どうやら、「次のステージ」はあっと言う間に来てしまったらしい。「みくみくにしてあげる」がJASRAC登録されたそうだ。あちこちに情報はあるので、リンクはなし。
だいたいにネガティブに捉えられているようで、ニコ動も荒らされている。
ちょっと「なんだかなー」とは思うが、私は「いよいよだ!」という意味で好意的。
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「初音ミクみく」より。
という記事なんだけど、この中で件の歌を「マイうた登録」している人がどんな曲を同じように入れているかという話が出ている。
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「DTMプロジェクト」のために、とりあえず色々調べ事。
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よく、ビルの照明とかでテトリスやったりという話が、あちこちのblogで紹介されてる。それ以前には、レベルインジケータだったり、ラブレターだったり。まぁありがち。
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「初音ミク」に刺激されて、DTMをまたやろうかという気になっている。
DTMについては、10年以上構想しているものがあって、それを実行に移そうと思っている。それは、「ホールをシミュレーションして伝達関数を求め、それを使ってリアルなコンサートホールでの演奏をシミュレートしてしまう」ということ。今時の計算機なら、ホールのシミュレーションもそうそう大変なことではあるまい。また、どうせ無理のない範囲でホールは使うものだから、3次元の波動方程式を解かなくても、音線図法で求めてやればいい。
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iPod touchはiTunesが内蔵されている。
これがなかなか危険物で、暇潰しにWi-FiつないでiTMSを視聴していると、つい購入してしまう。DRMがついててコピー回数制限があるとゆー扱いの面倒臭さのことも忘れて「つい」買ってしまうのだ。
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「ディスコ・キッドデー」なるイベントで、銀座のヤマハへ。
本当はコンサートとかやる予定だったはずだけど、諸伴の事情で東海林修先生オンステージ。そこで先生が、「アドリブについて」というお話をされた。
アドリブとは、決まりを守りながら自由に演奏することです。決まりを守るから滅茶苦茶にならないし、みんなが追いて来れます。みんなが追いて来れないと、意味のわからない退屈なものになります。うまく合わせられるから、スリルも楽しめます。
というお言葉。文章にすりゃあたり前のことなのだけど、言われるとちょっとした衝撃がある。上から目線の「自由について」と同じようなことを言っているに過ぎないのだけど、「なぜそうか」というのを音楽として語られると、ストレートに納得できる。
先生が「アドリブしましょー」と会場の楽器を持って来た人に言うのだけど、そんな話の後だと逆に出来なくてビビってた。
イベントはかなり少人数で、「こりゃ赤字だな」という感じだったのだけど、逆に今まで雲の上の人でしかなかった大先生と話せたりして、随分とお得だった。
イベントが早く終わったので、たむろっていたら謎の外国人が来てデモ用の楽器を弾いていた。いかにもヤンキー兄ちゃんだったのだけど、やたらにうまい。たむろっている中の一人が、「あれ、ブラストの人だ」と騒ぎ出す。そーいやー見たことがある顔だ。
普段遠くからしか見ない人達を真近に見るというのは、なかなか素敵なことだった。
レコードの頭出しをする時に、板に針を載せた状態で強制的に手でターンテーブルを動かす行為を「スクラッチ」と呼ぶ。
そういったものを扱う人達にしてみれば、ごく日常の作業でしかない。昔は私もいっぱいやったもんだ。今ならデジタル素材の頭出しなんてどうとでもなると思うのだが、アナログ素材の時にはこうするしかない。テープの時も似たような方法で頭出しをする。
もちろん今時はそんなことをしなくても頭は出るし、そうやって苦労しなくても曲はつなげる。でもなぜか世間ではあれは、「かっこういいこと」とされている。
放送屋のセンスで言えば、あの「ぎこぎこ」って音を出してしまうのは、とってもダサい行為だ。あの音は「舞台裏」のことであって、皆様にお聞かせするものは、「ぴったり頭の出た音」であって、そのための「準備」をバラしてしまうような行為は、ダサいのだ。
正しくはピッタリと音頭に合わせるのではなく、回転が安定するまでの時間を考慮していくらか前に戻しておく。まぁピッタリ合わせてから、「だいたいこんなもの」だけ前に戻すだけなんだけど。だから「ぎこぎこ」という音も、回転が安定するまでの「うぉ〜ん」も外には聞こえない。それが「普通」だった。
なんであんなものが「かっこういいこと」になっているのだろう。しかも、わざわざCDでああいった頭出しをするようなメカがあったりする。私の目には「お化粧途中で出掛けた」ようにしか見えないんで、「かっこういいこと」とは程遠いように見えるんだけど。
ちょっとした心の迷いで見てしまう。
昔、「無線と実験」で金田明彦氏が「音楽ものの映像なんて見るもんじゃない」という話を書いていた。環境映像ものではなくて、楽器を演奏している映像のものについての話なのだが、曰く「曲とシーンが合ってない」からだという。各奏者の「見せ場」がなぜか撮れていないことがあるので、見ていてイライラするということらしい。そのこともあって「音楽DVD」なるものは避けていたのだが、つい… で、やっぱりダメだった。
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