Project ‘ChaosNote’ (6)

現在作っているウェブサービスにJupyterのkernel群が流用出来ないか調べていた。

IRubyのコードを読もうとしていたら、IRubyには「フォームからデータ入力する」という機能があることを発見したのだが、このデモが動かなかったので動くようにしておいた。

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ボリュームゾーンでは「年収アップ」な言語は選択しづらい

定期的に「どの言語が人気があるか」とか「収入が高いか」みたいなものが話題になる。

定期的なのは当然で、その手の調査やアンケートが定期的に行われるので、それが発表されたタイミングでネット赤新聞達がネタにして、それがネットで話題となるわけである。

人気のプログラミング言語「Python」、学べば年収アップも可能?

ところが残念なことに、そういった言語の需要そのものは少ない。

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「コピペプログラマ」を撲滅する必要はない

ちょっと古いエントリらしいがTwitterのTLに流れて来たので。

量産型プログラマを撲滅したい

頭のいいプログラムの出来る側の人の言いそうなことである。

言いたいことはよくわかるし、昔そう思っていたこともないわけではないが、今はその必要は全く感じてない。

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私が高校の「情報Ⅰ」でPythonを使うことに否定的なわけ

Twitterで断片的なことを書いて、補足補足になって面倒なことになっているので、まとめておく。

話の発端はこれ。

高校「情報Ⅰ」で研修教材 新指導要領の高度化に対応

どんなカリキュラムかは、

高等学校情報科(各学科に共通する教科)

を見て欲しい。また、このタイトルでわかることは、これは「各学科に共通」ということで、高校生全般の必修科目だということがわかる。「職業科」でもなければ、「副読本」でもない。

私はここで、「Python」が出て来ることに否定的である。理由は、

である。これについて、もうちょっと詳しく書く。

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Project ‘ChaosNote’ (5)

さらにいろいろ頑張って、かなりマトモなものになった。

本家にない機能として、マルチユーザ機能が動くようになった。つまり、サーバに1つ動いていれば、分離されたユーザ環境が用意される。つまり、一々自分の環境にインストールしなくても、サーバがあれば良いことになる。

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Project ‘ChaosNote’ (4)

さらにテストを続けて、ほぼJupyterと同等なところまで動くようになった。

IPython kernelを起動出来るようになったので、Pythonも動くしマジックコマンドも使える。私が使う範囲では、本家Jupyterの代わりに使うことも可能なレベルである。と言うか、なんか手元にインストールした本家Jupyterは

何もしないのに動かなくなってしまった

ので、そろそろこっちを実用に使うことにしようと思っている。

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Project ‘ChaosNote’ (2)

ちょっと前に、JupyterをNode.jsで書き直しているという話を書いた。

Project ‘ChaosNote’

いろいろあって手のつけられない日もあったのだが、とりあえず第一段階と考えている、

Jupyterのノートを読み込んでkernelを起動して、
そこで実行したものをノートに表示する

というところまで動くようになった。

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