Deep Side of Java〜Java 言語再入門 第4回 〜 アプレット、スレッド、AWT

アプレットとは

アプレットとは、WWWブラウザの機能拡張として、HTMLの内部に Java で記述された動的コンテンツを埋め込む技術である。1995年に Java が発表された当時は、先進的な技術として一時もてはやされたが、比較的書くのが難しいために現在ではWWW技術の標準動的コンテンツの座は Flash に奪われている。

しかし、アプレットは難しいがすぐに結果を見れるために、Java の勉強に向いている。というわけで、応用としてアプレットを書いてみよう。

「なぜアプレットが難しいか」といえば、それは2つの理由に絞られる。

  1. 比較的難しい大規模なGUIクラスパッケージである AWT(Abstract Window Toolkit) を使う。GUIツールキットの使い方を学習するのには一般に時間がかかる。また、AWTではかなり凝ったデザインパターンをよく使っている上に、それが理解できないと初歩的な処理さえできない。

  2. ちょっとした処理をさせようとすると、別スレッドを走らせて処理をさせることになる。まだ、マルチスレッド・プログラミングは敷居の高いプログラマが多いので、やはり馴れていない。マルチスレッド・プログラミング独特のさまざまな問題に突き当ると、解決法が判らないことにもなりかねない上に、一般論としてマルチスレッドのデバッグは難しい。

というわけで、本講座ではスレッドとAWTについて重点的に解説する。







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