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ここでは一般のデータ領域について記述します。命名規約は
に規定します。その他の規定は以下の通りです。
- 番号付け
レベル番号は01からの連番とし、1づつ増加させる。また、66や77等の特殊
な番号は使用しない。
独立な項目は作らない。例えばカウンタのような項目でもどこか意味のある
レコードに所属させる。すなわち、PICTURE を持つ01項目は存在させない。
- タブ規則
このシステムのタブは基本的に4カラムです。すなわち、ある記述はその直
前の記述の書き始めから4の倍数桁後から書き始めます。その他の規則は以
下の通りです。
- 01はA欄の先頭から記述します。
- 02はB欄の先頭から記述します。
- 03以降はその前のレベルより2カラム下げて記述します。
- レベル番号の後ろは2カラム空白を入れます。
- PICは項目名の先頭から12カラム目から書きます。ただし、項目名
の長さが11カラム以上なら、さらに4カラム単位で空白を入れます。
- PIC文字列はPICの後ろ1カラムあけて書き始めます。
- VALUE句、OCCURS句もPICの記述に準じます。
- レイアウト規則
特に必要な場合を除き、項目は全て詰められていることを前提とします。す
なわち、語境界に合わせることは考えません。FILLERが必要な場合は明示的
に記述します。
1次元以上のテーブルを記述する場合は以下の操作が出来るようにします。
- 基本項目の参照
- 集団項目があれば、その各々の参照
- 多次元のテーブルの場合は、それより低い次元のテーブルを集団項
目として参照すること
- USAGE の制限
特別な場合を除き、計算用の項目はBINARYを使用します。PIC文字列で同じ
文字が複数個ある場合は、その個数を書く形式にする。すなわち、"999"と
言う書き方はしないで、"9(3)と言うように 書きます。
INDEX使用のテーブルは使用出来ません。
【例】
1 1 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 6 6 6 7
7----2---6---0---4---8---2---6---0---4---8---2---6---0---4---8---2
01 TB1.
02 TB1-IDX-X PIC S9(4) BINARY.
02 TB1-IDX-Y PIC S9(4) BINARY.
02 TB1-SCR.
03 TB1-SCR-X OCCURS 2.
04 TB1-SCR-Y OCCURS 16.
05 TB1-ITEM.
06 TB1-YY PIC 9(2).
07 TB1-MM PIC 9(2).
Masami Ogoshi
2001-11-12