記者の対応のこと

またギャラの話になるんだが。

俺がいままでマスコミに取材されてもらったギャラと、記者への印象

この手のことは、今まで何度も血祭りに挙げているんで、「またか」なネタなんだが。

この話になると、真っ先に思い出すのは、「日経メディカル」の某記者である。「某」と書くのは別に匿名にしたいわけじゃなくて覚えていたら実名にするところなんだが、あまりに不愉快だったので記憶から消したので思い出せないだけだ。

まだ医師会の仕事をしてた頃に、知り合いの山崎記者の紹介で来た記者が不愉快極まりなかった。確か、医師会長が坪井さんから植松さんに代わった時の話だったと思う。

こっちは別に医師会のスポークスマンではないし、別に医師会の利益代表でもないのに関わらず、なんか話の途中から喧嘩ごしになって来た。私は自分の理解している範囲での医師会の立場を解説してやってるだけなのに、なんだか知らないが私が医師会の利益代表であるかのような、そういった態度になって来る。あまりに不愉快だったので、

帰れ!

と言いたいところなのだが、知り合いの記者の手前と「医師会の代表という幻想」とがあって、我慢し続けた。

当然、そのインタビューの後で礼を言われたこともないし、何かの記事になったかどうかも連絡がないし、もちろんギャラの類なぞあるわけもない。

良い思い出があるのは、「朝日新聞」。取材してくれたのは、大鹿記者だったのだが、ちゃんと事前に調べて来てるし、あまり「シナリオ」を強いるところもなかった。終わってから「ギャラとか出せないので」ということで、当時住んでた原宿まで

朝日新聞の旗のついた車

で送ってくれたので、ちょっと嬉しかった。

他はまぁこんなものかなという感じ。だいたいのイメージとして、保守的な老舗メディアはいろいろ配慮してくれる。アナーキーな新興のメディアは何もしてくれないし、態度もよろしくない。これは政治的な立場と言うよりは、「守備範囲としている世界での立場」としてなのだけど。