オヒメサマな王子様〜菊丸編〜
「ねーねーおチビ〜〜一緒にお参りしようよ〜〜〜ι」
一向に動こうとしないリョーマを、菊丸は必死に説得していた。
「なんで嫌なのー?」
「恥ずかしいからに決まってるっス。」
「可愛いのに〜〜〜・・・」
「スネて見てもダメっスよ。」
「ぶーー・・・じゃぁ仕方がない。遊ぼっか♪」
「は?」
今までスネていた菊丸はどこへいったのか、一変した明るい表情でもちかけてきた。
「名づけて『およしになってお代官様v』ゲーム!!」
「何スかそれ?ι」
「おチビも見た事あるでしょ?時代劇でお殿様が女の人の帯をクルクル〜ってするやつ。」
「ないっす。」
「あ、おチビってアメリカに住んでたんだっけ?仕方ないにゃ〜・・・教えてあげるよv」
「へ?」
「よいしょっと。はい、おチビはそこに立って。」
菊丸はベットの上に上がると、リョーマを床の上に降ろし、帯の端を掴んだ。
「それーーーっ♪」
「うっうわぁっ・・・・」
勢いよく菊丸が帯を引っ張ると、リョーマは床の上をくるくると回った。帯を引っ張り終えると、
リョーマはバランスを失い、床に倒れこんだ。
「どう?面白かったでしょ♪」
「目が回ったっす・・・・・ι」
帯がなくなり、着物を固定する物がなくなった今、前が完全にはだけてることも知らずに
リョーマは片手で頭を押さえていた。
「おチビ色っぽ〜〜〜〜いvvv」
「え?」
そういわれてやっと気付いたのか、はだけた着物を拾い上げて必死に取り繕った。
「ちょ・・・と、帯返して下さいよ!」
片手で着物を押さえながら、もう片方の手で菊丸から帯を取り返そうとする。
「やっだよーーんv」
伸ばしたリョーマの手を掴み、ベットの上に引っ張りあげる。
「へへへん♪もう逃げられないよvvv」
「なっ・・・・・・・んん!」
持っていた帯を床に落とし、両手でリョーマの腕を掴み、逃げられなくしてから優しく口づけた。
「ちょ・・・・・・っ・・・・・・・ぅ・・・・・ぁ・・・」
優しいキスから次第に深い口づけに変わる。舌を巧みに使ってリョーマの口内を侵していく。
「はぁっ・・・・・・・」
離れたお互いの唇は細い透明の糸で繋がっている。はだけている着物の中に菊丸は手を
滑り込ませ、リョーマの胸の飾りを弄ぶ。
「やっ・・・・あぁっ・・・・・・・んっ・・・」
敏感な部分に触れるとリョーマは快感に逆らうことは出来なくなった。
「おチビ・・・可愛いよ」
「おチビって・・・・・・あっ・・・・・呼ばない・・・・・でぇっ・・・」
「ゴメンゴメン。」
菊丸は口をリョーマの耳元へ移動させ、「リョーマ」と囁く。その声はリョーマの脳内に直接
響き渡り、耳に吹きかかった息によって甘く痺れる快感が背筋を流れた。
耳を軽く甘噛みしたあと、リョーマの下半身へと進んでいく。さっきから与えられている快感に
よって、すでにリョーマのソコはビンビンに自己主張していた。
「リョーマのエッチv」
「やぁっ・・・・・ん・・・・・意地・・・・悪っ・・・」
菊丸は口元に笑みを浮かべると、リョーマの小さなソレに舌を這わせる。まだ始めたばかりなのに
既にソレからは先走りの液が流れていた。
「あぁっ・・・・・・・んっ・・・・・・・・はっ・・・・・」
菊丸の舌先から伝わるねっとりとした感触がリョーマを絶頂へと追い詰める。
「出してもいいよ?」
唇によって扱かれたソレはすでに限界だった。
「あっ・・・・・ん・・・・・あぁぁっ・・・・・」
自らの欲望を菊丸の口内に吐き出す。吐き出された白い液をすべて飲み干し、満足気にリョーマを
見つめた。
「そんなに気持ちヨカった?」
「・・・・・・・・・・エージ先輩の・・・・・・バカ。(///)」
「あ゛っ!そろそろ行かないとみんな帰ってきちゃうよ!!」
「え・・・・・・先輩は・・・・・いいんですか?」
「何が?」
リョーマは菊丸の中心を指差す。袴の上からでも分かるソレはどうにも隠しようがない。
「あ・・・・・・・・・そっか。まぁ、今回は自分で処理するよ。お楽しみはまた今度♪」
「え゛ぇ?!」
「おチビ、トイレどこ?」
「曲がって左・・・」
「ありがと!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
数分後、やけにすっきりした表情の菊丸がトイレから出てきたのは言うまでもない。(言ってる)
菊丸編 完
何ーーーーーーーー?!完遂してねェーーーーーーー!!
ってな感じの終わり方っすね。(爆死)
っていうか長くなりすぎて切ったという話も・・・・(オイ)
