おひさま牛スジ肉の煮込み料理

2003.01

「きらぴか」の公称出力は220ワット。熱帯魚の水槽用のヒーターは15ワットぐらいだったと思うのですが、間違うと熱帯魚がゆだってしまう事件をおこしたりします。ゆっくり煮込むのに瞬間的パワーはいらないんですね。中華料理をするのなら、鍋の底がとけそうなぐらいの巨大なパラボラが必要になりましょう。

煮込み料理といえば、硬いお肉。それも煮込めば煮込むほど美味しくなるもの。なんでしょうか?スーパーを物色してあるくをぢさんと化したわたしは牛スジ肉に目をつけました。

う、うまそう!

と、いうわけで「きらぴか+黒鍋」で牛スジを煮込みました。ショウガ一かけとネギの青いところをいれて肉と水をセットしたら子供たちと近くの里山に冬鳥を見にゆきました。ちょうど1時間のハイキングコースです。オオハクチョウやいろいろな種類の鴨を見ながら里山の池を一周して帰ってくるとフツフツと太陽熱で黒鍋が音をたてています。照準器で太陽の道筋の少し先に合わせて、ミニミニハイキングの間に温度が上がるようにしておいたのでした。黒鍋からはアブラが浮いてきてプチプチとフタのすき間から飛んで「きらぴか」の下部に白いヘッド(牛のアブラ)が付きます。鍋のフタが熱いせいで水煮でないときはアブラがフタまで上がってきてしまうのです。パラボラ自体はこの冬の寒さで数度の温度しかないから牛のアブラは固まってヘッドになってしまうのでした。

里山探検から戻ると、鍋に、酒、醤油、花見糖をざっと加えてさらに煮込みます。
う〜ん、調味料とアブラがあると「きらぴか」は随分汚れてしまいます。取り扱い説明書には洗っちゃえばいいとかいてありますが、私は石けん水を吹いて柔らかい布でふき取りました。もちろん調理中なので、パラボラの向きを変えないよう後ろから手でそっと支えて静かに注意深くやりました。鍋の台はパラボラとは独立になっているので、煮立った鍋が手の上にあるのだと思っても意外と安全だな、と思わせます。でも、充分に注意しなくちゃいけません。

さて、晩ご飯。おひさまのお陰で一品増えました。というよりメインディッシュはお日様ががつくってくださったのです。まさに自然のめぐみに感謝!です。仕上げに煮汁で煮込んだ大根を合わせました。私も息子も娘も妻も、うんまい!と言ってぱくつきました。

ところが!

茹でこぼさなかったので、油っ気がおおすぎて胸焼けがしてしまいました(苦笑)。

教訓:アブラの多い肉類をコトコトおひさま煮込みをするときには、茹でこぼすべし!!「きらぴか」が悪いんじゃありません。

牛スジ肉300グラム
ショウガ一かけ
青ネギ適宜
砂糖小サジ1.5
料理酒50ミリリットル
醤油大サジ2
(仕上げに煮汁で大根を適量煮込む)

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