アルバム 6
肝臓は鈍い臓器です。とても元気でした。
症状が出た時は手遅れです。
遺伝子やペットフード、肥満に原因が
あるようです。
もっと早く血液検査をしておくべきでした。
飼い主の責任でした。
13歳8ヶ月の生涯でした。
可愛いくて素直な頭の良い子なのに、
最後はとても苦しみました。
今は自由に走り回っているかな。
でもいつか 会えるね。 きっと
6月夜半突然、うめき声、嘔吐、吐血、血便、舌が白くなり意識が無くなりました。
獣医さんの検査の結果、「
肝臓肥大組織破壊、血小板減少、強度貧血、危篤状態、今晩が峠でしょう。血液検査をもっと早くすれば良かった。入院しても淋しがり屋だからな。神経が可笑しくなるかな。もって一ヶ月です。覚悟していてください。肝臓は手術出来ません。とても最後は苦しみます。点滴も一時しのぎです。」と言われ、栄養剤、強肝剤、痛み止め、吐き気止めの点滴をして帰ってきました。帰ると意識が戻りました。チャコは昔から獣医さんに行くのを怖がりました。いつも2人で行き順番が来るまで、外で待っていました。
次の日には昨日の事が嘘の様に元気になり散歩に行きました。毎日舌の白さを見てました。少しでも暑いとハアハアというので、24時間クーラーを入れていました。
ペットフードは食べなくなりました。色々な犬用の缶詰、ペーストも食べなくなりました。
ブドウ糖入りの水を飲ませたり、欲しがる物は何でも人間と同じ物を食べさせました。日によって変わりました。
日によっては、元気に歩いたり、側に引っ付いたり甘えました。このまま元気になるのではと思える日も有りました。
8月に入り、お盆頃には、食事も取れなくなり、水も自力では無理になりました。スポイトで口に水を入れました。
足腰もフラフラするようになりましたが、主人のベット上で寝たがり、上に乗せると(もう上る事も出来ず)安心して少し寝ましたがすぐ下に降り嘔吐を繰り返しました。同じ状態が何日か読きました。一回り痩せ小さくなりました。
朝、4時まで、私が診て、7時から主人が看るという状態でした。
8月23日の朝3時半頃から、うめき声、激しい嘔吐(胃液)、血便(お腹には何もないはず)度痙攣。夕方にはうめき声が激しくなり、息が荒くお腹が波打つようになり、擦っても痛そうで如何してやれば良いか、とても苦しそうで溜まりませんでした。
その日は夜診の無い日で明日、獣医さんに行って痛み止めを貰おうと思っていました。安楽死させられるかもしれない。もう駄目かもしれない。今晩危ないかもしれない。どうしよう。「チャコ如何して欲しい?」もがくだけでした。
夕方7時半息が止まりました。まだ暖かくそっと主人と体を拭いてやりました。お菓子を置き、お経を唱え、お線香、ローソクを朝迄たき、通夜をしました。朝、大きく咲いた朝顔を添えて、別れました。

壮絶な旅立ちでした。有難うチャコ。−−合掌
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    これが最後の写真になりました。
有難うチャコーー合掌