*女性特有の病気と闘病生活*


女性特有の病気は何種類かあるけれど、病院に行くのを躊躇って手遅れになる人、かなり悪化してしまう人が多いらしい。

私は子供の頃からアレルギーや喘息、慢性気管支炎等の病気や、木から落ちて怪我したり、ヘビに噛まれて出血止まらないとかで、病院にはかなりお世話になった^^;

17才で婚約し、相手が農家の長男だったため、子供が産めるかどうかという問題で、母に連れられて、婦人科に初めて行った日の事は忘れられない...
多分、初めて診察台に乗せられる人は、皆同じように、嫌悪感や、羞恥心、恐怖心を感じるのではないかと思う。
カエルをひっくり返したような、あの格好は、診察に慣れた今でも大嫌いだし、女医であっても、どんなに優しい頼もしい医者であっても、慣れる事は難しいと思う。

親にも見せたことのない部分、赤ちゃんの時には見られただろうけど、物心ついてからはない場所を他人に見られるのだから抵抗があるのは当たり前だと思うけれど、早期発見すれば、女性特有の癌(子宮や卵巣、胸)は、他の癌に比べたら治癒率も高く、転移する可能性も低いのです。

20才を過ぎたら、信頼できる婦人科医を確保しておいた方が良いのです。
異常を感じたら相談できるように、気になったらすぐに検査して貰えるように...

昨年、叔母が子宮癌で亡くなりました、3人の子供と8人の孫までいたのですが、生理があがってから、婦人科には用がないと思っていたようですが、子宮癌はゆるやかに進行します、高齢なら末期癌になるまで数年かかっていたはずです、4〜5年前から、腰が痛いと整骨院に通っていました、家族の人たちは年のせいだと思っていたようですが、にぶい腰の痛みは子宮や卵巣の病気でも起こる症状です。

徐々に痩せて胃の具合が悪いと内科で検査してもらった時には、癌は胃や腸にまで転移していました。
子宮癌は末期にならなければ、転移することは滅多にないのです、卵巣も同じなので腰の痛みを感じた時に検査を受けていたら、癌で死ぬ事はなかった可能性が高いのです。

私の場合に話を戻しますが、17才の時点で『子宮未発達』ということでホルモン治療を受けましたが、生理は年に1度か3度、跡取りを産めないのなら結婚は諦めるしかないです、両親は隠し通し結婚させようとしていましたが、私は彼の家に行き、婚約破棄をお願いし、別の人生を選びました。
17才では無理でも、20才になったら産めるかもしれない、可能性はあったと思いますでも、産めなかったら?
相手は初恋の人でした、彼の子供が産みたかったから辛い治療にも耐えましたが、過去に急性腎炎、慢性胃潰瘍、アレルギー等の様々な病気を経験していました、腎臓は片方しか機能していません、これは母から受け継いだ体質です、私と同じような子供が産まれたら...考えたくないです。

私は母乳を飲んでいません、母が腎炎で入院していたので、粉ミルクで育ちました。
インフルエンザの予防注射で、インフルエンザにかかってしまいます。
肉や魚、卵、牛乳、チーズ、食べられない物ばかり、ちょっと油断したら風邪から肺炎や気管支炎になる、こんな私を育ててくれた祖父母は、かなり苦労したと思いますし、長い間の漢方薬や薬草による体質改善のおかげで、肉や魚、卵、チーズも食べられるようになりましたが、新たにみつかったアレルギーも多いです。

ここから先は、私が体験した女性特有の癌と腫瘍の闘病生活の話です、興味のある方だけどうぞ。



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