next up previous
Next: 相互依存関係 Up: procedureの設計 Previous: procedureの設計

構造

ごく一般論として、構造は簡単な程理解は容易です。また、一度に把握するべき 事柄は少ない程把握するのは容易です。ですから、プログラムの構造を考える時 にも、このことは十分留意して行う必要があります。

一般にプログラムの構造は、以下の2つに分類されます。

一長一短ありますが、一般には階層構造が望ましいとされています。以下に階層 構造の利点を書くと、

また網型構造の不利な点を挙げると、

しかし、階層構造にも不利な点があって、

いくつかの不利な点はありますが、そのリスクを負っても利点の方が大きいので、 階層構造を推奨します。実際には、procedureは階層構造にして、functionを活 用するような設計を行えば、階層構造の欠点をカバーすることが可能です。



Masami Ogoshi 2001-11-12