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November 07, 2004

ブラフマンの埋葬

途中までは犬を飼っている人ならみんな好きな小説だろうなあ、と思った。ブラフマンという犬のその仕草や表情の一つ一つが思い浮かぶのでにこにこしてしまった。他の、犬が出てくる読み物を読んだあとと同じように、読み終わった後はいつもより余計に飼い犬をかわいがりたくなる、読んでいる途中も抱きしめたくなる、そういう犬本だった。最後はなんともいえないさびしい、やりきれない気持ちになる。計算しつくされている感じがする話でうまくできているとは思うけれども、こうなっちゃうのかあ、と残念でもある。

November 7, 2004 10:15 PM

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