秋葉に新しく出来たようだ。
秋葉原にある、うさぎ専門店「キャンディフルーツ うさぎの館」
うさぎと聞いてw
個人的には、あまりこういった「動物カフェ」っていいイメージがない。動物園が小動物でやっている「ふれあい動物園」の類もあまり好きではない。でも、ここはいいかなーって思った。
名前でわかるように、「キャンディフルーツ」だ。「キャンディフルーツ」ってのは、要するに「メイド屋さん」で、あちこちでメイドなんとかをやっている。
メイド眼鏡屋とか、メイドハウスキーピングとか。まーハウスキーピングはメイドの仕事だから、ある意味正しい。
秋葉に住んでると、メイドにはいろいろと思うところがあるのだけど、ここはマシな方のメイドだと思う。とは言え、「うさぎカフェかよ…」と思ったのも事実。
日高屋の裏から入るようになっているのだけど、なんか怪しい。しかも、あまり看板が出てないんで、「どこ?」とか思う。9Fなんだけど。
入口もしっかり締まっているビルの入口なんで、いかにも怪しいものがありそうで、怯む。それにも負けずに入ると、なんとなく保育園みたいなスペースが作ってあって、そこに客席あってうさぎがいる。あー、メイドさんとバニーガールじゃないウサギコスの人もいる。そのスペースの壁にはペット商の許可証が貼ってる。ここは生体販売もしているらしい。
入ると、店員にいろいろ注意事項説明をされる。初めての客にはやっているんだそうだ。説明の内容は、極めて妥当。うさぎ初心者には必要だろう。
「うさぎ飼ってらっしゃいますか」
とか聞かれるんで、もちろん「はい」と答える。
開店してすぐだからか、生体販売してるせいか、生後1~2ヶ月くらいのうさぎがいっぱいて、走り回っている。こりゃ普通のペットショップのうさぎよりも幸せだわ。あんな広々と走り回れるうさぎ環境って、なかなかない。うさぎは無理に抱いたりしなければストレスを感じるものではないので(てか、人間の存在は空気なんだよ)、走り回っているのを愛でている分には、うさぎは幸せなはず。適当に人に触られているうさぎは、人馴れもしやすいから、優良うさぎになれるだろう。
まぁ相手は動物だしうさぎなんで、こちらの思惑通りに行動してはくれない。それはお店にとってもそうだし、客にとってもそう。上級のうさぎ飼いにとっては、
それがうさぎの魅力
なのだけど、素人には気の毒かも。まー、下手に触ったりしなくても、見てるだけでかわいいし、私も走り回てるのを見るだけで満足なんではあるけど。
うさぎだし子ウサなので、ウンコをその辺に転がしてる。こちとら慣れているので、「まぁ落ちるよね」って思うけど、それが嫌な人はダメだろうな。店員は慣れてるらしく、ほいほいと手で拾ってゴミ箱に。これを平気で出来るのを見て、安心出来た。
そんなわけで、事前に持っていたアレなイメージは、かなり払拭された。なかなかうさぎ充をするにはいい場所だった。特に、「かわいい子うさ」の時期ってのは、高々数ヶ月なので、そういった時期だけ楽しみたいとゆー向きには(世の中そんな人は多い)、家にうさぎを飼うよりもいいと思う。つまり、
クラウドうさぎ
なわけだ。
ただ、ここのうさぎを愛でてから家のうさぎを見ると、彼女いるのにキャバクラに行ってしまった的な申し訳なさを感じてしまうのが、なかなか微妙なところだ。1時間1600円ってのは、原価的には「それで出来るのか?」的な廉価だと思うのだけど。
PS.
「ふれあい動物園」の類は生体の消耗が激しい。そもそも、子供相手なので、いくら注意をしても無茶なことをする子供はいるもんだ。それに動物は「触れる」ってのは、たいていはストレスなので、それで神経症になる。触り方次第でもあるのだけどね。消耗した生体は猛獣の餌とかって話なのも微妙。
牛久大仏のところにも、うさぎが触れるところがあるのだけど、ここのは微妙にかわいそうだった。まぁ自然だってのは悪くないとは思うけど。