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『縄文杉』

 荒川口でタクシーを降り、ガイドを含む5人の一行は登り始めるが、
いきなり、スピルバーグの映画に出てきそうな
断崖の峡谷の上を走るトロッコの軌道上を歩くことになる。
 枕木の上を縦に30cm足らずの板が2枚続いており、その上を歩くわけである。
 枕木の間からは、20〜30m下に渓谷が瀬音をたてながら流れているのが見える。
 めまいがして吸い込まれそうなので、前方の板のみを見ることにする。
 手すりがないので、何もつかむことはできない。
 強風が吹けば怖くて進めないだろう…
 対岸までは、やはり20〜30m程であろうか?
 あと、5m程でやれやれ渡りきるかというとき、
な、な、なんと、前を歩いていた女性2人が突然立ち止まり、
こちらの写真を撮るというではないか。堪忍してよ!
 この後も、3〜4箇所鉄橋があり、どうなることかと不安になったが、
ここほど大したことはなく、結局、初ッ始めのこの鉄橋が
旅全体の中でも一番インパクトのあるところとなった…

縄文杉

 

 結局、全行程の2/3位はトロッコの枕木の上を歩いたのだろうか?
 やっと軌道がなくなると登山道らしい登りとなる。
 ‘たにやん’はバテバテで、ギブアップ寸前だったところ、 天使のごとく、すばらしい木道が現れ、元気を取り戻すことができました。
 ガイドが、もう一時間ほどで大王杉だと言っていたのになかなか着かない。
 先を歩いていた女性2人が、「着いた」と言って嬉しそうだ。
 やっと大王杉に着いたかと思っていると、どうも縄文杉に着いたらしい。
 他には誰もいないので、ゆっくりガイドさんにコーヒーを沸かしてもらっていると、 他の団体などが次々にやって来て、休憩所は満員になった。
 誰かが口笛を吹いたのかと思うと猿の鳴き声であった。
 7000年の杉の葉の間から、雲が切れたとき、まぶしく真っ白な光が差し込んでくる。
 やって来る前のイメージに違わず、「もののけ姫」の世界を彷彿とさせてくれる…

 疲れた体を、尾之間温泉の「屋久島いわさきホテル」がゆっくり癒してくれました。 すごく立派なホテルでした。

『千尋の滝』

千尋の滝

 

 今日も雨、お蔭様で、リポビタンDで有名な『千尋(せんひろ)の滝』は、水量も豊富で、 迫力満点で、霧の中に浮かぶ姿は水墨画のようである。
 リポビタンを買えなかったので、オロナミンを皆で手にとって記念撮影する。
 猿も沢山見送ってくれる。

 島の墓場は、どこもいつでも花一杯で美しい。先祖を大切にしているらしい。
 タクシーの運ちゃんは、山のシャクナゲの花が真っ盛りで美しいと言う。 そういえば、昨日の宿でも美しいポスターが貼ってあった。1500m以上の高所に 群生しているらしく、せっかくいい時期に来たのに、残念ながら今回は予定に 入ってないので行くことはできない。

『大川の滝』

大川の滝
 細い道を通り、駐車場もよく解らない所で止め、滝までの遊歩道を歩き、カーブを 曲がり終えると、突然眼前にゴォーという滝の音とともに、ものすごい迫力で 『大川(おおこ)の滝』が現れる。
 後で聞いた話しによると、降り続いた雨のため、普段の4〜5倍の水量らしい。
 皆は、今まで生きてきた中で、この滝が一番という顔をしていた。それなのに、 訪れる観光客がほとんどいないのが不思議であった。

 西武林道は、鹿や猿に出会う自然の細道で、スリルがありました。
 ガジュマル園などを見学し、屋久島最後の宿泊地、宮之浦の「民宿ゆうゆう」に着く。
食堂に、大きな杉の木のテーブルがあるロッジ風の宿で、酒を酌み交わしながら、 屋久島の思い出話などに、名残を惜しみつつ花を咲かせました。

 明くる朝は、今までいったいなんだったんだというような快晴である。
 苦難を乗り越えた後の楽園のような、ホッとするまぶしさである。やっぱり青空は、 すばらしい。空港で屋久島最後のビールを飲み干し、プロペラ機に乗り移る。


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