このページは『香港ハイキング写真集』内、2007年2月末までの参考資料です!

【香港ハイキング用の地図】

◎「XXXX部 郊區地図XXXX年第XX版」とは?

私が利用していた地図は以下の7冊です。
香港の地政總署測繪處(Survey and Mapping Office of the Lands Department)
が発行している「郊區地圖」シリーズ(Countryside Series)をご覧ください。
以下A〜Gの7冊(枚)、各1m X 1.5m 程の大きな広さの山岳地形図です。
但しこれは当時の古い地図で7年間も酷使したのでボロボロになってますが!^_^)



A「香港島(Hong Kong Island)」
B「大嶼山(Lantau Island)」
C「西貢及清水灣(Sai Kung & Clear Water Bay)」
D「新界東北部(North-East New Territories)」
E「新界中部(Central New Territories)
F「新界西北部(North-West New Territories)」
G「離島(Outlying Islands)」


その内容の一部分を切り取って見ると、、、

このように詳細ルート、等高線、各種Point、Stage、Distance Post、その他
山岳地形図として必要なデーターは全て明記されています。
2000年当時、この7冊(枚)の地図は香港の国営本屋(地図専門店)でしか
手に入りませんでしたが、現在は大きな本屋さんでも手に入るようです?
また現在は7冊分類ではなく再編集、改定されてるようですが、何冊か? 
ただ類似の地図も数種類出回っている様なので、上記と全く同じもので
なくても結構でしょう。
年式と版号は当然新しいものが販売されています。

◎各ハイク・レポートの見方としては、、、
HPの各ハイクレポート冒頭に必ず上記の地図名を書いています。
例えば「馬鞍山」だったら、、、
参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
       「香港街道地方指南2001年版」、、、と書いています。
(この「香港街道地方指南」(下記)は全てのハイクで共通参考にしています。)

また、Topページ掲載の香港概略図と、上記の「郊區地圖」との関係を  
説明すると、例えば[香港島]等と□で囲んだ10ヶ所の“エリア名”で、、、

(1)香港島エリア・・・・・・⇒A「香港島 郊區地図2000年第十二版」
(2)ランタウ島エリア ・・・⇒B「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
(3)清水灣エリア・・・・・・⇒C「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
(4)西貢エリア ・・・・・・・ ⇒C「同上」
(5)赤徑エリア・・・・・・・・⇒C「同上」
(6)九龍エリア ・・・・・・・・⇒C「同上」
    (但し一部のコースで E「新界中部 郊區地図2000年第四版」を含む)

(7)新界エリア(東北部) ・⇒D「新界東北部 郊區地図1999年第五版」
     同  (中部) ・・・・⇒E「新界中部 郊區地図2000年第四版」
     同  (西北部)・・・⇒F「新界西北部 郊區地図2000年第三版」
(8)長洲島エリア・・・・・・・⇒G「離島 郊區地図1998年第二版」
(9)ラマ島エリア ・・・・・・・⇒G「同上」
(10)ポータイ島エリア ・・・⇒G「同上」
  、、、となります。


◎「香港街道地方指南200X年版」とは?

これは山の地図ではありませんが、香港市街地散策では必ず役に立つ
必携品です。
本屋ならどこでも、土産物売り場などでも手に入るB5版サイズ
ぐらいの本です。
市街地の詳細地図、バス、電車、フェリーなど公共交通機関の
発着案内、その他、役に立つ情報が満載されています。
こちらも、もちろん年号は新しいものが販売されています。

◎従ってHPの各ハイク・レポートの冒頭には必ず「参考資料」として
上記の二つの資料を載せている訳です。

つまり、登山口まで、或いは下山後は「香港街道地方指南」を参考に!
そして、山の中は各「郊區地圖」を参考に! と使い分けます。


初めての方はこの地図とHPの各ハイク・レポートを見ながら、地図上で
コース上の地名をトレースすれば参考(予習)になります。
その為にHPの各レポート内の地名は、この二つの地図に記述されている
地名を出来るだけ原語に忠実に記載しています。

私はハイク当日は、特にその行先の「郊區地圖」は必ず携行して、
歩きながら絶えず自分の現在位置を確認するために使っていました!


また、私は在港10年間でこの二つの資料を頼りに、誰にも尋ねなくても
香港の街中や山河を歩き回ることが出来ました。
ネットなど他の資料では、肝心な登山口までの行き方などが不明?、
また詳しいルートもほとんどが不案内の資料が多かったのも上記二つに
頼った大きな理由でした。
他にも沢山の関係資料が出回ってますが、私の経験では上記二種類の
地図を熟読すれば、他の資料は必要ありませんでした!

【注】以下、2018年末追記
最近は以下の様なサイトも出来て、香港政府が観光PRに力を入れている!
こちらは香港が初めての方にはピッタシかも、、、?
【香港政府観光局「ハイング」】【グレート・アウトドア香港】

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