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雲間の温泉
高天原
(
たかまがはら
)
日本一行きにくい温泉!
高天原温泉
歩いて一泊しないと
普通の者は行けない
黒部川源流の
秘境の地だ…
雲の平を出発して
今日はゆっくり
高天原の休日としたい…
“高天原”は北アルプス最奥の秘境で、天下の名渓「黒部川」が流れ始める湿原の 別天地だ。
雲の平は台地だったが、ここは、3,000m級の山々に厚く包まれた中にポッカリと空いた、 標高2,100m余りの盆地だ。まさに、隠された地だ…
よほどの健脚であれば、薬師沢から沢コースで一気に到達することも可能かもしれない。 しかし、普通は太郎平か薬師沢で一泊する。三俣蓮華方面から来る場合もなおさらのことである。 あとは、ヘリコプターでもチャーターしない限りは無理であろう…
しかも、薬師沢コースは雨量によっては通行できなくなる。その上、B沢付近には ちょっとスリルのある高巻きが二箇所ほどある。バランスの悪い私には憂鬱な箇所だ…
今年の夏もよく雨が降っていたので、大きな崖崩れの爪跡が生々しく残っていた。
薬師沢小屋は、目の前の吊り橋の下をゴーッというものすごい瀬音を立てて、 黒部源流に薬師沢が合流して流れている。
豊富な清流に缶ビールを冷やしてあるのが美味そうである。 以前宿泊したときは、イワナの骨酒を飲ませてもらった。
薬師沢小屋は、周囲の展望がなく高天原までは遠いので、ここで泊まりたいという誘惑を ぐっと抑えて、雲の平へ向けて出発する。
すでに3時になっていたので、登山の常識からすると無謀と謗りを受けてもしかたがない。
通常は、3時〜4時に山小屋に到着するというのが常識である。 案の定、今から登っていく者は他には誰もいない。
決断したのは、3人の小パーティであったこと、一度、雲の平山荘で泊まりたかったという 強い意志があったこと、日が暮れてもアラスカ庭園に出てしまえばルートは分かりやすいこと、 それになにより、翌日にはゆったりと「雲上の休日」を味わいたかったからである…
標高2,000m足らずの薬師沢小屋から2,500mの雲の平まで、 500mの標高差を稼がないといけない。
鬱蒼とした樹林帯の中の急な登りだ。降りてきた人が、すれ違いざまに、 滑りやすい道だと言っていた。なるほど、苔むした丸っぽいガラ石は滑りやすい。
アラスカ庭園に出てから木道などがあるのは嬉しい。 雲の平山荘にはなんとか7時前に着いた。叱られずに、熱々の鍋料理を食べさせてもらったのには 感激であった…
ほんとにいい山小屋である…
雲の平の朝の散歩後、今日の日程が同じな単独行の女の子と一緒に高天原へ向かう。
ゆっくりペースでちょうど昼頃に着く。
まずは、缶ビールで乾杯…
ランプの山小屋である。様式トイレがあるのが嬉しい…
いざ、露天風呂へ…
山小屋から歩いてまた15分というのがなかなか…
露天風呂に到着するが、その前に、秘境の池「竜晶池」に立ち寄ることとする。 またまた、片道15分である…
温泉に戻り、ゆっくりウィスキーを飲みながら浸かる…
仕事でスイスに5年間いたという人と出会う。この辺も、しっかりと宣伝して整備すれば、 スイスに負けないくらいの世界的な観光地になるんだがなぁと、ちょっと悔しそうに仰っていた…
(2005.8.18 朝)
ゆったり露天風呂でほおけていたので、写真を撮らなかったのが残念です…
高天原の生の魅力を伝えれずに恐縮ですが、一応、
《アルバム写真集》
を作りましたので、ぜひ右の矢印から見てください。
※ 他にも2005夏山アルバムページを作りましたので、 ↓をクリックして見てみてください!
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