お年玉企画 続編 不二コース



「絶っっっ対に外に出ない!!」




リョーマが頑なに外に出ようとしないため、レギュラーメンバーの中の1人が
残ってリョーマ説得に乗り出したわけだが・・・・・

「ねぇ、なんで外にでないの?恥ずかしいの??」

なぜか不二が部屋にいた。

「だって・・・なんで男のオレが女物の着物着て出歩かなきゃいけないんですか!」

「可愛いのに・・・・」

「!!!(///)」

ボソッといった不二の言葉がリョーマを真っ赤にさせた。

「仕方ないな・・・・・何か飲む?」

「・・・・・・ファンタ。」

「クスッ、やっぱりね。何味?」

「・・・・・・アップル。」

「分かった。買って来るよ。」

「え・・・・・あ・・・・・・それは悪いッス。」

「じゃぁ自分で行く?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・。すみません。」

「ちょっと待っててね。」

「ハイ。」

ガチャ。不二はリョーマの部屋から出て行った。

さっきからずっと腹部が苦しかった。着付けとはそういうものだが、イマイチ慣れないリョーマは
ちょっと緩めることはできないかと考えていた。

「・・・・・・・・・?」

全然服の構成がわからない。手の込んだラッピングのように、どこから外していいのかわからない。
手をずっと後ろに回してもたついていた為にヘンに腕が疲れた。

「・・・・・ふぅ。」

緩めることは出来なさそうだった。・・・・・・・となると、余計に苦しくなってくる。家には誰もいないし。
しかも、椅子に座りっぱなしというのもキツかった。床に座るにしろ、正座か直角に座ることしかできないし、
ベットにねっころがったら後ろの部分が潰れるし・・・。とりあえずベットに移動することにした。ベットなら
幾分柔らかくてマシだろう。

ガチャ。

「お待たせ。」

「先輩・・・・・・・」

「?どうしたの??」

「ちょっとコレ・・・苦しいんスけど・・・・」

「ホント?!大丈夫?!」

「あの・・・緩めてもらえます?」

「それなら任せてv」

「え?」

シュルッシュルルッ

「どう?苦しくなくなった?」

「はい。」

なんだかやっと解放されたような気分になって、不二が神様のように感じた。

「・・・・・・なんか・・・・・ソソるね。」

「?!」

「悪代官様〜〜って感じ。」

どんな感じだ!と、リョーマは心の中で思ったが、口にはださなかった。

「え・・・・ちょ・・・・先輩?」

「もうダメ。ごめんね?リョーマ君」

「ごめんねってそんな・・・・・・・・んっ!」

不二はうろたえるリョーマをすかさず捕らえ、口づけた。

「や・・・・・・・・・んぅっ・・・・」

するりと肩にかかる着物に手を入れ、ベットの上に落とした。

「やっ・・・・」

下に落ちた着物を拾って身をよじるが、それが返って不二の理性をふっとばしてしまった
のにリョーマは気付かなかった。

「隠さないでよ・・・・」

怪しい笑みを浮かべ、着物を握るリョーマの手を取り、そのまま押し倒すようにして
ベットに倒れこんだ。

白いベットに負けず透き通るような白いリョーマの体に吸い込まれるようにして小さくてほんのりピンク色を
した突起に口づけをした。

「んっ・・・・・あ・・・・・・・」

敏感なところに舌を這わされ、自然と甘い声を漏らす。

「はぁっ・・・・・はぁんっ・・・・・」

足に絡みつく着物を取り払いながら、不二は下半身に手を這わす。一番敏感なソコを弄り始めると
先走りの液が指に絡みついてくる。

「もうこんなになっちゃってるよ・・・・・」

「やっ・・・・・・・・・め・・・・・・・・・あぁ・・・・・んっ・・・」

「限界?」

「も・・・・・・・やぁ・・・・・・・・・・」

「僕も限界だよ。」

そういうと、今来ている袴の中から猛った自身を取り出し、リョーマの小さな蕾にあてがった。

「力・・・・抜いて」

「はぁっ・・・・・・・・」

「いくよ?」

「あぁっ・・・・・・・・痛っ・・・・・・・・・・あぁぁぁっ」

「キツ・・・・」

「あぁ・・・・・・んんっ・・・・・せんぱ・・・・・・いっ・・・」

「リョーマっ・・・」

腰を動かし始めるとリョーマは自分の腕を不二の背中に回し、必死でついていこうとした。

「もう・・・・・っ・・・・だめぇっ・・・・・」

「一緒に・・・・イこ?」

「あぁっ・・・・・・・・・あぁぁぁっ・・・!!!」



「おっ!越前、やっと来たかってアレ?」

「にゃんで着物着てないのーー?!」

部員たちのブーイングを浴びながら、リョーマは赤面していた。

「普通の服じゃないとお参りしないっていうからさ。」

にっこり笑って言い訳をする不二。部員たちもそれ以上は追及しなかった。(後が怖いから)

「・・・自分だけ着付けの仕方がわかるなんてズルい・・・。」

小さい声でリョーマばボソっとつぶやいた。


                                                        (不二編)完!


っぎゃーーーーーーーーーー!!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいーーー!!
途中で不二先輩が袴着てたことを思い出して書き直したのでヘンな文にぃーーー!!
なぜ不二編を先にアップしたのかというと・・・アヒルがそういったからです。(病み上がりの私に)