ナミさん誕生日おめでとうございますSS

「ナーミさーーーーんvvvお誕生日おめでとうございます!!!」
「あら、サンジ君。ありがとうv覚えててくれたの?」
「当然ですよvvv今日は腕によりを賭けた豪華ディナーですからね!それとコレ・・・」
「何?」
「プレゼントですv」
サンジはそう言ってシンプルながらも可愛い紙袋を背後からササッと取り出した。
「あら、ありがとうvvv」
ナミは早速紙袋を開けた。中には小さめの箱が入っていた。
「何かしら?」
ちょっとこころを弾ませながら、箱を開けてみた。
「ブレスレット??」
ナミの好きそうな、ちょっと豪華そうなものだった。
「可愛いっ!ありがとうサンジ君v」
「いいえ、どういたしましてvvv」
そういいながら目はハートマークになっていた。
「おーナミ!誕生日おめでとう!」
「あら、ウソップも覚えてたの??」
「当然でぇい!クルーの誕生日くらい把握してらぁ!(笑)ホラ、プレゼント。」
「え?ウソップもくれるの??」
あまり期待していなかったウソップから「プレゼント」という単語を聞いて、少し驚いた。(酷)
「わぁっ・・・天候棒改良してくれたの?!」
「オウ!なんと今度のバージョンは火薬星入りだぜ!!」
(火薬星というと・・・あの爆発するヤツかしら?宴会芸が増えたのかと思った・・・)
心の中でそう呟いた。とりあえず、今度の戦闘で使ってみようと決めた。
「ナミ!誕生日おめでとう!」
「チョッパー!vvv」
「おれからは『睡眠薬』だ!ナミ、時々夜中に寝れなくて困るって言ってたから・・・」
「ありがとうvvvそんなことまで覚えててくれたの?さすが船医ねvvv」
「バッ・・・当たり前だ!!おれは医者だから、そんなこといわれたってうれしくなんかねーぞ!!」
そういいながらチョッパーは極上の笑顔を浮かべていた。
「航海士さん。お誕生日なんですってね。」
「ロビン姉さん!」
「昨日まで知らなかったから、新しい物が買えなかったんだけど、コレ。」
「・・・・・・服??」
「良かったら着てみて?」
「ありがとうvvv」
もらった服を片手に、いったん部屋に戻って着替えてみた。それは、大きく胸元の開いた
だいぶ体のラインが強調される服だった。
「似合うわよv」
ロビンはそういいながら微笑む。
「そう・・・かしら?」
「あぁぁ〜〜〜ナミさんセクスィだぁ〜〜〜〜〜Vvvv」
・・・約一名悩殺されていた。
「ナミーー。」
「ん?ルフィ??」
「ほい。コレ。誕生日おめでとう!」
「コレってアンタ・・・・・うちのみかん畑のみかんじゃないの!!(怒)」
「ん。でも今採れたてだから。ナミのために取ったんだ!うめーぞ!!」
「っっ・・・あたりまえじゃない!!」
そういいながらも、いつも自分が食べるためだけにみかんを取っているルフィが、
自分のために取ってくれたというのがうれしくて―――――
「まぁ・・・・ありがと。」
ふてくされながらも、一応礼を言った。
そういえば、乗船員みんなここに集まっているのに、一人だけこの場にいなかった。
「あれ?ゾロは??」
ルフィがそういうと、みんなもキョロキョロとあたりをみまわした。
――――――甲板の上で爆睡中だった。

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