Linux Diary 3

Slackware3.1,kernel 2.0.0 になりました(1996/11/04)


これは私の私的な Linux メモです。「ともあれ動かす」「使ってみる」そのような姿勢で Linux を使いはじめた私の日記。だから、至らないことは本当にたくさんあると思います。動いてはいるけれど、本当はこうした方がいいということもあるだろうと思っています。ですからこの日記は Linux の設定方法について書かれたものではないということ、はじめにお断りしておきますね。いつまでも初心者であることはよくないですが、間違いや勘違いをしながらも、「学びつつ」 Linux を使うことはとても楽しい、そんな気持ちでメモしたものです。


Linux 日記 No.1
Linux 日記 No.2

いま見ているのが Linux 日記 No.3 です。
Linux 日記 No.4

Linux 日記 No.5

Linux 日記 No.6

JF に登録されている HOWTO の翻訳(by Chie Nakatani)リスト




Contents

  • kernel 2.0.0 になりました
  • インストールと、kernel の make config
  • 何はともあれ ppp(PAP)接続の設定 と「モジュール」のこと
  • sendmail
  • sendmail に関する補足メールヘッダーについての問題
  • soundblaster 16の設定
  • netscapeメモ
  • dserver(辞書サーバーとclients)
  • dserver(リーダーズ英和について検討中)


    本題に入る前に。何を喜んでいるのか全く記憶にありませんが。
    スキャナーのテストです。あまりいい写真ではないようです。
    (中谷千絵)

    ここで宣伝!「京都の祇園祭」の写真を掲載しております。7月17日の巡行の写真ではなく、祭の主役である「鉾」が出来ていく経過です。鉾の組み立てを始める日、横向きになっている鉾をひきおこす場面等、あまり見られない場面の写真です。巡行の写真は私の好きな「船鉾」。興味があればぜひどうぞ。



    kernel 2.0.0 になりました

    11月発売の「linux 入門」(トッパン)を購入し(購入したのは1日)、1996年11月2日、早速インストールしました。土曜日の午後にインストールし、翌日、make config と ppp の設定、3日目にsendmail の設定まで。1.2.13 から一挙2.0.0 にバージョンアップということで、少々の戸惑いもありましたが、今回はいたって早く復旧してしまいました。インストールは「Linux 入門」の記載の通り(したつもりだったの)ですが、インストールするパッケージの選択等、ちょっと迷うこともあり、インストールそのものは1度だけやり直しをしています。新しい「入門」はカーネルの再構築についての部分がとても詳しくなり、インストール直後この部分はとても参考になりました。

    インストール(Linux+JE+X)と、kernel の make config

    まずはマシン構成から。
    PC-UNIX Highgrade System
    M/B FreeComputer 586F62 512KB P.B.Cache TritinII搭載
    CPU Intel Pentium 166MHz CPU FAN付き
    Memory 32MB (16MB 60ns NP x2)
    VGA Matrox MGA-Millennium 2MB WRAM
    Accelerated-X Ver.1.3
    Display SAMSUNG 17GLsi
    HDD Quantum FB-1280S 1.2GB SCSI
    HDD IBM DORS-32160 2GB SCSI
    CD-ROM PLEXTOR PX-83CS
    SCSI I/F Buslogic KT-946C
    Mouse Logitech MouseMan 3 button
    Creative Sound BLASTER 16 not PnP OEM
    ISA NIC NextCom NCA5510

    インストール後のHDD 使用状況
    Filesystem 1024-blocks Used Available Capacity Mounted on
    /dev/sdb2 810645 234466 534298 30% /
    /dev/sda2 594749 366754 197275 65% /backup
    /dev/sdb3 1139583 39703 1041000 4% /home
    /dev/sda1 511712 143184 368528 28% /win95
    /dev/scd0 614466 614466 0 100% /cdrom

    2つ目の約2GB の HDD の /dev/sdb2 に root、/dev/sdb3 に/home といういたって簡単な構成です。まだkernel の変更があるので、現在のところ、フロッピー起動にしています。1つ目の HDD の/dev/sda2 の区画はlinux のための倉庫になっています。

    Linux kernel 2.0.0 をインストール後、JE をインストール。
    その後すぐに Accelerated-X Ver.1.3 をインストールし、X を起動。
    ここまでで約2時間ほどでした。
    X を起動した時に一番はじめに現れた画面は fvwm95 だったのでちょっとびっくり。画面下角にスタートボタン。win95 そっくりにはなんだか笑いがでそうになってしまった。

    細かい設定いくつかを同時進行。
    ローカルメールの設定(mh-e の設定)。
    kermit をインストールし、BBS への通信ができるようにする。
    setserial で、com2のポートを spd_vhi に設定する。
    バックアップしたものを一部戻す。



    ppp(PAP)接続の設定とモジュール化

  • 何はともあれ PAP で接続できる状態に復旧しないことには、いろいろ不便なこともあるので、まずは ppp の設定から。

    ppp をモジュールで設定したので、ちょっと面倒になりましたが、ま、体験ということで。ppp をモジュール設定した場合は、以下のようにすればppp を組み込むことができます。
    カーネルの再構築するときに、
    networking support とnetwork device は y にしますが、
    kernel の make config の時に ppp はモジュールを選択し、
    ppp support は m にします。
    ここでモジュールを選ぶので、もちろんkernel はenable modules support
    を選択しておきます。
    ppp関係はこのようにして make config をした後、
    モジュールのインストールをします。
    make modules
    make modules_install
    depmod -a

    組み込まれているモジュール名の確認
    chie:~$ /sbin/lsmod
    Module: #pages: Used by:
    ppp 5 0
    slip 2 0
    slhc 2 [ppp slip] 0
    lp 2 0
    chie:~$

  • pppの設定に必要なファイルの点検と修正
    (/usr/sbin)
    ppp-on
    ppp-off
    (/etc/ppp)
    ppp-on-dialer 他いくつか。

    /etc/ppp/pap.secretes なら以下のような記述(たぶん、これはうまくいかなかったので後日検討します)。
    ------------
    username*pw
    ------------
    好きな場所に pap-secretesをおくなら2行にして
    ----------
    username
    pw
    ----------
    こちらを使うなら +ua オプションが必要。

    ppp-on ファイルは以下のようにしました。
    ------------------------------------------------
    #!/bin/sh

    # These are the parameters. Change as needed.
    TELEPHONE=325-**** # The telephone number for the connection
    ACCOUNT=****** # The account name for logon (as in 'George Burns')
    PASSWORD=******** # The password for this account (and 'Gracie Allen')
    LOCAL_IP=0.0.0.0 # Local IP address if known. Dynamic = 0.0.0.0
    REMOTE_IP=0.0.0.0 # Remote IP address if desired. Normally 0.0.0.0
    NETMASK=255.255.255.0 # The proper netmask if needed
    #
    DIALER_SCRIPT=/home/jeanne/ppp-on-dialer

    exec /usr/sbin/pppd debug lock modem crtscts /dev/cua1 115200 \
    asyncmap 20A0000 escape FF kdebug 0 $LOCAL_IP:$REMOTE_IP \
    noipdefault netmask $NETMASK defaultroute connect $DIALER_SCRIPT \
    +ua /home/jeanne/pap-secrets
    -----------------------------------------------------

    ppp-on-dialer は
    ----------------------------------
    #!/bin/sh
    #
    # This is part 2 of the ppp-on script. It will perform the connection
    # protocol for the desired connection.
    #
    exec /usr/sbin/chat -v
    TIMEOUT 3 \
    ABORT '\nBUSY\r' \
    ABORT '\nNO ANSWER\r' \
    ABORT '\nRINGING\r\n\r\nRINGING\r' \
    '' \\rAT \
    'OK-+++\c-OK' ATH0 \
    TIMEOUT 30 \
    OK ATDT$TELEPHONE \
    CONNECT '' \
    # ogin:--ogin: $ACCOUNT \
    # assword: $PASSWORD


    この部分を修正して、
    (1)/usr/sbin/chat -v
    ^^^^^^^^^
    (2) '' \\rAT
    \
    (3)ここをコメントアウトしました。
    # ogin:--ogin: $ACCOUNT
    \ # assword: $PASSWORD





    sendmail の設定

    ppp 接続が出来、メールの送信受信ができればマシンの機能はほぼ復旧ということなので、つぎにsendmail の設定を行いました。
    /usr/src/CF-3.4W3 のパッケージを使う。

    修正箇所は以下の通りです。

    # OS type (choose a file name in ostype directory)
    OS_TYPE=linux

    #OFFICIAL_NAME='$w.$m'
    OFFICIAL_NAME='mbox.kyoto-inet.or.jp'
    # local domain name (defined automatically)
    ##MY_DOMAIN=
    MY_DOMAIN=kyoto-inet.or.jp
    ヘッダーの表記も必要に応じて変更。
    OFFICIAL_NAMEだけは正しく指定する必要がある。

    # [bitnet]
    # resolve BITNET traffic (static/mx/no)
    BITNET=no
    # [junet]
    # reject *.JUNET style address (yes/no)
    REJECT_JUNET=no
    #REJECT_JUNET=yes
    binet と JUNETは、私はsampleファイルを使っているので、
    上記のように変更した。
    # [indirect]
    # relay host for indirect delivery (in case of none or "domain names")
    DEFAULT_RELAY='smtp:mbox.kyoto-inet.or.jp'
    リレーホストに回送する必要がある場合にDEFAULT_RELAYを正確に指定する。

    myhost.defを変更後

    /usr/src/CF-3.4W3で
    $make myhost.cf
    $cp myhost.cf /etc/sendmail.cf


    sendmail の設定に関する補足

    メールのヘッダーの設定に関して、最初にsendmail の設定をした頃からわからない点も抱えたままになってします。ともあれ「動くこと」「使えること」その線での設定ですので、未解決の部分を持ったまま使っているのも確かです。自分自身が使うわけですから、不足の部分に関しては何らかの方法で補う、という My HOWTO で対処している部分もあります。sendmail の設定に関しては、完璧にはほど遠いですね。ただ日常的にメールの受信送信には大きな不便はないので、「この設定では不十分である」そのことを自覚しつつ使っているのが現実です。
    nifty の funix 20番会議室で#OFFICIAL_NAME='$w.$m'の設定の部分に関してのメッセージを見ました。(発言番号No13330)

    ------------------
    #OFFICIAL_NAME='$w.$m'
    OFFICIAL_NAME='mbox.kyoto-inet.or.jp'
    ------------------
    OFFICIAL_NAME をこのように設定してしまうと、《「Message-Id は一意である必要がある」と言う条件を満たせない場合があります。》という指摘です。このような設定では、《Message-Id: の形式が通常の「********@ホスト名.ドメイン」ではなく、「********@ドメイン」になってしまう》ということで、
    現実には、同じドメインに対してメールを出そうとするとエラーになる等の問題が怒ります。

    この点に関して、DEFAULT_RELAY= の設定で回避できるのは?と思い、いくつかの設定をためしてみたのですが、うまくいかず、同じドメインに対しては % 記号を使い、メールを回送するという方法で一時的に対処しています。
    abc%mbox.kyoto-inet.or.jp@kyoto-u.ac.jp
    というようなアドレスにするわけです。
    このような形で同じドメインの方にメールを送信することは可能なのですが、何が問題なのか、やはり気になっていました。
    一番最初にsendmail の設定をした時に、
    ヘッダーの表記も必要に応じて変更。
    OFFICIAL_NAMEだけは正しく指定する必要がある。
    このようなことを聞きました。ただ、sendmail の設定に関しては、関連事項がいくつかあるはずで、1つの変更に伴って設定しなくてはいけない項目がさらにあるのだと思います。

    #OFFICIAL_NAME='$w.$m'<の設定に関して上のような問題を回避するためには、 SMTP_MAILER_FLAG を次のように設定する、という解決方法もあるというメッセージを見たということをメモしておきます。(次に sendmail の設定をする時にやってみようと思います。)
    SMTP_MAILER_FLAG='mDFuX'



    soundblaster 16 の設定

    make config での sound関係の設定は以下の通り。
    <*> Sound card support
    Old configuration script (For: SM Wave, PSS & AudioTrix Pro) -->
    [*] Sound Blaster (SB, SBPro, SB16, clones) support
    [*] /dev/dsp and /dev/audio support
    [*] MIDI interface support
    [*] FM synthesizer (YM3812/OPL-3) support
    (220) I/O base for SB Check from manual of the card
    (5) Sound Blaster IRQ Check from manual of the card
    (1) Sound Blaster DMA 0, 1 or 3
    (5) Sound Blaster 16 bit DMA (_REQUIRED_for SB16, Jazz16, SMW) 5, 6 o
    (330) MPU401 I/O base of SB16, Jazz16 and ES1688 Check from manual of
    (-1) SB MPU401 IRQ (Jazz16, SM Wave and ES1688) Use -1 with SB16
    (65536) Audio DMA buffer size 4096, 16384, 32768 or 65536

    --------------------
    Installed drivers:
    Type 1: OPL-2/OPL-3 FM
    Type 2: SoundBlaster
    Type 6: SoundBlaster 16bit
    Type 7: SB MPU

    Card config:
    SoundBlaster at 0x220 irq 5 drq 1,5
    SB MPU at 0x330 irq 5 drq 0
    OPL-2/OPL-3 FM at 0x388 irq 0 drq 0

    Audio devices:
    0: SoundBlaster 16 4.13

    Synth devices:
    0: Yamaha OPL-3

    Midi devices:
    0: SoundBlaster MPU

    Timers:
    0: System clock

    Mixers:
    0: SoundBlaster
    ----------------------------



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    netscape301メモ

    Slackware-3.1 + JE-0.98 では、/lib にある libc.so.5.13.12 を使うために、どうやらnetscape が JAVA が使えないことがわかった。バージョンアップしたとたんに、netscape 落ちまくりという悲惨な状態に陥ったのですが、やはり解決策というのはあるものですね。いたく感心してしまった。
    libc.so.5.2.18 なら大丈夫だということがわかり、netscape だけは libc.so.5.2.18 を使うように設定してやればいいと教えて頂きました。
    ということで、以下のようなスクリプトが出来ました。
    どちらのファイルでもnetscape を起動できますが、(1)の記述はダイレクト過ぎるかな。

    (netscape.301)
    #!/bin/bash
    export LD_PRELOAD=/lib/libc.so.5.2.18
    exec /home/jeanne/netscape301/netscape

    (netscape-301)
    #!/bin/sh
    NETSCAPEDIR="/home/jeanne/netscape301"
    NETSCAPEBIN="netscape"

    export LD_PRELOAD=/lib/libc.so.5.2.18
    exec ${NETSCAPEDIR}/${NETSCAPEBIN} $*
    exit 0

    スクリプトの記述はもっと勉強しなければ。。。
    ところが、これでうまくいくはずだったのですが、問題は使用した
    libc.so.5.2.18 にあったようです。

    (1)-rwxr-xr-x 1 root root 675187 Nov 9 14:52 libc.so.5.2.18

    (2)-rwxr-xr-x bin/bin 558615 Dec 14 13:17 1995 lib/libc.so.5.2.18
    結局、UNIX USER の付録 CD-ROM27 に附属のもの(2)を使って動きました。


    dserver

    dserverは以下のものを使用しました。
    dserver2.2betapl2.tar
    手順は
    (1)server2.2-pl2 をmake する。
    (2)clients の設定

    ---------------------
    (1)server2.2-pl2 をmake する。

    ポイントは、README にしたがって、
    1 servicesの訂正
    /etc/services ファイルに以下の記述を加えた。
    ndtp 2010/tcp # Newwork dictionary

    2 Makafile の通り、
    DSERVERTOPDIR=/usr/local/etc/dserverdir
    /usr/local/etc/dserverdir を作成した。

    3 make

    4 /usr/local/etc/dserverdir にdserver_accessを作成。
    添付のtable/dserver_accessを参考にする。

    現在使用の辞書のみ設定しています。
    リーダース英和辞典電子ブック版を購入したのですが、dserver用のtable がないのでこれはまだ設定できていない。以下の記述は辞書をHDD にコピーしたものと、CD-ROM から、どちらの場合でも利用できます。研究社の英和和英辞典はDIC でもdserver でも利用できるので、英和辞書はCD-ROM に入っていることが多いです。DIC で英和を利用し、HDD の広辞苑をdserver で使うことが多い。そもそもdserverを使えるようにしたのはリーダーズ英和辞書がDIC では利用できなかったため。

    リーダーズ英和に関して
    リーダーズ英和辞書に関する情報は、以下のところにあります。
    Dserver に関する情報

    Dserver に関する情報
    ここで、od-readers.el と readers.tbl を頂き、od-readers.el はbyte-compile で od-readers.elc を得ました。
    -rw-r--r-- 1 jeanne users 8283 Jan 21 17:22 od-readers.el
    -rw-r--r-- 1 jeanne users 1543 Jan 21 17:26 od-readers.elc
    -rw-r--r-- 1 jeanne users 2445 Jan 21 16:52 readers.tbl
    ただいま設定中です。(1月22日記)


    以下dserver_accessファイルの記述です。
    ---------------------------
    #DICT kojien /usr/local/etc/dic/koujien/koujien/start.. "広辞苑第4版" 1 600
    #DICT eiwa /usr/local/etc/dic/eiwa/start "研究社中英和" 25 600
    #DICT waei /usr/local/etc/dic/waei/start "研究社中和英" 25 600

    #DICT kojien /cdrom/koujien/start. "広辞苑第4版" 1 600
    #DICT eiwa /cdrom/eiwa/start. "研究社中英和" 25 600
    #DICT waei /cdrom/waei/start. "研究社中和英" 25 600

    #DICTROOT /usr/local/etc/deserverdir 2 500
    ## access control
    #
    hostname # 従来型 AUTH 付でも使える、ユーザーは誰でも OK
    hostname username # AUTH 型 ここにあげたユーザーしか使えない
    # hostname (+ タブかスペース + ユーザー名) * 必要数
    #
    #
    topics
    #
    ----------------------------
    以上の準備で


    以下は debug モード
    chie:~# dserver 0
    Debug Level: 0
    Opened file /usr/local/etc/dic/koujien/koujien/start..(HDD にコピーした広辞苑)
    DICT TYPE is NORMAL
    dict_read size[16] mode[1]
    (読みだし部分略)
    Opened file /usr/local/etc/dic/eiwa/start(HDD の英和)
    DICT TYPE is NORMAL
    dict_read size[16] mode[1]
    (読みだし部分略)
    Opened file /usr/local/etc/dic/waei/start(HDDの和英)
    DICT TYPE is NORMAL
    dict_read size[16] mode[1]
    (読みだし部分略)
    Cannot open file /cdrom/koujien/start.(CD-ROM の広辞苑ですが、CD-ROM に入っていないので、cannnot となっているだけ)
    Opened file /cdrom/eiwa/start.(CD-ROM には英和辞書が入っている)
    DICT TYPE is NORMAL
    dict_read size[16] mode[1]
    (読みだし部分略)
    Opened file /cdrom/waei/start.
    DICT TYPE is NORMAL
    dict_read size[16] mode[1]
    (読みだし部分略)
    Cannot open /usr/local/etc/deserverdir directory.
    dictnum=1 kojien
    opend /usr/local/etc/dserverdir/kojien.tbl for kojien
    dictnum=2 eiwa
    opend /usr/local/etc/dserverdir/eiwa.tbl for eiwa
    dictnum=3 waei
    opend /usr/local/etc/dserverdir/waei.tbl for waei
    dictnum=5 eiwa
    opend /usr/local/etc/dserverdir/eiwa.tbl for eiwa
    dictnum=6 waei
    opend /usr/local/etc/dserverdir/waei.tbl for waei
    Debug Level: 0
    ---------------------------- dserver を起動すると、このように dserver_accessの記述通りに使える辞書がopen される。

    (2)cleints の設定
    dserver2.2betapl2.tarを解凍すると、clients には以下のようなものがあります。
    chie:/usr/local/dserver/clients$ ls -l
    total 167
    drwxr-xr-x 2 root root 1024 Nov 7 23:57 diclookup-mule-2.3.0●
    -rw-r--r-- 1 root root 163840 Oct 19 1995 diclookup-mule.tar●

    以下のものを使用しました。
    diclookup-mule.tar を解凍し、
    drwxr-xr-x 2 root root 1024 Nov 7 23:57 diclookup-mule-2.3.0●
    このディレクトリにあるmule の el ファイルをREADME に従い、make, make install した。インストールの方法はREADME 記述の通り。
    生成するelc ファイルは/usr/local/lib/mule/saite-lisp にインストールされます。
    chie:/usr/local/lib/mule/site-lisp$ ls
    diclookup-mule.elc
    od-chujiten.elc
    od-eiwa.elc
    od-kojien.elc

    使用する辞書については .emacs に記述した。
    --------------------------------------------
    (setq dserver-server-list '("chie"))
    (setq od-dictfile-list '("od-kojien""od-eiwa"))
    (setq od-chujiten-flag t)
    ;;(setq od-dictfile-list '("od-chujiten""od-kojien""od-readers"))
    (autoload 'online-dictionary "diclookup-mule" "Online dictionary." t nil)
    (autoload 'diclookup "diclookup-mule"
    "Online dictionary. Display diclookup buffer in the current frame." t nil)
    (autoload 'diclookup-other-frame "diclookup-mule"
    "Like `diclookup' command, but display diclookup buffer in another frame."
    t nil)
    (setq od-fep-type 'canna)
    ----------------------------------------------

    (3)辞書のひきかた

    mule を起動し、 M-x online-dictionary と入力すれば以下のように表示され、
    メニューバーから辞書を選択できます。
    ---------------------------------------------------------
    電子ブック版辞書検索システム
    研究社 新英和中辞典(第5版)・新和英中辞典(第3版)
    岩波書店 広辞苑(第三版・第四版)
    ----------------------------------------------------------

    以上の設定方法の記述に忘れていることがあるかもしれませんが、それぞれの部分に添付されているREADMEファイルに従って設定しました。




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