罪状
Lucifel作


全てを失った

愛する人を

ヒトとしての生を

今あるこの僕は

ただの罪人

何も守れ…なかった

いや?それは…違う。

一つ変わらぬ物があるじゃないか

それは

僕の生【いのち】そのもの

そう、そうだったんだ

結局、自分の身が可愛いだけ…。

花喃が命を絶った時

僕は怒りに身を任せ

罪を重ねに重ねた

あの時、どうすれば良かったのだろう

彼女の後を追えば良かったというのだろうか

今は何も考えたくない…

今だけは…眠らせて…

−スベテ ム ニキシテシマエ

ゆっくり、ゆっくりと

悲しみ、憎しみ、罪を心にしまい込ませて…

−オヤスミ カナン

何処とも解らぬ場所。

一人、君を思いながらこの目を閉じる

暗い、暗い眠りに。

全身の感覚が無くなって行く



何だろう、躯に伝う激しい水滴

これは…雨?

不意に顔をあげると

そこにはがあった

ああ、血の色…だ…

−その時、僕は笑った。



管理人から一言

………(滝汗)ふと、想像した言葉をまとめてみました。なんか、ありきたり?!って感じがしますが、容赦くださいまし(ヲイ)
花喃のことを思うと、心がチクチクするせいか、つい意味不明な言葉を八戒さんに並べさせてしまいました。案外、私って馬鹿かも…。(→元からだろ…しくしく)