Web Based POP3 Service(wbpop.cgi) - WebベースのPOP3クライアント
Web Based POP3 ServiceはCGIとして起動するPOP3クライアントです。ファイアーウォールにはばまれた環境下で、ファイアーウォールの外側にあるメールを内側から参照できます。「全メールの一斉内容表示」「メール一覧表示」「指定メール(複数指定可能)内容表示」「指定メール(複数指定可能)削除」の機能をサポートしています。
メールボックスの内容をそのまま表示する「ダンプモード」を追加。ダンプモード出力したデータを自分のメールソフトに取り込み、添付ファイルの展開を行うことも可能です。
メールの取出しは本サービスが行い、結果だけをブラウザを経由してHTMLオブジェクトとして送信するため、ブラウザでインターネットにアクセスできれば自分のサイトにファイアーウォールが設置されているかどうかは問題になりません。
日本語が文字化けするメールサービスでも日本語の表示が可能。アメリカに多い「サーバでメールを取出すサービス」とくらべて機能が少ない代わりに、メール本文の日本語表示が化けません。ヘッダ部の日本語も正しく表示(時々化けるけど!)します。
パスワード・メールアドレス等をその都度入力するので、パソコンに個人情報を残してしまうことがありません。また、サーバ側にも一切のファイルを作成しないので、普通のメーラーよりセキュリティの保持が確実です。
APOP認証に対応しています。
初期画面は以下の通りです。
Version x.x (yyyy.mm.dd). |
入力欄をすべて埋め、"Console mode"を選択し、"Execute"ボタンを押すと、メールの検索を始めます。 検索結果は、検索を指示したブラウザの画面に順次現れていきます。
通信が終了したら(Netscapeだったら「N」のアニメーションが停止したら)、検索完了です。ブラウザにあなたのメールが表示されているので、こちらを随時閲覧してください。
3.一覧を見るためには
入力欄をすべて埋め、"Header only"を選択し、"Execute"ボタンを押すと、メールのヘッダ検索を始めます。 検索結果は、検索を指示したブラウザの画面に順次現れていきます。
4.特定のメールを見たり、削除するためには
「3.一覧を見るためには」を実行したときの画面はこんな感じです。
Version x.x (yyyy.mm.dd).
------ execution log -------
+OK Pop server at mail.yourdomain.or.jp signing off. Connection closed. Goodbye. ------ end of execution log ----- |
"Password for your account"を入力し直し、メール一覧(表組みになっているところ)左側のチェックボックスを選択し、「どれを読んでどれを削除するか」を決めます。
Readの部分が読みたいメールを選択するためのチェックボックス、Deleteの部分が削除したいメールを選択するためのチェックボックスです。
また、JavaScriptを使用できるブラウザではメール一覧直下のボタンに4つのボタンが表示されていますが、それぞれ以下のように使用します。
ON all(read) | すべてのReadチェックボックスを選択状態にします。 |
OFF all(read) | すべてのReadチェックボックスを非選択状態にします。 |
ON all(delete) | すべてのDeleteチェックボックスを選択状態にします。 |
OFF all(delete) | すべてのDeleteチェックボックスを非選択状態にします。 |
"Retrieve/Delete Seleced Mail"を選択して"Execute"ボタンを押すと、指定したメールの検索・削除を始めます。 検索・削除結果は、検索を指示したブラウザの画面に表示されます。
5. Dump modeを使うためには
「3.一覧を見るためには」の結果画面で、"Password for your account"を入力し直し、"Dump mode"を選択してから"Execute"ボタンを押すと、ダンプモードによるメールの検索を行います。
6. 最新のメール一覧を取得するするためには
「3.一覧を見るためには」の結果画面をリロードすることにより、メール一覧は最新のものに更新されます。
飯塚 真司(siizuka@nurs.or.jp)