わたしはこんな風にして人を疑って傷つけて恐れて生きるしかできないのかな。心の中はあの真っ黒な雨雲に似たようなものでいっぱいで、それは陽が射す余裕もないほど分厚くてぎっしりしてる。強くなろう、強くなるね、強くなんなきゃ。そんなことわざわざ口にだして宣言して、でもどうすれば強くなれるかなんて面倒だから考えてなくて、結局向上できない。明日からどこにもいかないで何もしないでただ呼吸とまばたきだけをしてれば傷ついたり何も感じないで生きれるのかしら。そのためには今までの記憶を全て消してしまわなきゃ。
どうして感情には波がある?幸せでいっぱいで毎日がとても輝いて感じるときもあれば、こんな風に人生が真っ暗なもののように感じるときがある。わたしはこの人生以外送ることができないのに、二つの人生を交代で送ってるみたい。もしかしたらわたしは二人いる?
わたしはこれからどうするべきか。どうしなきゃいけないのか。どうならなきゃいけないのか。
他人が何をするなんてことはわたしが決めることではないし、何を思うなんてことはわたしが決めることではない。だから他人になにかを望むなんてことはしてはいけないのに。いくらお金を出せばあの人にあいしてもらえるんだろう。
どうすればこんな暗くて窮屈で苦しくて痛い場所から抜け出せるんだろう、と考えたけど、1人では抜け出せなくて、誰かが手を差し伸べてくれないといけなくて、こんな風に人に感情を左右される生き方しかできない自分をころしてしまいたい。
忘れていたいのに、わたしはわたし以外の誰にもなることができないし、わたし以外の誰でもないのだから、どこへ行ってもどこへも行かなくてもずっと重たいそれを持っていなければならない。
朝がくるのが怖い。朝が来ればわたしは普段通りの生活を強いられ、行きたくもないところへ行き、したくもないことをして、会いたくもない人と会わなければならなくなる。1人でいたいのに無理矢理人々の中に放り投げられる。泣きたくなってもその気持ちを押し殺してないといけないし、笑いたくないのに無理に笑わないといけない。
どうすれば楽になれるかな。アルコールはねむくなっただけで全然意味がなかったし、音楽はなにを聞いても気持ちがのらない。こんな風にして思いついたことをぱつぱつ文章にして誰かに読んでもらうことで楽になれるわけでもないし、さっき眠ってしまったので眠れないし、寝たら朝がくるのなんてあっという間に感じてしまうだろうし、何もしなければ頭の中でいろいろ考えてしまうし、わたしはどうすればいい?