくれるの!!!

本当にそう思っているかしら。本当に怨んでいるかしら。みいんな、怨まれてしかるべき飼い主であり家族だったのかしら。もちろん私を含めて。恐るべき飼い主だったの?本当に???

今のベルちゃんが一番欲しがっていることは、yosikawa hirokoさん あなたが言っているとうり、忘れてしまわれて欲しくないということだと思います。1分1秒たりともと言うのではなく、

「ああ、ベルちゃんという可愛いゴールデンチェリーを飼っていて、幸せにはしてあげられなかったけど、私はたくさん言葉では言い表せないくらい大切なものをもらったわ。」

と、覚えていてほしいのでは。

これは私の考えですので、押し付けがましかったですね。ごめんなさいね。だけど、ベルちゃんのこと、もう少し時間が必要だと思います。

てんてんを亡くして、これ以上はないっていうくらい落ち込んだ私ですが、ベーブちゃんというハムスターと出会いました。

今はりんりんもいます。ベーブもりんりんも可愛いです。

でも、やっぱりてんてんと比べています。

ありとあらゆる事を。

2匹のハムスターには失礼ですが、しかたありません。聖人君子ではないですから、そこら辺はベーブとりんりんに許してもらうばかりです。

愚かな飼い主だけど、彼女たちは知らん顔して許しているのではないかと思えるしぐさに出会うときがあります。

そんな時は涙が出てきます。申し訳なさでいっぱいです。どんなことになってもいいし、噛み付こうがなかなかなつくまいが、関係なく、長生きさえしてくれたらそれで良いと思っています。

新しいペットのことですが、今はまだベルちゃんが寂しいからもう少し待ってと言っていると思ったらどうでしょう。私があの落ち込みの極致からベーブと出会ったように、yosikawa hirokoさん あなたにも、この仔だと思える誰か可愛い家族になれるペットが見つかるはずです。今はただ、やさしくて可愛くていたずらもしていたベルちゃんの本当に可愛かった姿を思い出して

忘れないよ。
いつまでも大事な家族だよ。
ずっと大事だよ。
いつまでもいつまでも・・・

そういう風に過ごすしかないときだと思います。本当に、可愛いベルちゃんのこと、私たち愉快な仲間一同も、忘れませんよ。たくさんの天国(極楽)に逝った仲間たちの事も忘れません。愉快な仲間一同、ベルちゃんのご冥福をお祈りしています。


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