UNIX USERの「ルート訪問記」の特別記事とのことで、
吉田智子さん
に呼び出され、京都北山通りの某フランス料理店で
浜田直樹氏
(FreeBSDの偉い人)と対談をする。
そこに笹部(tss)氏佐久間氏なんぞもやって来て、店を変えて結局2時くらいま
で飲む。なぜか東大の「あの年代」にはやたら友達や知り合いが多いことが判
明。でもtssは実際に会うのは初めてだ。
tss | 西山聡子(私がうさぎを飼うきっかけになった人)の友人の笹部です |
私 | なんで俺は西山人脈にカウントされるんだ? |
tss | 他に共通の知り合いっていましたっけ? |
私 | いるよ。だいたいなぜそこで西山聡子の名が出て来るんだい。彼女何か言っ てた? |
浜田 | おごちゃんの友達って言ったら、 さかいのりこ とか、 いとみかとかいるだろ(ぼそ) |
tss | え? おごしさんって酒井乃里子の友達? |
私 | 友達どころかよくツルんで遊ぶよ |
まぁホテルの名前は「京都第2タワーホテル」とだけ把握していたのであるが、 幸いなことに、浜田夫妻は京都第3タワーホテルに泊まるらしい。まぁ番号が 違うだけだから、とりあえずそっちに行けば教えてくれるだろう。とゆーこと でホテルは何とかなったのだが、出番はどーしよーもない。しょうがないんで みなみえ に電話をする。しばらくベルを鳴らすも出る様子がないので、「寝てるの起こ してもかわいそうだな」と思い直し、 けだもの に電話しようとしてPHSで番号を検索している最中に電話がかかって来る。
みなみえ | あ、あの... |
私 | (誰だろ?)みなみえ? |
みなみえ | うん。おごちゃん電話した? |
私 | した。したけど、寝てるとかわいそうだと思ってけだに掛けようと思って 切った。もしかしてつながった? |
みなみえ | どうも切った直後に着信ボタン押してん。そしたらこっちから掛けたこと になった。 |
私 | そりゃ悪いことしたな。寝とったんか? |
みなみえ | 起きとってん。IRCしとってん。 |
私 | なら良かった。あのなーちょっと調べてくれんか。明日の私の出番ってい つ? |
みなみえ | なに。おごちゃんそんなことも知らんのか。待ってぇや。9:35〜9:55やよ。 そんなんで大丈夫なん? |
私 | まー何とかなるだろ。原稿はこれからだけど。あーこれで起きさえすれば 明日はちゃんと行ける。 |
みなみえ | 何ゆーとん。うちおごちゃんの話聞きに朝から行こ思てんで |
私 | ええ心がけや。じゃあ朝一緒に行こうぜ。 |
みなみえ | 明日ちゃんと起きれるんかな。けだもモーニングコールくれゆーとったん やけど。 |
と約束してから30分程で原稿を上げた。で、4時前に寝たのだが、どうも jh4tjwgw の調子が悪かったようで、かーちゃんが5時くらいに電話して来た(眠いのに;_;)。 でもモバイルな機器は持ってないからどーしよーもない。
朝、約束したとおりみなみえと地下鉄の京都駅で待ち合わせて国際会議場を目 指して行くと、途中で鵜飼さんとばったり会う。
私 | おー鵜飼さん。突然... いつ来たん? |
鵜飼 | 始発の新幹線で |
私 | おーそれはそれは。じゃさっきからずっと同じ地下鉄だったのか |
鵜飼 | 空いたらどっかで見た人がいるなと思って来ました |
私 | なんか鵜飼さんとばったり会う時って、私いつも女の子連れてるねぇ^^; |
鵜飼 | ははは。それもいつも違う女の子 B) |
私 | う... でも訳知りの人が見れば、みんな納得する娘ばかりだけど... |
私 | 元気ですねー。いつからいます? |
吉田 | 7時くらいに起きまして |
私 | 元気ですねー |
吉田 | で、おごちゃんさん原稿出来ました? |
私 | 昨夜3:30くらいまでで書き上げました |
羽根ちゃん
も発見して会話してると、彼がHUBが足りないってことで持っ
て来るはずのけだが来ない! みなみえが「あーピッチに電話来てたけどなんか
気ぃつけへんかった。掛けてみるわ」とか言う。そんなことしてる間に
NAIST
の人(♀)がやって来て「あの〜HUB回収に来たんですけどぉ」とか言うのだけ
ど、どーしよーもないんで、適当にごまかして借り続けることに。なんて騒い
でる間にけだが来た。「おめーおせーぞ!」
自分の回が済んでしまえば、後は次の記者会見を待つだけ。記者会見は趣意 書とか読めばおっけーだから、とりあえずそれまで暇。ぶらぶらしたり、ボラ ンティアの LLUG(Ladies Linux Users Group==女性 のLinuxユーザ会) の人や ダム女(ノートルダム女子大) の人と世間話をしたりして時間をつぶす。LLUGにはかわいい 眼鏡っ娘 がいっぱいで、自分の6年間やって来た「Linuxの普及!」とゆーミッションは 間違ってなかったことを確信する。
午前の部が終わったところでそろそろ記者会見だなーと思ってると、みなみえ がぼーっとしてる。
私 | どーした? |
みなみえ | 昼飯どーしよーかと思って。 記者会見 が終わってからだと遅いし |
私 | 俺、記者会見あるし食えんかも知れんぞ |
みなみえ | うち、朝食えへんかったから腹減ってなー |
私 | ん? それ昼飯誘ってるんか? ま、じゃー終わってから一緒にいこか |
みなみえ | ほな会見場の外で待っとるわ |
昼食えない覚悟して朝無理に多目に食っておいたのに、結局昼飯を食うことに 決定。
私 | で、会見場ってどこや? |
誰か | とにかく本館の方らしいです |
会見場に行くと、何やら人がいっぱいいる。うううヤバいぞ。でもよく見ると 見たような顔やらギョーカイ筋のような顔がいっぱいだから、何とかなるだろ。 始まる前にちょっとしょんべん行ったろ(だんだん関西ノリがうつってくる)。 トイレに行って帰ると、仕切り役の樋口@日本サンが「はよこい」な手ぶりを する。
後は普通に記者会見。どんな話をしたかは、まぁ記事の通り。質問の中で富 士ソフトABCが言ってた「 Linuxコンソーシアム 」との関係とゆー話が出たが、 「彼等からの一切のoffcialな接触はありません。あの話は降ってわいた話な んで、我々は当惑している」とか答える。だって他に言いようがないんだもー ん。終わった後も記者にいくつか質問されるが、適当にあしらう。全部終わっ たのが13:30くらい。
吉田 | おごちゃんさん、それが秘書さん? |
私 | ちがわい |
当初予定では「餃子の王将」に行くつもりだったのだけど、どうも不案内なも ので発見出来ず。しょうがないので、ぶらぶら歩きながら世間話。
みなみえ | おごちゃん、うちなんかと昼飯食ったり油売っとったりしてええん? |
私 | 昼飯くらいえーやろ。だいたいLinux絡みの奴らと一緒にいると疲れるわ |
まぁ無事多少高目ながら、飯の食えそうなところを発見して食う。
みなみえ | またおごちゃんに一飯の義理が出来てしもーたな |
私 | あん? あんた学生なんやからそんなこと気にせんでええ |
みなみえ | そか。そやったら就職したらおごってくれへんのん? |
私 | あたりまえだ |
みなみえはFreeBSDのBOFに行くとゆーので別れ(FreeBSDのBOFは午後から)、私 はとりあえずスタッフルームにいることにする。ふと気がつくとスタッフルー ムには他の奴の上げっぱなしのマシンがある。会場はT1で外部とつながってい るので、そこからjh4tjwgwにtelnetする。loginは出来るのだけど、dfすると 刺さってしまう。こりゃどうしようもないとゆーことで、家に電話してサーバ の電源を落として再投入。これで無事復活。
ぶらぶらしながらも夕方になり、皆さまお楽しみの「Linux FreeBSD合同宴会」 なるものが始まる時間となる。会場に行こうとするとRichard Stallmanがサイ ンをしてる。NAISTのおねーさんが声を枯らして「 Gnuプロジェクト に御協力を!」 とか言ってる。そーだなーと思って何か買おうと思うが、なんか持ってるマニュ アルしか残ってないので断念する。
宴会の受けつけを早々に済ませると、なんと受けつけには長蛇の列。ふと見る と佐渡氏が青くなってる。
私 | どうした? |
佐渡 | 昼間のアンケートを取って人数fixして余裕を見て150人で申し込んだので すが、どう見ても200は軽く超えてます |
私 | じゃあ足りんやん |
佐渡 | ええ。まぁ詰め込みますけど |
私 |
(じゃあ食うためのスキームを考えんと食いっぱぐれるな) んんん? これってざっと計算しても50万くらい黒字じゃん。分配する方 法を考えにゃ。 |
ただし、後日計算したら、これでも赤字だったらしい。「学生3000円」が効い たのだそうだ。
席を確保して待っていると、樋口@日本サンが乾杯のあいさつをしろとか言っ て来る。
樋口 | おごちゃん、今日の乾杯は「よーし戦え!」で行こう |
私 | どして? |
樋口 | だって食うものがないから、生存競争だよ |
私 | だなぁ。で、何で俺が乾杯せなあかんのん? 私よりも偉い人はいっぱい 来てるじゃん。 |
樋口 | まぁmohtaさんもいるしねぇ |
とか言って逃れる。結局乾杯のあいさつは浜田氏にさせる。乾杯の後、必死の 思いで宴会の料理を皿に盛って来ると、tssが声をかける。私のテーブルはどっ ちかと言うとWideやFreeBSDな奴が多い。
tss | おごしさん、私の皿は分けれるように取って来たからshareしません? |
私 | そ! それいーアイディアじゃん。やろやろ。単一品種を大量に取ることは 何とか出来るしね |
tss | 共存は重要ですよ |
私 | んだんだ |
とゆーわけで、「食うためのスキーム」とは「有限な資源を共有する」という ことであるとゆーことを発見する。なかなか指唆に豊んだ結論だ。
しばらくすると、LLUG主催のビンゴゲームが始まる。景品やデーモン君人形や らペンギン人形やら本やらメーカのグッズやらいろいろ。やってると早々に浜 田氏の奥さんがビンゴになって何やらget。負けてられないぜー。
とか思っているとなかなかリーチにすらならない。最初は余裕かまして
番号読みのかねださん(左)
の写真とか撮っていたが、そのうち飽きて後の方に行く。そしたら見たような
顔の連中がクサってる。そこで小山@アーツテックに声かける。
私 | ならんのん? |
小山 | やーぜんぜん |
私 | あれ浜田さんもいるじゃん。ダメなん? |
浜田 | えーぜんぜん。 |
私 | 奥さんとっくの昔に... や、最初のグループでビンゴだったよ |
小山 | やっぱり日頃の行いかねー |
後でクサってる間にサインとか頼まれるので、適当に相手したり一緒に写真に 写ったりしてると、やっとビンゴになる。
私 | やっとビンゴや! |
景品係 | 生越さん、景品はどれにします? |
私 | ん? あ、私平野さん(左の写真)がいいな |
平野 | え? 私なんかでいいんですか? |
私 | もっちろーん。そっちこそいいよね? |
平野 | いいですよ。 |
私 |
じゃあお持ち帰りね (ずるずるずる) |
森川 | おごちゃん、その眼鏡っ娘どーしたん? |
私 | ん? これビンゴの景品 |
森川 | さすがおごちゃん |
食いものは一瞬でなくなり、ビンゴの景品もなくなり、時間もなくなったもの だから、ビンゴにならなかった人は「ハズレ」とゆーことで終わってしまう。
宴会が終わると当然二次会とゆーことになるわけで、Wide系関西人の誘いを適
当にかわして、LLUGの人達を待つ。やっぱり女の子がいる方がいーもーん。で、
適当に足踏みしながらFreeBSDコアな奴らもgetして、ビンゴの景品の平野さん
も連れて、北山方面に二次会に行く。二次会は人数が多いし、宴会の料理が少
なかったとゆーことで、ファミレスっぽいイタメシ屋。そこでもまたもや私、
浜田夫妻、tssとゆー濃い面子が同じテーブルにつく。Linux界の重鎮と
FreeBSD界の偉い人とnetwork界の大物とnews flame界の大物が同じテーブルな
ものだから、他のテーブルは「下々の席」とゆー感じになってしまう。そこで
もNotBSD.orgを取るとか、モバイルでInterNICにwhoisかけたりするなどとゆー
濃いことをしまくる。しかも、あの浜田夫妻が席にいるので、やたら呑み食い
して、他の席の連中よりも頭割りが高くなる。
結局三次会はカラオケ。タクシーに分乗して百万遍に行く。最初に歌った奴が 「残酷な天使のテーゼ」だったりすので、「お! 今日はアニソン縛りか?」 と思ったがそうはならず、まぁ年齢層に合ったような選曲となる。最後に私と 吉田さんでディエットなんぞをして、時間となる。
平野 | 帰れません(あたりまえだ。時間は午前2時過ぎ) |
私 | じゃあ私がホテルまでお持ち帰り。ベッドはダブルだし |
吉田 | 12時過ぎたから賞味期限が来ました |
とか言って吉田さんがお持ち帰り。とゆーわけで京都の熱い夜は終わるのでし
た。