James君!〜あとがき

ふう、Avalon(アーサー王伝説で海の彼方にある楽園)だとか、Excalibur(アーサー王が持つ聖剣)だとか、Merlin(アーサー王の軍師の魔法使い)だとか、Phenix(不死鳥)だとか、ファンタジーてんこもりでおおげさな名前がついているので、結構引くものがあるフレームワークだ....(ちなみに筆者的には Excalibur とは長剣を泉に浸して作るものだ。判る奴いるかな?)

まあ、とはいえそうビビるほどのものではない、というのはお分かり頂けたのではないか、と思う。しかし、「James を使う!」という出発点から見た時には、「こんなに遠くに来たもんだ!」という感慨もないこともないな...まあ、「とりあえずは Avalon が判らなくても使えるけど、きっちり使おうとすると Avalon が判らんと困る...」というのは少し困ったことだ。特にロガーとかは、「面倒なんで Log4j 使っちゃえ!」ってなる人も多いと思うぞ。

実際、jararta-commons と apache-excalibur とはいろいろダブる機能も多い。commons だって Pool あるしね。そこらへん「便利ツールの乱立!」というややこしい状況をつくり出している責任も少しくらいはあるのかもしれないな。で現実的にはたとえば excalibur-collection とか excalibur-concurrent なんかは、最近では deprecated になってきているようだ。チョイと現行 James 2.2.0 で使っている Avalon バージョンが古いわけである。

だから「James の今後は如何?」という懸念もあるわけだ。どうせ次のバージョンでは、Apache からオン出た Phoenix をそのまま使う、というわけには行かないだろう。そこらへんで「....どうなるの??」というのはある(Cocoon はどうするんだろ)のだが、 まあ、Apache だって「Apache 傘下の成果物だけを使え!」なんて固いことは言っていない。結構情勢は流動的だ...

しかし、「サーバを速攻で作れるフレームワーク」というのも面白いものだ。まあ、こういうPhoenix とか後継の Loom のようなフレームワークも今後意外な普及をするのかもしれないね。そこらへんに少し期待しようか。

とはいえ、Avalon Framework は大量かつ重装備な上に、ドキュメントがマトモではない(かつ翻訳皆無)、という超絶の厄介な性格を備えている。おいなあ、これじゃあ普及せんぞ...というのをこの文書が少しは和らげるとしたら、幸いかな?

とりあえずこれで一度アップロードするが、後ほどまた少し修正をする。積み残しは、

くらいになっている。まあ、やるとしても来年だなあ...



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