2002-5

2 『そらにさからふもの』 by.扉座
    ★★☆
8『煙が目にしみる』 by.加藤健一事務所
    ★★★☆
9『欲望という名の電車』 at.シアターコクーン
    ★★★☆
11『おやすみの前に』 at.PARCO劇場
    ★★★★☆
21『春子ブックセンター』 by.大人計画
    ★★★★
23『四月になれば彼女は』 by.キャラメルボックス
    ★★★
25日 『いいえ、ショッピングです』 by.宇宙(レ)コード
31『ダブリンの鐘つきカビ人間』 at.PARCO劇場
    ★★★☆

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2
日 『そらにさからふもの』 by.扉座 紀伊国屋ホールC列7番
   ★★☆

『アゲイン』以来、1年ぶりの扉座。若手中心で外部脚本の公演。ストーリーは好き。わざわざ舞台でやらなくても…というような題材だったけど、上手く舞台向けになっていたと思う。若手といっても中心人物の演技力は文句なし。山中たかシ、佐藤累央は本当に迫力だし、客演の横内智沙もなかなか。けど…なんといってもあの中途半端な歌とダンスはどうにかならなかったのか…。研究生出したい気持ちもわかるけど、ただウザイだけ。ストーリーを追ってた集中力を途切れさせられてかえって不快。がんばってるのはわかるけど、お金払って観てる以上許せないのは黒田勇樹。セリフ棒読み。演技力ある人たちの中で1人興ざめさせられる。あと衣裳のダサさ。もっといい衣裳なかったの?って気分。扉座だったらもっといいもの作れるんじゃない?という気持ちからあえて厳しめの★をつけました。次回に期待。

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8
日 『煙が目にしみる』 by.加藤健一事務所 本多劇場C7
   ★★★☆

加藤健一事務所2回目。1時間半。わかりやすいストーリーだったけど、エピソードが多少散乱していた感がある。けど、役者は上手い人が多いし、しっかり笑って泣ける。前から3列目だったんだけど、お焼香のシーンで本当にお焼香の匂いが漂ってきて、なんか悲しい気持ちになった。あの匂いって条件反射的に悲しい気持ちにさせるよね…。役者でよかったのはやっぱり加藤健一と有馬自由。っていうか、有馬さんは普段とあまりにイメージが違ってビックリしました。ただ、面白かったんだけど何となく印象薄いというか、残らないので★3つ半です。

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9
日 『欲望という名の電車』 at.シアターコクーン H18
   ★★★☆

とにかく大竹しのぶさんがすごかった。本当にあの人、天才ですね。演技に引き込まれる。舞台上にいるとどうしてもそっちに目がいってしまう。繊細で今にも崩れてしまいそうなブランチは本当に魅力的でした。しっかし大竹さんのセリフ量すごくない?しかもまくし立てるセリフが多くて、珍しく何回か噛んでました。あれだけ、自分のセリフを次々とかぶってかぶって話してるんだから、しょうがないって気はしました。そして、堤真一。ああ、どうしよう、ミーハーな感想しか思い浮かびません(笑)なので、やめときます。だって、全て許せちゃうんだもん…(笑)だけど1つだけ。すごくいい声で好きな声なんだけど、スタンリーは大声で怒鳴る感じのセリフが多かったので、聞きづらいところが何箇所もありました。…でも、いいんだけど(笑)あとやっぱり私は翻訳物は苦手ですね。生理的にダメっていうところは少なかったし、話もわかりやすくて面白かったんですけど、どこかなじめない、しっくりこないところはありました。まぁ、もうこれは好みの問題ですけどね。

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11
日 『おやすみの前に』 at.PARCO劇場 K9
    ★★★★☆

ほぼ半額の4000円にて譲ってもらったチケットにて観劇。面白かった!期待以上。笑って笑って笑って、最後にちゃんとホロリとさせられました。脚本の福島三郎、ずっと観たいと思って見逃してきている泪目銀座の作・演出家。もうめちゃくちゃ好きなタイプの脚本。まさにハートフルラブコメディの王道といった感じ。先の展開読めちゃうし(川原亜矢子は登場の瞬間に「あ、コイツも魔女だろう」って思ったし)、予想通りに物語りは進んでいくんだけど、それがちっとも不快じゃない。むしろ、それが微笑ましい。確かに「ん?それはどういうこと?」っていう部分もあるんだけど、そんな細かいことどうでもいいやって気分にさせられます。それに役者が芸達者な人ばかり(除・川原亜矢子)。宮本信子は1歩間違えれば、ただのぶりっ子なおばさんになりそうな微妙な役をかわいく演じてたし、宮地雅子も岡田義徳も二瓶鮫一も上手いしおかしいし。それにそれに佐々木蔵之介が!この人、舞台で観るたびに毎回KOされるんですよね〜私。声もいいし立ち姿もカッコイイし、もちろん芝居も上手いし。特に今回の芝居は彼のためにあるんじゃない?って位、彼の見所盛り沢山でした。殿様言葉や大阪弁(あのいい声で)しゃべって笑わせるし、決めるとこ決めるし。ホントに素敵でした。ただ、惜しむらくは川原亜矢子。初舞台にしてはがんばってたのかもしれないけど、芸達者な5人に囲まれてつらかったです。煙の特殊効果も始めて観たのでビックリでした。スゴイスゴイ。できればもう1回観たい芝居です。ナミギン、次は絶対行こう!

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21
日 『春子ブックセンター』 by.大人計画 本多劇場上手側通路15
    ★★★★

大人計画本公演初の宮藤官九郎作・演出。3時間半並んで当日券にて観劇。やっぱりクドカン作演だから、ウーマンリブチック。いつもの大人計画にあるような毒とか負のパワーは薄め。いつもの単純な笑い+αって感じでかなり楽しめました。ただ、ドタバタで笑わせるには少し人数が多かったかな〜とは思いますが。けど、やっぱり細かい所まですっごい笑える。いつも通りサダヲさんはスゴイ面白いし上手いしで、引き付けられるんだけど、今回私がひそかにツボだったのは村杉蝉之介。登場のインパクトでもっていかれました。あと始めてたっぷり観れた役者・松尾スズキもすごい面白かった。あの人、本当にどこかおかしいんじゃないかって思うような動きとかするよね…。それが笑えるんですけど。ハイレグの河原さんも面白かった〜。河原さんはスタイルがすごくいいですね。ラストの「春子ブックセンター」3人の漫才、ホンッットに面白かった。マジで。3時間半並んで5,000円の当日券で見た甲斐はありました。

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23
日 『四月になれば彼女は』 by.キャラメルボックス サンシャイン劇場2217
    ★★★

初演はビデオにて観劇。結構カットされてるシーンや変更されてるセリフがあって驚き。まさか「まっしろ…!」がなくなってるとは…。でも、この脚本改定がかなりいい。納得できないところが減ってるし、話しもわかりやすくシンプルになっていた気がする。役者は藤岡さんと細見さん、大森さん。藤岡さん、ホントにいいねぇ。すっごくよくなってる。完全に男の子キャラ役者だね(いい意味で)。無理に女の子とかやらないで、その方向だけ極めていって欲しい。ハスキーなこえも細い体の線もピッタリでした。細見さんははまり役。初演の上川さんのオカマっぽい役のイメージをちゃんと覆して、いいキャラが作れてたと思います。大森さんは、まぁさすが。前回より、役に説得力があるというか脚本の書きなおしもあったおかげで、観客も納得しやすい人物になっていました。初演の「謝らないわよ」っていうセリフが全くなく「ごめんなさい」になった分、わかりやすく納得しやすいお母さんになったんでしょうね。最近のキャラメルの中ではよかったと思います。夏は嵐か〜。期待半分、不安半分。

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31
日 『ダブリンの鐘つきカビ人間』 at.PARCO劇場 J2
    ★★★☆

G2プロデュースでまたまた豪華キャスト。どうしたって期待が膨らんじゃうんだけど、ん〜もちろん面白かったんだけど、何だか物足りなかったというか、あと1歩欲しかったって感じ。役者にでなくストーリーと演出にかな。ものすごくストレートな印象。わかりやすい、とかそういうんでなくって…なんていうか…。やっぱあと1つって感じ。でもやっぱり役者は最高。あ、女優以外。ナイロン100℃大倉くん、いいじゃ〜〜ん!いい!はまり役ですな。かわいそうでかわいくて、でもちゃんと醜くて(褒め言葉です)。すごいナイスキャスティング!あと阿佐スパ長塚&中山のお2人も最高!長塚さん、登場人物の中で1番普通で、その普通さがすごくよかった。素敵だわ〜やっぱ。あと歌上手かったのねって感じ。中山さんはちゃんと持ち味が出ていてGood。あとあと、池田成志&Piper山内コンビもサイッッコウでした。2人とも怪し過ぎ!ホント怪しい!でもオチャメ!笑わせる!って感じで、ホントおかしかった…。水野&エンクミはどうしてこの2人になったのかイマイチわからず。ん〜もっといい人いるのに…ってどうしても思っちゃいました。もうちょっとチケット代が安ければ、もうちょっと満足できたのに…って思いました。

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