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良いprocedureを設計するには、どのprocedureでどんな処理を行うかと言うこと
の考察が重要です。少なくとも以下のことには留意しましょう。
- 単機能に努める
モジュールの機能を説明する際に、一言で説明出来る程度の機能でなくれは
なりません。機能を説明する際に接続詞が必要であってはいけません。
- 例外に注意する
例外データが入った場合の処理に注意します。もし出来れば例外データは
別処理にするのではなく、例外データそのものを気にせずに処理が流れるの
が望ましいです。また、このようにすればテストの効率や信頼性を上げるに
に役立ちます。
- バグが目立つようにする
異常データが入って来た場合は、なるべく障害が起こるように作成し
ます。こうすると他のモジュールのバグが発見しやすくなります。
- 速度を稼ぐ場合はアルゴリズムを工夫する
もし処理が遅かった場合は、コーディングを工夫するのではなく、アルゴリ
ズムを工夫して速度を稼ぐべきです。
Masami Ogoshi
2001-11-12