山の用語集(一般編) 主に「孤高の世界」で使用している「山の用語」を中心に解説します。下記リスト中の(D)はドイツ語、(E)は英語、(F)はフランス語、(J)は日本語で表しています。また、山の用語集(簡単編)は、次項に表しています。 |
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| ◆ア行◆ | ||
| ■アイスバーン Eisbahn (D) 凍結して氷のようになった雪面のことで、通常、一度解けた雪が再び凍るとこのようになる。 ■アイゼン Eizen (D) 鋭い金属の爪がついた滑り止めの金具で、登山靴の底につけて使う。10本爪や12本爪のものが普通だが、夏の雪渓歩行用に4本爪の簡易なものもある。英語ではclimbing irons、フランス語ではcramponという。 ■アップザイレン Abseilen (D) 岩登り時に、ザイルを用いて岩壁を下降することを言います。日本語では「懸垂下降」と言われています。 ■アブミ (J) いわゆる縄ばしこで、オーバーハングを登攀する時などに用います。 |
■アンザイレン Anseilen (D) 登高時にパートナーとザイルで結び合うことを言います。 ■アンサウンド Unsound (E) もろい岩のことを言う。正確にはunsound rockが正しい。 ■エイト環 Eight-ring (E) 8の字状の器具で、懸垂下降時の制動用、および確保時の制動用として用いる。 ■オーバーハング Over hang (E) 岩壁の状態が90°以上に傾斜している場合や、庇状にせり出している状態をいいます。 |
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| ◆カ行◆ | ||
| ■カモシカ山行 (J) 最小限の行動食で、夜通し歩く登山形式のこと。体を鍛えたり、自分の体力の限界を把握するなどの目的に限って行う。 ■ガリー Gully (E) 幅のある急峻な岩溝のことを言います。 ■カラビナ Carabiner (E) バネ式の開閉部を持つ金属製の輪で、確保点とザイルの仲介に使用する。 ■カンテ Kante (D) 岩壁を分ける稜角のこと。 ■キックステップ Kick step (E) アイゼンを装着しないで、登山靴のまま、固くなった雪面につま先を突き刺すようにして登る技術。 ■キジ撃ち (J) 山での排尿、排便のこと。小キジ、大キジなどと言う。ちなみに、オナラは空キジと言うが、広く使われているかどうかは定かでない。また、女性はお花摘みなどと言うこともある。 ■キレット・切戸 (J) 山稜が鋭くV字状に深く切れこんで低くなっている鞍部のこと。カタカナで書かれることが多いが、日本語である。 ■グリセード Glissade (E) 雪渓などの上をピッケルで制動をかけながら下ることを言います。これをもじって、雪面に尻餅をついたまま、ピッケルで制動をかけながら滑り降りる様を「シリセード」と言ったりします。(もちろん、英語ではありません。) |
■グレイド Grade (F) 岩場の難易度を表す等級づけを言う。UIAA(国際山岳連盟)の表記では、フリークライミングではT〜Y+までの12段階、人工登攀ではA0〜A3までの4段階に分けられている。(詳細は本ページの末尾を参照して下さい。)この他にアメリカ独自の表記システムもある。 ■クラック Crack (E) 手先や足などが入る程度の幅の岩の割れ目を言います。 ■ゲレンデ Gelaende (D) 岩登りの練習場をさします。 ■コル Col (E) 尾根上の鞍部のことです。 ■ゴルジュ Gorge (F) 沢などの両岸が切り立った場所を言います。 → 廊下 ■コンティニアス Continuous (E) お互いにザイルで結んだまま、同時に行動することを言います。 |
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| ◆サ行◆ | ||
| ■ザイル Seil (D) 登山用のロープのことを言います。太さは8〜12ミリ、長さは30〜80メートルなどのものが良く使われます。 ■シュラフ Schlafsack (D) 袋状になった寝具のこと。寝袋とも言う。冬山などでは保温性と軽量化から羽毛で出来たものを使うことが多い。 ■シュリンゲ Schlinge (D) 懸垂下降時や確保時に使用するザイルの輪を言います。太さや大きさは目的に応じて様々です。 → 捨て縄 ■森林限界 (J) 針葉樹林帯などからハイ松など背の低い樹木に変わる地点(標高)。 ■スタカット Staccato (E) ザイルで結び合った仲間のうち、常に一人が行動し、他の者は行動している者を確保する登山形式。(対語:コンティニアス) ■スタンス Stance (E) 足場のことです。 |
■捨て縄 (J) 懸垂下降時や確保時に使用するザイルの輪を言います。太さや大きさは目的に応じて様々です。 → シュリンゲ ■スパッツ Spats (E) 靴の中に雪や雨が浸入するのを防ぐために、足首に付けるカバーのこと。短いものをショートスパッツ、膝までの長いものをロングスパッツという。 ■スラブ Slab (E) 滑らかな一枚岩のことです。 ■雪庇 (J) 「せっぴ」と読む。稜線に積もった雪が風下に張り出し、ひさし上にのびたものをいう。冬山では雪庇の有無とその大きさを的確に判断することが要求される。 ■ゼルブスト Selbstband (D) 岩登りで、安全確保用に体に装着するベルトのこと。上半身用、下半身用、全身用のものがある。 → ハーネス ■遡行 (J) 沢や川を上流に向かってさかのぼること。 |
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| ◆タ行◆ | ||
| ■高捲き (J) 沢登りで正面の滝などを登らずに、横の壁などを登って迂回すること。 ■チムニー Chimney (E) 岩壁上に出来ている岩の割れ目を言うが、一般にはその中に人が入って上れる程度の幅のものを言う。 ■チョックストーン Chock stone (E) チムニーや岩の割れ目にはさまっている岩をいう。 ■ツァッケ Zacke (D) とがったものの意だが、登山ではアイゼンの爪などをさす。 ■ツェルト Zelt (D) 小型軽量の簡易テントのこと。 |
■テラス Terrace (E) 岩壁の途中などにある岩の棚をいう。 ■徒渉 (J) 沢や川を歩いて渡ること。 ■トラバース Traverse (E) 岩や山の斜面を横断することをいう。 ■トレール Trail (E) 雪渓の上やブッシュの上につけられた踏跡をいいます。 |
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| ◆ナ行◆ | ||
| ■ナイフリッジ Knife ridge (E) やせ細ったナイフの刃のような稜線のことです。 |
■ニードル Needle (E) 針のようにとがった岩峰をいう。 |
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| ◆ハ行◆ | ||
| ■ハーケン Haken (D) 岩登りの時に岩の割れ目に打ち込んで、確保の支点などに使われる道具で、目的に応じて様々な形状のものがあります。 → ピトン ■ハーネス Harness (E) 岩登りで、安全確保用に体に装着するベルトのこと。上半身用、下半身用、全身用のものがある。 → ゼルブスト ■バットレス Buttress (E) 山を支えるかのような形状の急峻な岩壁をいいます。日本では北岳バットレスが有名です。 ■バンド Band (E) 岩登りでは帯状の棚のことを言います。 ■ピッケル Pickel (D) ツルハシ状の杖で、雪上歩行時のバランス確保や滑落停止時などに用いる。 ■ピッチ Pitch (E) 岩登りではビレーポイントから次のビレーポイントまでの切れ目を言う。尾根歩きでは、休憩をとる毎の登高の切れ目を言う。 ■ピトン Piton (F) 岩登りの時に岩の割れ目に打ち込んで、確保の支点などに使われる道具で、目的に応じて様々な形状のものがあります。 → ハーケン ■ピナクル Pinnacle (E) 岩峰や岩の突起をいう。 ■ビバーク Bivouac (F) 登高中に夜になってしまった時に、その場で一夜を過ごすことをいいます。 ■ビレー Belay (E) 岩登りで確保することを言います。 ■フェイス Face (E) 岩面のことですが、特に平面状の形をした岩面を指すときに使われます。 |
■ブッシュ Bush (E) 藪(やぶ)のことをいいます。 ■淵 (J) 沢で水深が深くなり水が淀んだところをいう。 ■フランケ Flanke (D) 尾根の側壁のこと。 ■フリクション Friction (E) 摩擦の意だが、クライミングでは岩に対して体や手足の摩擦で登ることをフリクション・クライミングという。 ■ブロッケンの妖怪 Brocken (D) 雲やガスに覆われた中で、山頂に立つ人の影がその中に映し出され、そこから何重もの虹色の光の輪が放たれる現象を言う。語源はドイツ・ハルツの森にあるブロッケン山でこの現象が報告されたことに由来する。私の7年間の山行経験の中では、一度だけこの現象に遭遇しました。(1973年8月 後立山連峰にて) ■へつる、へつり (J) 沢で水際の岩壁をはりつくようにして進む様。 ■ホールド Hold (E) 手がかりのことを言いますが、フットホールドと言えば足がかりのことです。 ■ボルト Bolt (E) 岩壁にハーケンなどを打ち込める割れ目が無い時に、キリ状の道具で穴をあけ、ここに打ち込んで支点を確保し、登攀を可能にするものです。一度打ち込んだボルトは取り外すことは出来ません。 ■ホワイトアウト Whiteout (E) 濃霧などで視界が利かなくなること。特に雪上でこれに見舞われると、ルートを間違い易いので危険である。 |
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| ◆マ行◆ | ||
| ■モルゲンロート Morgenrot (D) 朝焼けのこと。 |
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| ◆ヤ行◆ | ||
| ■ヤッケ Jacke (D) 防風・防寒用の上着のこと。 |
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| ◆ラ行◆ | ||
| ■ラッセル (J) 深い雪を踏み分けながら、道を切り開いていくこと。語源はRussell除雪車から来ている。 ■リス Riss (D) 岩の割れ目のことですが、ハーケンなどが打ち込める小さな割れ目を意味します。 ■リッジ Ridge (E) 稜線のことです。 |
■ルンゼ Runse (D) 水や雪の流れにより削られてできた岩溝を言います。 ■廊下 (J) 渓谷や沢などの両岸が切り立った場所を言う。ゴルジュと同意語だが、日本ではある程度連続しているゴルジュを廊下と言う。 → ゴルジュ |
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| ◆ワ行◆ | ||
| ■わかん、かんじき、わかんじき (J) 雪上歩行時に、足が雪に潜るのを防ぐ為に靴に着ける楕円状の輪のこと。 |
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| ◆◆ 日本でのアルパイン・クライミングのグレイド ◆◆ | |
| フリークライミング ※下記は国際山岳連盟(UIAA)のグレイドです。 | |
| T | ハイキング |
| U | 時々手を使って登る簡単な岩登り |
| V | 手足のバランスでの岩登り |
| W− W W+ |
ザイル確保が必要な岩登り |
| X− X X+ |
ザイル確保が必要な岩登り |
| Y− Y Y+ |
ザイル確保が必要な岩登り |
| ※グレードが上がるにつれ難易度が増す。 | |
| 人工登攀 ※下記は日本独自のグレイドです。 | |
| A0 | プロテクションをホールドにして登る |
| A1 | プロテクションがしっかりしている。アブミの動作はやさしい |
| A2 | プロテクションの感覚が遠いか、壁の傾斜が強い。アブミの動作がやや難しい。 |
| A3 | プロテクションが不安定で、壁の傾斜が強い。アブミの動作が難しい。 |
山の用語集(簡単編) 安全登山で山歩きを楽しむための、必要最小限と思われる山歩き用語です。 |
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| 頭 文 字 |
用 語 | 用 語 の 説 明 |
| あ 行 |
アイゼン | 鋭い金属の爪がついたスリップ止めの金具。登山靴の底につける。 |
| アクシデント | 事故、遭難。 | |
| アプローチ | 登山口や登山道までの取り付け。 | |
| アルバイト | きつい登り。無駄な動きをすること。だらだら歩くこと。 登り降りが激しかったり、道が荒れてしたりして、体力を消耗するような状態を「アルバイトがきつい」という。 学生が夏休みに山小屋で働くこと。 |
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| 右岸・左岸 | 沢や川の上流から見て、右が右岸左が左岸。 | |
| 浮き石 | 不安定な石 | |
| エスケープルート | 事故などで予定したコースを省略したり、危険個所を避けるためのコース | |
| か 行 |
カール | 氷河の侵食で円形(U字型)に窪んだ谷。山頂直下の斜面が、まるで巨大なスプーンででもえぐられたかのように窪んでいる地形。Kar[カール] |
| 肩 | 人の肩にあたる部分で、山頂近くの平坦地 | |
| カヤト | カヤやススキの生えた場所。トはところの意味。 | |
| ガレ場 | 大小さまざまな石がゴロゴロ散乱しているところ。崩壊地。ガラ場ともいう。 | |
| キックステップ | 雪の斜面に靴をけり込んで登降する技術。 | |
| キレット | 稜線の鋭い切れ込み。 | |
| 草付 | 岸壁などの急斜面に草の生えているところ。 | |
| ケモノ道 | シカなど、動物の通行で自然に出来た道。 | |
| ゲレンデ | スキーや岩登りのための練習場、スキー場。本来は広々とした野原のこと。「険しい岩場」 | |
| ケルン | 山頂や登山道を表すために円錐型(三角型)に小石を積んだもの。数個の石を積み重ねたものもある。 一般に道標として使われるが、遭難者を弔って積んだり、そこに来た記念に積む人もいるので、そうしたケルンを道標と間違えないこと。道標とする場合は、ルートと平行に(ルートに沿って)詰む。落石の危険がある場所では積まない。 |
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| 高山 | 標高の高い山、あるいは山岳地。特に定まった定義ではないが、標高2500m程度以上を高山といい、標高1000m以下を「低山」という。 | |
| ゴアテックス | 防水性はもちろん、透湿性を持つ繊維。漏れない、蒸れないという雨着の条件にぴったりの素材。 | |
| ゴーロ | 岩石がゴロゴロ敷き詰められたような場所。 | |
| さ 行 |
最高点 | その山で標高のいちばん高い地点。一般に三角点を設けている場合が多いが、三角点がある位置が必ずしも最高点とは限らない。 |
| 里山 | 都市と自然の間にあって、人が利用してきた(いる)森林をいいます。 今、多くの里山は、昔と比べ、あまり利用されていません。フォレスタヒルズでは、20世紀前半までの利用されていた日本の里山をモデルにしています。 |
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| 沢 | 川から谷、谷から沢と、その規模によって呼び方が変わる。 | |
| 雪屁「せっぴ」 | 稜線に積もった雪が風下に張り出し、ひさし上にのびたもの。踏み抜かないように注意が必要だ。 | |
| 3点支持 | 両手・両足の4肢のうち1肢だけを動かす岩場での基本技術。 | |
| 三角点 | 三角測定によって求められた基準点。山頂など見通しのよいところに設置されている。 | |
| 縦走 | 山頂から山頂へと尾根沿いに山頂をたどること。 | |
| 森林限界 | 針葉樹林帯から低木帯に変わる地点。 | |
| スノートレッキング | 軽アイゼンで行ける程度の軽い雪山。 | |
| スプーンカット | 雪渓上に見られる、スプーンでつくったような凹凸。 | |
| た 行 |
耐風姿勢 | 冬山で強風や突風から身を守るための姿勢。両足を開き、ピッケルを雪面に深く突き刺さす。ピッケルを両手で握り、頭を低くして風に備える。 |
| ダイヤモンド富士 |
富士山から朝日が昇る時に、あるいは夕日が沈むときに、太陽が発する光彩。その風景。 | |
| 池塘 | 湿原に点在する小さな池。 | |
| ツアー・ツアー登山 | 遠出、小旅行。旅行会社や登山教室などが参加者を公募して実施する団体登山。 |
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| 吊り尾根 | 山頂と山頂を結ぶたわんだ尾根。 | |
| 出合 | 2本の川が合流する地点。 | |
| テルモス | 山歩きで使う保温性の優れた小型ポット。高価だが軽いチタン製もある。 | |
| 峠 | 山と山の間で、低くなっている場所。馬の鞍を置く場所に似ていることから、鞍部ともいう。 | |
| 登山 | 山に登ること。⇔下りること=下山。 アルピニズム=より困難を求める"スポーツ"としての登山行為。 クライミング=険しい岩壁や氷壁を"よじ登る"こと。 ワンダーフォーゲル=軽い"山歩き"、険しい山は対象としない。 ハイキング=自然に親しむために野山を"歩く"こと。徒歩旅行。 ピクニック =野外で"食事"をすること。遠足。遊山 キャンプ="テント"を張って炊事や宿泊をすること。天幕生活。 |
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| 登山者と登山家 | 登山者は、(一般的に)山に登る人、いま山に登っている人。 登山家は、登山を趣味や職業にしている人。登山に関する高い技術や知識をを持った人。 |
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| トラバース | 山腹などを横切ること。 | |
| トレッキング | 登頂を目的とするのではなく、山の麓をのんびり歩くことをいう。現在は軽い山歩き、ハイキングを含めている。 | |
| な 行 |
難易度 | ガイドブックなどで、登山コースの難しさをあらわす度合い。 分類の一例、【初心者向き】=登山経験があまりない人、【一般者向き】、【健脚者向き】=歩く距離が長い、【熟達者向き】=一定レベル以上の登山技術を要する。 他に、体力、技術、危険度などを加味する場合もある。通常A、B、C、CCなどで表している。 |
| は 行 |
日本三名山 | 形が優れているとか、歴史があるなどで、名高い日本の三座の山。一般に富士山、立山、白山が三名山といわれる。 これは信仰の山としての三名山だが、登山における三名山は槍が岳、穂高岳、剣岳であろう。 |
| ハイキング「ハイク」「徒歩旅行」 | 自然に親しむために野山を歩くこと。標高のあまり高くない山に登ること、軽い登山。命名者はボーイスカウトを創設したペイデン・ハウエル将軍。 「ハイキングシューズ」=ハイキング用の軽登山靴。【ハイキングコース】{J}=ハイキングに適した道(コース)。あまりきつくない登山道。 |
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| パーティ | 一緒に山に登る仲間、グループ。 | |
| パッキング | ザックに荷物を詰めること。 | |
| ビバーク | テントではなく、ツェルトなどの軽い装備で露営すること。 | |
| 百名山 | 深田久弥氏の百名山が有名。他に関東百名山、県別の百名山などがある。 | |
| 疲労凍死 | 寒さだけでなく、疲労は空腹という条件も関わる。道に迷ったときなどはむやみな歩き回らず、早めに条件のよい場所で食料を口にして体力の消耗を防いだ方がよいとされる。 | |
| フィックスロープ | 岩場やガレ場などの危険とみられる場所で、安全のために固定されたロープそのものが古かったりすることもあるので、安全性を確認してから使用すること。 | |
| フライ(フライシート) | 雨を防ぐため、テントの本体にかぶせるシート。 | |
| ポッカ | 思い荷物を背負うこと。ポッカ訓練という山行もある。 | |
| や 行 |
藪こぎ | 道のついてないところを、藪や木をかきわけて進むこと。 |
| 山 | 平地よりも高く隆起した地塊。山岳呼称の代名詞。木が生えていて高くなっているところ、木がなければ【野】という。 古来、山は神々が降臨し鎮座する場所、神々の集うところ、祖先の霊の宿る世界と考えられてきた。登山者ごときが土足で踏み込む場所ではない。 山名に付く語には、山、岳(嶽)、森、峰などがある。山が一番多く使われており、「やま」「さん」「ざん」「せん」と読む。一般に信仰の対象になっている山は「さん」(漢音読み)「せん」(呉音読み)と読むことが多い。富士山など。「せん」は中国地方に多い。大山(だいせん)、氷ノ 山(ひょうのせん)など。 岳は、一般に高くて険しい山、岩稜からなる山に付くことが多い。中国、四国地方には岳のつく山は少ない。 森は、青森、秋田、岩手、愛媛、高知に多くある。頂上は深い森林ではなく笹原やかやとになっているものが多い。 |
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| ヤッホー | 登山者間の合図や挨拶に使われる呼び声。山頂で上げる歓声。 語源は、ヨーデルのかけ声「イヨッホホホー」から、あるいは、遠くにいる人に呼び掛ける「ほーい、ほーッ」からとも。 遠くにいる人を「おーい、おーい、おーい」と呼んではいけない。救助を求めていると間違えられる。そのために「ヤッホー」が使われた。 |
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| 山歩き | 登山。趣味で野山を歩くこと。「山登り」は高山に登ること。 |
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| 山言葉 | 猟師や樵(きこり)などが山に入ったときだけに使う言葉。⇒またぎ | |
| ら 行 |
落石 | 風化した岩が自然に落ちる自然落石、登山者が不注意で落とす人工落石とがある。 |
| ラッセル | 深い積雪の中を、雪をかきわけ踏み固めながら進むこと。 | |
| リーダー | パーティの指揮をとる人。人数の多い場合はサブリーダーをおく。 | |
| 稜線 | 山の背にあたる部分。尾根。 | |
| リングワンデリング | 地形に変化の乏しい場所で、知らず知らずのうちに輪をかくように回ってしまうこと。 | |
| ルート | 登山路。 | |
| 廊下 | 谷の両岸が、垂直の岸壁となってせばまっている場所。 | |
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