Intel S1200BTのBIOS入れない問題について

某サービス用のサーバに使うために、Intel S1200BTLを買って来た。

Intel® Server Board S1200BT Family

スペックの大略は、

-新製品- Intel S1200BTL

スペック的に大変良いのだが、なかなか簡単に動いてくれなかった。同じことにハマる人がいるかも知れないので、メモしとく。
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○○を××するnの方法

世間ではblogのアクセスを増やすのには、「○○を××するnの方法」というタイトルが良いらしい。まー、私の雑文はそういった「アクセス稼ぎ」とは別の世界にいるから、「ふーん」でしかないけど。

で、あちこち見ていると、このnは結構大きい。「10の方法」とか見ると「どうやってそんなの覚えるんだ」とつっこみたくなる。10個もゴチャゴチャ書かれたって、覚えることすら出来ないから、心に止めておくことも実践することも難しい。
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半可通にならない方法(2)

(1)」での話は要するに、

謙虚になる

ということにまとめられてしまう。

ひたすら教えを受ける時には、それでいい。知識の流量は「態度」の差に比例するようなので、ひたすら謙虚に教えを受けていれば、それに合わせるように知識は流れ込んで来る。それはそれで結構なことなのだが、それでは仕事にならない。知識が不十分であっても、仕事はしなければならない。不十分ながらも知識をふり回さなければならない時だってあるのだ。
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半可通にならない方法(1)

私はヲタが嫌いである。

嫌いな理由はいくつかあるけれど、その中の一つとして「半可通のくせに他人の専門領域に平気で土足で踏み込む」というのがある。「半可通」がいっぱしの口を叩くことにイライラするのだ。それは「自分の専門」でも「(自分が見ている)他人の専門」でも同じ。特にコンピュータ業界はプロとヲタの境界があいまいだったり、特定能力に関しては「出来るヲタ」の方が「かけだしのプロ」よりも上であったりすることも多いので、よけいにその傾向がある。
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X86_64の落し穴

ファイルサーバの続き。

ハードウェアを組み上げて、電源を入れてみる。ちょっとした配線ミスを直して無事起動する。起動したら、HDDを認識させるわけだが、認識しない。

dmesgを見る限り、インターフェイスを認識しているのだが、HDDがまるで見えていない。配線ミスした時に壊したかと思い、あれやこれや配線をいじったり、SATAカードを交換してみたりとかするのだが、動かない。HDDの箱が悪いのかと思い、直接つないでみても動かない。マザーに元々あるインターフェイスにHDDを繋ぐと動くので、HDDは壊れていない。だからつまりは、インターフェイスカードがまともに動いていない。
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コミュニケーションロボット

寝てる時にふと思いついたこと。

カメラ、マイク、スピーカを、それぞれ目、耳、口のところに配置したような筐体を作って入れる。で、これをネット用の入出力機器とする。これが「ロボット」。

相手方は、HMD、ヘッドホン、マイクなぞを装備したヘッドセットを装着する。そうすると、ロボットがいる場所にいるのと同じ音が聞こえ、同じ視界が持てる。つまり、そこに行ったような気分になれる。ついでに首の向きに合わせてロボットが首を振れば、もっと臨場感は高くなる。移動とかも検出して… というのも良いかも知れない。バーチャルな郷里帰りとか、バーチャルな旅行とかに使えそうだ。身動き出来ない時(人)の暇潰しにも良いだろう。

さらに進めて、こいつら「代理ロボット」を集めて「会議」をやることもできる。ただし、代理ロボットが見えているところは、本人の映像にすげ替える。そうすると、テレビ会議にありがちのギクシャク感も低減する。

デザイン的なことを無視すれば、これらの機器は今現在秋葉で買って来るもので構成することが出来る。つまり、「夢のシステム」ではなくて「やろうと思えば作れる」ということ。実装するのも、多分「ロボコン」の類のためのロボットよりは簡単だろう。動かなくってもそこそこ機能するんだし。

暇があれば自分で作るんだけどな。

サラっとシート

ペットシートをうさぎのケージに敷いている人は多いと思う。

ところがうさぎは、「ほりほり」という行為をして、シートをボロボロにしてしまう。「ほりほり」はうさぎの本能なので、いくら叱ってもストレスになるだけで解決はしない。
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XにWindowsの窓を貼る

seamlessrdpというのを使う。

Windows側に、seamlessrdpshellをインストール(方法は件のページ)する。

X側からは、

$ rdesktop -a 16 -u ユーザ -p パスワード -r sound:remote -A -s 'C:\seamlessrdp\seamlessrdpshell "c:\Program Files\Internet Explorer\iexplore"' ホスト

のようにする。この例ではIEが起動して、Xに貼りつく。これ自体は問題なく動くのだけど、今のところ、

  • 起動したプログラムを殺すとWindowsにlogin出来なくなる
  • shellが楽でいいと思ってCMDを動かすと、その窓は移動できない
  • IMがWindows側のものになる

とかの問題が起きる。この辺を気にしなければ、特別問題なく使える。X <-> Winodwsアプリ間のCUT&PASTEも可能。動作が微妙なので、常用すると幸せかどうかちょっと謎だが、素人をびっくりさせるには良いかも。

kvmを使う

kvmのメモ

まずはカーネルの設定。

# modprobe kvm
# modprobe kvm-intel

次にネットワークの設定。しなくてもユーザモードとかでネットワークが使えないこともないのだが、固定のアドレスが振れないとか外に出れないとかとゆー面倒があるので、設定した方がいい。

# ifconfig eth0 down
# brctl addbr br0
# brctl addif br0 eth0
# brctl stp br0 off
# ifconfig br0 IPアドレス netmask ネットマスク up
# ifconfig eth0 0.0.0.0 up
# route add default gw ゲートウェイ br0

以下のように起動すると、コンソールがVNCにできる。こうしないと、コンソールとして起動されたwindowを消すと、インスタンスまで消えてしまう。

# kvm -hda イメージ -net nic -net tap -vnc localhost:0

ほとんどqemuと同じに使えるのだが、パフォーマンスは格段に良い。