aitendoの新ラジオキット

aitendoにラジオキットの新製品が出ていたので、衝動買い。

もうちょっと正確に言うと、ぶらっとaitendoに寄ったら、在庫処分がいっぱいあり過ぎて、「この店ヤバいの?」という気がしたもので、「それなら」と思って購入。まぁ、潰れんとは思うけど。とゆーか、後日調べた感じでは、商品入れ換えっぽいけど。

買ったのは、

最強版!DSPラジオキット(表示器付)[AKIT-6955D]

まあ、全部入りって奴。店頭ではLCDがない奴しかなかったので、「LCDのついたのないの?」っておねーちゃんに聞いたら、LCDのブラ下がっているところから持って来て「これでセットにします」とか。

組立の説明が、唖然とするくらい不親切なんだけど、決まったところに部品をつっこんで半田づけすればいいだけなので、特にどうってことはない。

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とは言え、面倒臭いのは、半導体はSMDだとゆーこと。まぁ、これは若干の慣れが必要なんだけど、押さえるところさえ押さえておけば、難しいと言う程ではない。老眼の入った私でも、慣れてしまえば拡大鏡なしで出来る。チップ抵抗とかあると、拡大鏡のお世話になるのだけど、こいつはみんなリードつき。でも、普段使いよりも1桁精度の高い抵抗なのか、帯が1つ多くて、どっちから読んでいいかわからんとゆー。10kΩのはずが、どっちの端も茶色だと、わけわからん。いや、落ちつけばわかるんだが。

とか言いながら、たいして難しくもないLCDの半田付けにブリッジがあって、表示が「??」なことになって、しばらく悩んだ。だいたい、パターンがアレなせいで、LCDが逆向きになってしまうのはいただけない。スイッチにトップがついてないのも、ちょっとなぁ。別売りなんだろうか。

ピンヘッダが微妙に足りないので、手持ちを使う。とゆーか、ピンヘッダにするよりもピンソケットの方がいろいろ都合が良いので、ピンソケットにしてしまう。バーアンテナをつけるインシュロックが欠品なのか最初からないのか知らんけどなかったので、グルーガンでくっつけてしまう。

とかやってて、まぁなんとなく動くように。

これ、ケースがあれば良いんだけどなぁ。なんか適当な箱でも手に入れて来ないとダメなんかね。

個人的には、受動素子はチップにして欲しかった。その方が楽だし。あとまぁ、わかってる人はどうってことないんだけど、この手の基板を組み立てる時は、一部の例外を除けば、

背の低い部品からつける

ということは、説明書に一言書いてあっても良いんじゃないかな。慣れてると、自動的にそうやっちゃうんだけど、実はどのパーツの高さがどうだってことはわからないことも少なくないので、具体的にどの順番とか書いてあると良いなと。思わぬ出っぱりのある部品(スイッチとかLEDとか)もあるし。

いくつかの部品を実装しない穴(コネクタ関係)があるのも、説明書に一言書いておくと良いなぁ。うっかりして、1つリワークするハメになった。と言えば、コネクタ関係はとてもいい加減で、電源とかスピーカとか穴があいてるだけの上に、「説明」は写真しかないとゆー。

てーか、こいつはキットとか言いながら、組立の説明書がないんだけど。LCDの向きなんかも、シルク印刷と違うし。SMDな部品の上手な半田づけとか、知らないと厳しいだろう。もしかして、知らない奴って、

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こんなコテ先が必要とか思ったりしちゃうんだろうか? もちろんこれでやれないわけじゃないけど、48pinとかこれでやったら、普通は死ねるw

そう言えば、「ラジオキット」とか作ったのどれくらいぶりだろう。それなりに電子回路がわかるようになったら、「ラジオキット」とかには手を出さなくなるものなので、本当に大昔の記憶しかない。初めて半田づけを覚えた、小学生の頃に作った「ゲルマラジオキット」以来な気がする。そんなものであっても、作って音が出ると楽しいものなので、ブレッドボードばかりいじってる人は、こういったのをやってみるのも悪くないよ。まぁ、こいつはキットの完成度としては低いので、あまり初心者にはお勧め出来ないけど。